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株式会社イード

カブシキガイシャイード上場サービス業6038EDINET: E31343
IID, Inc.
決算期: 06月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
60.9億円
0.65%
営業利益 (FY25)
4.6億円
12.21%
経常利益 (FY25)
4.5億円
17.15%
純利益 (FY25)
3.1億円
88.96%
総資産
62.5億円
0.27%
自己資本比率
74.2%
ROE
7.0%
3.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社イードは、自動車・ゲーム・教育など専門ジャンルのWebメディアを中心に、広告・データ・コンテンツを提供するクリエイタープラットフォーム事業(CP事業、売上比率約91.5%)と、リサーチソリューション・メディアコマースを提供するクリエイターソリューション事業(CS事業、同約8.5%)の2本柱で事業を展開している。M&Aを通じた事業拡大を成長戦略の中核に位置付け、2019年以降売上高は52億円から61億円へ段階的に拡大してきたが、FY2023以降は成長が踊り場に入っている。 FY2025(2025年6月期)は売上高6,085百万円(前期比-0.7%)、営業利益460百万円(同-12.2%)と主要指標は前期割れとなったが、CS事業での大型案件減少が主因であり、CP事業は売上高・営業利益ともわずかながら増加した。純利益は投資有価証券売却益75百万円等の特別利益計上により308百万円(同+88.8%)と大きく改善し、ROEは7.0%。現預金36億円と無借入に近い財務体質を保ちつつ、AI活用・M&A・収益多様化を軸とした次の成長フェーズを模索している段階にある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: CP事業(約91.5%)はネット広告152億円・データコンテンツ250億円・システム113億円、CS事業(約8.5%)はリサーチ等で構成される。
  • 2顧客: 自動車・ゲーム・教育等の専門ジャンルWebメディアを通じ、広告主企業および一般ユーザーの双方にサービスを提供している。
  • 3価値提案: 専門性の高いWebメディアのPV・UUを集客基盤に、広告・データ販売・サブスクと多層的なマネタイズで顧客企業のマーケティングを支援する。
  • 4成長手法: M&Aでメディアやコンテンツ資産を継続取得し、既存ポートフォリオとのシナジーで収益規模を段階的に拡大するアセット積み上げモデルである。
Risks · リスク要因
  • 1検索エンジン依存: GoogleのSEOアルゴリズム変更により主要メディアへの流入が急減するリスクがあり、実際にAI検索の台頭がオーガニックトラフィックに圧力をかけつつある。
  • 2広告収入の景気連動性: CP事業売上の相当部分を占めるネット広告はマーケティング予算に連動するため、景気後退局面では売上・利益が同時に圧迫されるリスクがある。
  • 3M&A失敗リスク: 買収メディアが計画通りに収益化できなかった場合ののれん減損や追加費用の発生が、FY2025末にものれん残高が残存しており業績変動要因となる。
  • 4AIによる事業環境の構造変化: 生成AIの普及でコンテンツ需要やSEO効果が根本的に変容した場合、既存Webメディアモデルの収益基盤が毀損されるリスクが中長期的に高まっている。
Strengths · 強み
  • 1M&A実績: 設立以来、多数のWebメディアをM&Aで取得・統合しており、専門ジャンルに特化したメディアポートフォリオを構築している点が差別化要因である。
  • 2財務健全性: FY2025末の現預金は36億円、負債合計は前期比-19.4%の16億円まで圧縮され、次のM&A投資余力を十分に確保している。
  • 3ニッチ特化型集客: 自動車・ゲームなど購買意欲の高い専門ユーザーを集めるメディア特性が、広告単価および広告主との直接取引を支えるKPIとなっている。
  • 4多様な収益構造: ネット広告・データコンテンツ・システム・リサーチと4系統の収益源を持ち、景気後退局面でも一定の耐性を備えた収益ポートフォリオを有している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1AI関連新規サービス創出: AIを活用した事業環境の変革期に対応し、既存CP・CS事業の重点項目をシフトしつつAI関連の新規サービスを創出することで次の収益柱を構築する方針である。
  • 2M&A継続・シナジー強化: WebメディアやコンテンツのM&A検討体制を強化し、取得後の共同プロジェクト推進によるグループ内シナジー発揮の体制を整備して事業領域を拡大する。
  • 3収益ポートフォリオ多様化: サブスクリプション課金・EC支援・企業内人材育成支援など直接課金モデルを拡大し、広告収入への過度な依存を2027年度までに段階的に低減する方針である。
  • 4エンジニアリング力強化: カンボジアのオフショア拠点BENITEN社との連携を深め、AIをはじめとする新技術の利活用と「iid-CMP」への新機能開発を加速して競争力を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績概要: 売上高6,085百万円(前期比-0.7%)、営業利益460百万円(同-12.2%)とトップラインは微減。CS事業のリサーチ大型案件減少が主要因で、セグメント利益は前期比-78.0%と大幅減少した。
純利益+88.8%の大幅増益: 投資有価証券売却益75百万円および事業譲渡益20百万円の特別利益を計上し、純利益は308百万円と前期の163百万円から約1.9倍に拡大した。
CP事業は増収増益: ネット広告売上が前期比+2.6%、データ・コンテンツ提供売上が同+5.7%と改善し、セグメント売上5,569百万円(同+1.2%)・営業利益440百万円(同+1.9%)と底堅く推移した。
財務体質改善と株主還元: 長期借入金を前期比262百万円削減し、自己株式取得73百万円・配当67百万円を実施するなど株主還元と財務健全化を並行して進めた。
02

業績推移

売上高
60.9億円0.7%FY25
020406080FY20FY22FY24
営業利益
4.6億円12.2%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
3.1億円89.0%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0255075100FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高51.952.754.155.760.761.360.9
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益6.45.75.24.6
経常利益3.12.84.66.45.75.54.5
純利益1.91.04.74.52.81.63.1
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産32.539.847.251.756.662.762.5
純資産 (自己資本)23.629.734.538.341.742.746.4
自己資本比率 (%)72.774.673.074.173.768.074.2
現金及び預金15.320.129.329.128.436.136.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF3.03.63.86.53.58.34.9
投資CF▲2.5▲4.41.6▲5.1▲1.6▲2.9▲0.9
財務CF▲4.05.73.6▲1.7▲2.72.2▲4.2
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
62.64
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
7.0%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

CreatorPlatformBusinessReportable0.091.5%0.00兆7.9%
CreatorSolutionBusinessReportable0.08.5%0.00兆3.9%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
120
平均年齢
42.2
平均勤続
12.2
単体 平均年収
593万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1エキサイト株式会社0.7百万株14.53%
#2株式会社博報堂0.5百万株10.64%
#3株式会社マイナビ0.4百万株8.22%
#4宮川 洋0.3百万株5.62%
#5株式会社ティーガイア0.3百万株5.14%
#6永井 詳二0.2百万株3.11%
#7株式会社ポプラ社0.1百万株3.08%
#8中坊 勇太0.1百万株2.36%
#9イード従業員持株会0.1百万株1.89%
#10吉野 弘彦0.1百万株1.86%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
22.00+8
配当性向
43.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY23
12
FY24
14
FY25
22
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。