株
株式会社Gunosy
カブシキガイシャグノシー上場サービス業6047EDINET: E31454Gunosy Inc.
決算期: 05月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
61.0億円
16.97%営業利益 (FY25)
5.8億円
721.43%経常利益 (FY25)
3.3億円
139.20%純利益 (FY25)
0.8億円
106.58%総資産
132億円
16.61%自己資本比率
85.3%
—ROE
0.8%
0.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社Gunosyは「情報を世界中の人に最適に届ける」をミッションに掲げ、ニュース配信アプリ「グノシー」「auサービスToday」および子会社ゲームエイトが運営するゲーム攻略メディア「game8.jp」を中心にインターネット広告収益を得るメディア企業である。売上高はピークの2019年150億円から2025年61億円へと6年連続で縮小しており、構造的な収益力の低下が続いている。一方でFY2025は費用削減の徹底により営業利益575百万円(前期比約7倍)を計上し、経常利益も前期の損失829百万円から325百万円の黒字へ転換するなど収益体質の改善は進んでいる。 今後の成長シナリオは3つの柱で描かれている。第1に「コアキャッシュ領域」として既存メディアの安定キャッシュ創出、第2に「C/F積上げ型M&A領域」として余剰現預金(現金3,991百万円)を活用したROIC重視の買収積み上げ、第3に「高成長オプション領域」としてSC事業・IR Hub・インド出資先slice Small Finance Bankへの選択的投資である。時価総額1,000億円達成を中期目標に掲げるが、継続する売上減少とROE0.8%という低収益性を踏まえると、M&AのPMIや新規事業の立ち上げ成否が企業価値を大きく左右する局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: インターネット広告(Gunosy Ads等)が売上の大半を占め、KDDIが売上の17.2%、Mediavineが14.0%を占める主要取引先である。
- 2顧客: 食品・通信・旅行など多業種の広告主に対し、国内累計7,639万DLのアプリ経由で予約型・運用型広告枠を提供する。
- 3価値提案: ニュース配信のパーソナライズ技術とゲーム攻略の専門性を組み合わせ、質の高い広告掲載面をブランドセーフ環境で提供する。
- 4コスト構造: 広告宣伝費(608百万円、前期比29.6%減)と媒体費が主要コストで、費用圧縮による利益率改善を基本方針とする。
Risks · リスク要因
- 1売上の持続的縮小: 売上高は6年連続減少で2019年比-59%。予約型ディスプレイ広告市場も前年比99.3%と縮小が続きトレンド反転が不透明である。
- 2プラットフォーム依存リスク: AppleおよびGoogleの利用規約変更やアルゴリズム変更が事業の根幹を揺るがす可能性があり、対抗手段が限られる。
- 3M&A統合失敗リスク: PMIの遅延や人材流出が生じた場合、のれん減損やROIC目標未達となり財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
- 4社外投資の評価損リスク: 総資産13,222百万円に占める投資有価証券の比率が高く、インド出資先sliceの業績次第で評価損が発生するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1アプリ基盤の規模: 「グノシー」「auサービスToday」等の国内累計DL数が7,639万と大きく、広告在庫の安定供給を支える。
- 2KDDI協業による安定収益: KDDI向け売上が1,049百万円(売上比17.2%)と最大顧客であり、契約基盤が収益の下支えとなる。
- 3ゲームエイトの海外収益: Mediavine経由の英語圏ゲームメディアが854百万円を売上に貢献し、円安環境でも高収益性を確保する。
- 4豊富な手元資金: 現預金3,991百万円を保有し、M&A余力と財務健全性(純資産11,283百万円)を両立する無借金に近い財務体質である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ポートフォリオ経営の本格化: 2026年5月期よりコアキャッシュ・M&A・高成長オプションの3領域に明確に分類し、ROICとEBITDAで資本効率を管理する。
- 2M&Aによるキャッシュ積み上げ: 余剰現預金と一定の財務レバレッジを活用し、M&A実施2年後のROICがWACCを上回る案件を継続的に実行する方針である。
- 3ゲームエイトの海外成長加速: 英語圏ゲームメディアのSEOとSC事業(アプリ外決済)を拡張し、ゲームエイト単体売上2,426百万円からの更なる成長を目指す。
- 4時価総額1,000億円の実現: 各事業の収益性・成長性・資本効率をEBITDA/ROICで横断管理し、中長期での株主価値最大化を最上位目標として掲げる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の大幅改善: 売上高61億円(-17%)の一方、費用削減徹底により営業利益575百万円(前期比712.9%増)を達成し、経常利益も黒字転換した。
Gホールディングス株式取得: M&A戦略第1弾としてGH社を取得し、安定的なキャッシュ・フロー獲得と資本効率向上を目的とした買収673百万円を実行した。
インド出資先sliceの銀行化完了: GaragePreneurs がNorth East Small Finance Bankと合併しsliceとして事業開始、預金が年率換算約2.5倍ペースで成長している。
アドネットワーク事業の終了: 2024年6月にアドネットワーク事業を終了し媒体費が減少、事業構造のスリム化が進んだが売上の押し下げ要因ともなった。
02
業績推移
売上高
61億円▼17.0%FY25
営業利益
5.8億円▲721.4%FY25
純利益
0.8億円▲106.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 150 | 140 | 89.1 | 90.0 | 80.5 | 73.4 | 61.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.1 | -2.7 | 0.7 | 5.8 |
| 経常利益 | 22.9 | 8.4 | 6.4 | 1.9 | -17.1 | -8.3 | 3.3 |
| 純利益 | 20.1 | 3.9 | 3.8 | 1.3 | -11.5 | -11.9 | 0.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 140 | 128 | 133 | 135 | 123 | 113 | 132 |
| 純資産 (自己資本) | 110 | 109 | 114 | 119 | 109 | 99.7 | 113 |
| 自己資本比率 (%) | 78.6 | 85.6 | 85.9 | 88.3 | 88.1 | 87.9 | 85.3 |
| 現金及び預金 | 112 | 90.8 | 89.5 | 49.5 | 51.0 | 50.9 | 39.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 20.7 | ▲6.3 | 9.8 | ▲0.3 | ▲4.3 | ▲2.1 | ▲0.3 |
| 投資CF | 1.3 | ▲9.9 | ▲10.8 | ▲40.6 | 6.0 | 2.7 | ▲11.4 |
| 財務CF | 1.9 | ▲4.6 | ▲0.0 | 0.1 | — | ▲1.0 | 0.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
3.29
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
0.8%
自己資本利益率
ROA
0.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
84人
平均年齢
37.1歳
平均勤続
4.6年
単体 平均年収
700万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
18.30円
配当性向
128.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY25
18
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。