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ジャパンマテリアル株式会社
ジャパンマテリアルカブシキカイシャ上場サービス業6055EDINET: E26124JAPAN MATERIAL Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
527億円
8.41%営業利益 (FY25)
112億円
44.19%経常利益 (FY25)
113億円
37.79%純利益 (FY25)
78.7億円
38.57%総資産
657億円
16.44%自己資本比率
83.1%
—ROE
15.5%
3.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ジャパンマテリアルは、半導体・液晶関連工場向けに特殊ガス供給装置の開発製造から供給配管設計施工(イニシャル部門)、特殊ガス販売管理・技術サービス(オペレーション部門)までを一貫提供する「トータルファシリティマネジメント(TFM)」企業である。売上の96%をエレクトロニクス関連事業が占め、キオクシアグループが売上の38.5%を占める主要顧客となっている。FY2025(2025年3月期)は売上高527億円(前年比+8.4%)、営業利益112億円(同+44.2%)と大幅増益を達成し、ROEは15.5%に達した。オペレーション部門では技術サービス売上が前年比+38.8%と急伸し、NAND型フラッシュメモリ工場の稼働率改善やTFM拡大が寄与した。受注面でもイニシャル部門の受注高が前年比+83.2%、受注残高が同+100.7%と急増しており、北海道の新規半導体工場建設(JASM等)を背景に中期的な成長モメンタムは強い。一方、特定顧客・特定業界への依存度の高さと、エンジニア不足が成長の制約要因として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: イニシャル(設計施工)とオペレーション(ガス販売管理・技術サービス)の2層構造で、FY2025技術サービス売上が179億円と全体の34%を占める。
- 2顧客: 半導体・液晶工場向けが売上の96%を占め、キオクシアグループが38.5%・JASMが8%と上位2社に集中している。
- 3価値提案: 特殊ガス・超純水・薬液インフラを一括受託するTFMモデルで、顧客は開発・設計に専念できるWin-Win関係を構築する。
- 4コスト構造: 施工外注依存で固定費を抑制しつつ、オペレーション部門の安定収益でイニシャル部門の需要変動を補完する構造である。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客依存: キオクシアグループへの売上依存度が38.5%に達しており、同社の設備投資縮小や経営悪化が直接的な業績下押し要因となりうる。
- 2半導体市況の振幅: 生成AI関連以外の半導体需給は軟調で、イニシャル部門売上はFY2025に特殊ガス供給装置製造が前年比-46.8%と急減した実績がある。
- 3エンジニア不足: 外部採用が困難な専門人材を自社育成に頼っており、人材確保の遅延が受注消化・新規受注対応の制約となるリスクがある。
- 4原材料・供給リスク: 一部特殊ガスは供給地域が限定的で、地政学的リスクや貿易規制により供給不能・価格高騰が生じた場合、収益を直撃する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1TFM一貫対応力: 設計・施工から運営管理まで一気通貫で受託できる企業は希少で、顧客の工場立上げ時から長期契約に移行しやすい。
- 2高い参入障壁: 顧客工場の敷地内・隣接地に自社設備を設置する事業モデルにより、競合が物理的に参入しにくい独占的ポジションを確保している。
- 3オペレーション部門の安定性: 特殊ガス販売管理・技術サービスは半導体工場稼働中は継続的需要が発生し、景気変動に対する収益バッファーとなる。
- 4受注残高の急増: FY2025のイニシャル受注残高は72億円(前年比+100.7%)であり、北海道新工場案件等を背景に中期的な売上積み上げ基盤が形成されている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1日の丸半導体復活への黒子戦略: 国策としての半導体国内生産を追い風に、新規半導体工場のイニシャルからオペレーションまでを一括受託し売上基盤を拡大する。
- 2オペレーション部門の強化: TFMの横展開と半導体装置メンテナンスの積極展開により、安定収益となるオペレーション部門の売上比率を継続的に高める方針である。
- 3人材育成への投資: 外部採用困難なエンジニアを自社教育で育成する体制を強化し、受注急増局面での施工・技術サービス提供能力を確保する。
- 4内部管理・ガバナンス強化: 内部統制・リスクマネジメント・情報セキュリティ(ISO27001取得済み)の各体制を継続強化し、事業拡大に伴うコンプライアンスリスクを抑制する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益: 売上高527億円(+8.4%)、営業利益112億円(+44.2%)、純利益79億円(+38.6%)と過去最高水準の収益を達成した。
オペレーション部門の急成長: 技術サービス売上が前年比+38.8%の179億円に達し、NAND工場稼働率改善とTFM拡大が利益押し上げの主因となった。
受注残高が倍増: イニシャル部門の受注残高が前年比+100.7%の72億円に積み上がり、北海道新半導体工場建設を背景に中期成長の視界が明確化した。
JASM向け売上が半減: Japan Advanced Semiconductor Manufacturing向け売上がFY2024の80億円からFY2025は42億円(前年比-47.7%)に急減し、特定顧客リスクが顕在化した。
02
業績推移
売上高
527億円▲8.4%FY25
営業利益
112億円▲44.2%FY25
純利益
78.7億円▲38.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 359 | 342 | 352 | 380 | 465 | 486 | 527 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 93.3 | 111 | 77.6 | 112 |
| 経常利益 | 79.2 | 81.3 | 89.0 | 97.1 | 113 | 82.3 | 113 |
| 純利益 | 55.1 | 56.0 | 61.4 | 67.3 | 79.0 | 56.8 | 78.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 342 | 347 | 390 | 455 | 524 | 564 | 657 |
| 純資産 (自己資本) | 229 | 271 | 318 | 372 | 435 | 479 | 546 |
| 自己資本比率 (%) | 66.9 | 78.0 | 81.5 | 81.8 | 83.0 | 84.9 | 83.1 |
| 現金及び預金 | 24.7 | 58.7 | 95.1 | 89.8 | 82.9 | 53.7 | 149 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 37.5 | 88.8 | 59.4 | 44.5 | 47.4 | 42.3 | 142 |
| 投資CF | ▲38.5 | ▲5.0 | ▲7.7 | ▲34.4 | ▲34.1 | ▲51.0 | ▲27.4 |
| 財務CF | 4.9 | ▲49.8 | ▲15.1 | ▲16.4 | ▲20.8 | ▲21.3 | ▲21.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
76.62
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
15.5%
自己資本利益率
ROA
12.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectronicsRelated0.1兆96.0%0.01兆24.1%
GraphicsSolution0.0兆3.6%0.00兆18.9%
SolarPowerBusiness0.0兆0.4%0.00兆58.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
429人
平均年齢
39.4歳
平均勤続
7.0年
単体 平均年収
590万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
24.00円+4
配当性向
43.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
14
FY21
16
FY22
18
FY23
20
FY24
20
FY25
24
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。