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株式会社ベクトル

カブシキカイシャベクトル上場サービス業6058EDINET: E26428
VECTOR INC.
決算期: 02月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
593億円
0.07%
営業利益 (FY25)
80.3億円
15.71%
経常利益 (FY25)
76.5億円
11.41%
純利益 (FY25)
42.0億円
10.44%
総資産
429億円
1.70%
自己資本比率
49.8%
ROE
25.3%
6.90%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社ベクトルは「いいモノを世の中に広め、人々を幸せに」を理念に掲げ、戦略PRを中核としながらデジタルマーケティング・プレスリリース配信(PR TIMES)・ダイレクトマーケティング・HR・投資の5セグメントで事業を展開する総合コミュニケーション企業である。Provoke Mediaの世界PR会社ランキングで世界6位・アジア1位に選出されており、国内外でブランド力を持つ。2019年から2025年にかけて売上高を307億円から593億円へほぼ倍増させており、M&Aを積極活用しながらデジタルマーケティング領域への事業拡張を加速してきた実績がある。 FY2025は売上高593億円(前年比+0.1%)と成長が踊り場を迎えた一方、営業利益は80億円(+15.7%)と過去最高水準を更新し、収益の質が改善している。子会社株式譲渡の影響でPR・広告事業は減収となったが、PR TIMESは利用企業108,000社超・売上17.1%増と高成長を継続。ダイレクトマーケティング事業は紅麹問題に伴う一時的混乱を乗り越え過去最高売上を達成した。今後はFAST COMPANYとして顧客のコミュニケーション戦略をワンストップで支援する体制の深化と、M&Aによる事業領域拡大を継続する方針である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: PR・広告事業が売上の54.8%、ダイレクトマーケティング22.8%、PR TIMES配信13.5%、HR・投資等8.9%で多角化している。
  • 2顧客: 大手広告代理店・大企業から中堅企業まで幅広く、業種横断のリテナー(継続)契約を基本としたサービス提供を行っている。
  • 3価値提案: 戦略PR・SNS・タクシーサイネージ・デジタル広告をワンストップで提供するFAST COMPANYとして、従来広告より低価格で実効性を提供する。
  • 4成長エンジン: M&Aによる新領域取り込みと、PR TIMESのSaaSモデルによる安定的なストック収益の両輪で成長を加速している。
Risks · リスク要因
  • 1M&Aを多用した急速な多角化により、買収先の事業計画との乖離・のれん減損・ガバナンス統合の失敗リスクが常在している。
  • 2ダイレクトマーケティング事業は薬機法等の規制強化や機能性表示食品問題のような外部ショックで業績が急変動する可能性がある。
  • 3アジア・ASEAN中心の海外展開では法規制・税制の急変やカントリーリスクにより、現地子会社業績が悪化する可能性がある。
  • 4PR事業はメディアや消費者との信頼関係が根幹であり、情報誤提供やレピュテーションリスクが発生すると受注基盤が毀損しうる。
Strengths · 強み
  • 1世界PR会社ランキングで世界6位・アジア1位を維持し、国際的な認知とブランド力が新規顧客獲得の参入障壁となっている。
  • 2PR TIMESの利用企業数は108,000社超と社会インフラ化しており、プレスリリース配信で国内No.1のネットワーク効果を持つ。
  • 3業種横断のリテナー契約モデルにより特定セクター依存を排し、景気悪化時も業績への影響が軽微な安定収益基盤を構築している。
  • 4ROE25.3%と高い資本効率を維持しつつ、M&A・投資事業を通じてデジタルマーケティング領域への事業拡張スピードを加速できている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1FAST COMPANY戦略: 戦略PRを起点に、デジタルマーケティング領域のサービスを拡充し、顧客のコミュニケーション施策をワンストップで提供する体制を強化する。
  • 2M&Aによる成長加速: シナジー・財務バランスを精査しつつ、デジタルマーケティング・新規サービス領域のM&Aを継続的に推進し事業領域を拡大する。
  • 3PR TIMESの地方企業開拓: 利用企業108,000社超の基盤をさらに拡大すべく、地方企業向けプロモーションと新機能開発への投資を継続する。
  • 4コーポレートガバナンス強化: 急拡大するグループ子会社の内部監査・法令遵守体制を整備し、海外を含む多事業の経営管理を効率化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益は80億円(前年比+15.7%)と過去最高水準を更新したが、純利益は42億円(-10.5%)と投資評価損等の影響で減少した。
PR TIMESは利用企業数108,000社を突破、売上80億円(+17.1%)・営業利益18.8億円(+7.5%)と過去最高の売上高を更新した。
投資事業は保有株式の一部売却が奏功し営業利益16.9億円(+27.8%)と過去最高。投資先のハッチ・ワーク・ROXXが東証グロース市場に上場した。
2024年9月にInfluencer BankをPR・広告事業へ統合する子会社間合併を実施し、SNS運用などオンライン施策の自社完結型サービスを強化した。
02

業績推移

売上高
593億円0.1%FY25
0150300450600FY20FY22FY24
営業利益
80.3億円15.7%FY25
0255075100FY20FY22FY24
純利益
42億円10.4%FY25
012.52537.550FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0255075100FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高307396392481552592593
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益51.362.869.480.3
経常利益27.533.227.752.166.268.776.5
純利益-24.2-2.04.920.731.746.842.0
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産248236301316363436429
純資産 (自己資本)103102149162158200213
自己資本比率 (%)41.543.149.451.243.445.849.8
現金及び預金60.478.8109135134158171
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲4.152.137.749.814.644.556.8
投資CF▲37.2▲0.8▲9.9▲13.1▲12.9▲11.5▲14.8
財務CF58.6▲32.72.1▲10.6▲3.6▲8.8▲29.0
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
89.43
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
25.3%
自己資本利益率
ROA
9.8%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

DirectMarketingBusiness0.022.8%0.00兆5.5%
HumanResourceBusiness0.05.0%0.00兆2.5%
InvestmentBusiness0.04.3%0.00兆66.7%
PressReleaseDistributionBusiness0.013.3%0.00兆23.8%
PublicRelationsAndAdvertisingBusiness0.054.6%0.00兆11.2%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
188
平均年齢
34.5
平均勤続
2.7
単体 平均年収
681万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1西江肇司18.8百万株40.13%
#2日本マスタートラスト信託銀行㈱ (信託口)4.1百万株8.65%
#3㈱日本カストディ銀行(信託口) 2.9百万株6.18%
#4THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.5百万株3.12%
#5吉柳さおり1.0百万株2.06%
#6THE BANK OF NEW YORK 133612(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)0.9百万株1.95%
#7GMOクリック証券㈱0.6百万株1.26%
#8GOLDMAN, SACHS & CO. REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券㈱)0.6百万株1.21%
#9THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)0.5百万株1.05%
#10JPモルガン証券㈱0.4百万株0.90%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
32.00+3
配当性向
66.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
2
FY22
13
FY23
19
FY24
29
FY25
32
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。