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日本エマージェンシーアシスタンス株式会社
ニホンエマージェンシーアシスタンスカブシキカイシャ上場サービス業6063EDINET: E26625Emergency Assistance Japan Co., Ltd.
決算期: 12月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
37.1億円
27.71%営業利益 (FY25)
1.0億円
84.62%経常利益 (FY25)
1.0億円
62.50%純利益 (FY25)
1.0億円
112.50%総資産
38.1億円
0.16%自己資本比率
49.5%
—ROE
5.6%
2.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本エマージェンシーアシスタンス(EAJ)は、海外渡航日本人および訪日外国人向けに医療・セキュリティ・ライフアシスタンスを提供する専門企業である。損害保険会社から海外旅行保険付帯のアシスタンス業務を受託する「医療アシスタンス事業」(売上比87%)が中核で、法人向け渡航サポート・留学生危機管理・医療ツーリズム・官公庁受託(EMIS等)がこれを補完する。米・中・タイ・シンガポール・カナダに子会社、英国に支店を持ち6カ国のアシスタンスセンターで24時間オペレーションを展開する点が差別化要因である。 FY2025(2025年12月期)は海外大手損保からの新規受託とEMIS事業の売上計上が寄与し、売上高3,714百万円(前期比+27.7%)、営業利益96百万円(同+84.2%)、純利益101百万円(同+112.1%)と大幅増益を達成した。ただし営業利益率は2.6%にとどまり、コロナ禍前後の売上乱高下(2022年62億円→2024年29億円)が示すように外部環境依存度が高い。中期経営計画「EAJ Next Vision 2025-2027」では生成AI導入による業務効率化・インバウンド拡大・顧客基盤拡大の3本柱を掲げ、収益体質の抜本改善を目指している。時価総額・ROE(5.6%)ともに小規模水準であり、持続的な利益成長の実現が株主価値向上の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 損保各社からの海外旅行保険付帯アシスタンス受託が売上の約87%を占め、残りを官公庁・法人向けが補完する。
- 2顧客: 国内外の損害保険会社・企業・大学・官公庁(厚生労働省等)を主要顧客とし多層的に収益を確保する。
- 3価値提案: 6カ国のアシスタンスセンターによる24時間多言語対応と日本式「ジャパンスタンダード」の高品質サービスを提供する。
- 4コスト構造: 売上原価率約76%と高く、多言語コーディネーター人件費・医療費立替・システム費用が主要コストを構成する。
Risks · リスク要因
- 1渡航者数急減リスク: パンデミック・地政学的紛争・航空運賃高騰で海外渡航者が激減した場合、2020年のように売上が3割超減少する構造的脆弱性がある。
- 2官公庁入札リスク: EMIS・ワンストップ事業は一般競争入札で失注リスクがあり、実際にFY2025でワンストップ相談窓口事業を失注し売上が減少した。
- 3個人情報漏洩リスク: 医療・健康情報を含む大量の要配慮個人情報を保有しており、情報漏洩が発生すれば大口顧客の契約解除や損害賠償が業績を直撃する恐れがある。
- 4立替金回収リスク: 事業拡大に伴い医療費立替金が増加する傾向にあり、回収遅延や不能が生じた場合には財政状態への影響が懸念される。
Strengths · 強み
- 124時間多言語オペレーション: 6カ国のアシスタンスセンターを相互バックアップ体制で運用し、災害時でもサービス継続できる体制を持つ。
- 2官公庁実績: 厚生労働省EMIS事業・ワンストップ相談窓口等の受託実績がブランド信頼性と新規官公庁案件獲得の参入障壁となっている。
- 3医療ツーリズム特化: 高度医療・専門治療コーディネートに特化し、富裕層インバウンド需要という成長市場での差別化ポジションを持つ。
- 4多角的サービスライン: 医療・セキュリティ・ライフ・留学生危機管理・救急救命の5分野でクロスセルが可能であり顧客1社当たり単価向上余地がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1生成AI業務改革: 社長室直属のAIイノベーションチームを設置し、まずライフアシスタンス事業でAI導入を先行させ、次に医療アシスタンスへ展開する。
- 2インバウンド拡大: 富裕層向けウェルネス・アンチエイジングプログラムを新設し、2026年度から訪日外国人向け医療アシスタンスで積極的な事業拡大フェーズへ移行する。
- 3顧客基盤拡大: コーポレートアシスト・OSSMA・セキュリティサービスのクロスセルを強化し、国際セキュリティ基準(PCI DSS水準)準拠でコンシェルジュ新規開拓を図る。
- 4資本効率改善: 中期経営計画「EAJ Next Vision 2025-2027」でROE向上とキャッシュフロー経営を目標指標に掲げ、不採算事業の統廃合を進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高3,714百万円(+27.7%)・営業利益96百万円(+84.2%)・純利益101百万円(+112.1%)と、FY2024の低迷から明確に回復した。
EMIS事業が業績牽引: 厚生労働省から「令和6年度・7年度EMISサービス事業」を受託し、官公庁セグメントが売上増加に大きく貢献した。
訪日外客が過去最高: 2025年の訪日外客数は42,683千人(前年比+15.8%)と過去最高を更新し、訪日外国人向け医療アシスタンス件数・売上ともに前期を大きく上回った。
中期経営計画始動: 2025年6月に「EAJ Next Vision中期経営計画2025-2027」を策定・公表し、生成AI・インバウンド・顧客基盤の3本柱で企業価値最大化を目指す。
02
業績推移
売上高
37.2億円▲27.7%FY25
営業利益
1億円▲84.6%FY25
純利益
1億円▲112.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 29.6 | 22.5 | 43.6 | 62.4 | 36.0 | 29.1 | 37.1 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 7.2 | 1.7 | 0.5 | 1.0 |
| 経常利益 | 0.9 | 0.0 | 2.4 | 7.3 | 1.8 | 0.6 | 1.0 |
| 純利益 | 0.6 | — | 1.8 | 5.0 | 1.2 | 0.5 | 1.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 26.5 | 26.4 | 38.0 | 39.3 | 36.9 | 38.1 | 38.1 |
| 純資産 (自己資本) | 8.8 | 8.7 | 10.8 | 16.1 | 17.1 | 18.0 | 18.9 |
| 自己資本比率 (%) | 33.1 | 32.8 | 28.4 | 40.8 | 46.5 | 47.3 | 49.5 |
| 現金及び預金 | 10.8 | 15.8 | 17.1 | 23.0 | 21.9 | 21.6 | 22.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲0.4 | 4.0 | ▲2.4 | 9.2 | ▲0.1 | ▲0.4 | 3.0 |
| 投資CF | ▲0.9 | ▲0.0 | ▲0.2 | ▲0.6 | ▲0.4 | ▲1.1 | ▲0.9 |
| 財務CF | 3.2 | 1.2 | 3.5 | ▲3.1 | ▲1.0 | 0.8 | ▲1.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
40.44
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.6%
自己資本利益率
ROA
2.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
LifeAssitanceDepartment0.0兆13.0%0.00兆23.6%
MedicalAssistanceDepartment0.0兆87.0%0.00兆16.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
169人
平均年齢
44.0歳
平均勤続
8.3年
単体 平均年収
517万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
9.00円+1
配当性向
23.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
5
FY21
10
FY22
18
FY23
15
FY24
8
FY25
9
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。