株
株式会社フリークアウト・ホールディングス
カブシキガイシャフリークアウトホールディングス上場サービス業6094EDINET: E30648FreakOut Holdings, inc.
決算期: 09月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
503億円
2.68%営業利益 (FY25)
1.0億円
4750.00%経常利益 (FY25)
5.6億円
53.95%純利益 (FY25)
2.8億円
108.62%総資産
402億円
3.38%自己資本比率
30.2%
—ROE
2.4%
24.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フリークアウト・ホールディングスは、プログラマティック広告技術を起点に日本・北米・アジアへグローバル展開する持株会社である。主要3セグメントは、国内外の広告プラットフォーム事業(売上303億円)、YouTuberマネジメントのUUUM子会社を中核とするインフルエンサーマーケティング事業(同194億円)、およびITベンチャー投資事業で構成される。FY2025売上高は503億円と前期比2.7%減となったが、これはUUUMの13か月連結という前期の特殊要因を除くと実質微増に相当する。営業利益は96百万円と薄利ながら前期比大幅改善し、EBITDAは19.5億円(+10%)、調整後当期利益は6.9億円(+44%)と収益性は回復軌道にある。一方で、UUUMの完全子会社化(5,352百万円の株式取得支出)により純資産が48億円減少し、財務負担が増した。広告事業では国内の「Scarlet」や動画広告システム「GP」が順調な一方、米国子会社Playwireのダイレクトセールス回復の遅れがリスク要因として残る。中長期的にはプレミアム媒体支援とクリエイターエコノミーの2軸での成長を標榜しているが、ROE2.4%にとどまる資本効率の改善が投資家の最大の注目点である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 広告事業が売上の60%を占め、インフルエンサーマーケティング事業が39%、投資・その他が1%を補完する。
- 2顧客: 広告主・媒体社向けにプログラマティック広告プラットフォームを提供し、クリエイター向けにマネジメントサービスを展開する。
- 3価値提案: 独自のデータ解析基盤と機械学習エンジンで広告主の費用対効果と媒体社の収益を同時に最大化する仕組みを持つ。
- 4コスト構造: 広告仕入コスト(SSP・アドエクスチェンジへの支払)とクリエイターへの収益分配が主要原価であり、のれん償却も利益を圧迫する。
Risks · リスク要因
- 1UUUM事業の収益悪化継続: インフルエンサーマーケティング事業はFY2025売上が前期比11.9%減、EBITDAも26.5%減と構造改革が道半ばであり、業績の下押しが続くリスクがある。
- 2Playwire(米国子会社)のダイレクトセールス低迷: 北米広告事業のダイレクト販売が回復途上にあり、米国広告市場の競争激化や景気悪化がさらなる減益要因となりうる。
- 3為替・地政学リスク: 売上の相当部分を海外子会社が占め、円高局面や米国通商政策の変化、中東・ウクライナ情勢の長期化が財務成績に直接影響する。
- 4Google依存とプラットフォームリスク: UUUMのYouTube収益モデルはGoogle LLCとの契約に依存しており、規約変更や契約解除が事業継続に重大な影響を与えうる。
Strengths · 強み
- 1国内プレミアム広告技術: 「Scarlet」や動画コンテクスチュアル広告システム「GP」がFY2025も順調に成長し、高付加価値領域で差別化を実現している。
- 2グローバル分散展開: 日本・米国・東アジア・東南アジアに拠点を持ち、単一市場依存リスクを分散する地理的多様性を有している。
- 3クリエイターエコノミーの資産: 国内最大級のYouTuberマネジメント実績を持つUUUMを完全子会社化し、インフルエンサーマーケット基盤を内製化した。
- 4機械学習・データ資産: 創業以来蓄積したプログラマティック広告のデータ解析基盤は、RetailTechなど隣接領域への横展開にも活用可能である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1プレミアム媒体支援の深耕: 「Scarlet」「GP」を軸に国内高付加価値広告市場でのシェア拡大を継続し、Connected TV・動画領域への積極投資を進める方針である。
- 2海外子会社の収益化: Playwireを含む海外拠点のコスト効率化とグループシナジー強化を優先し、各拠点が独立して収益貢献できる体制を目指す。
- 3UUUMの構造改革完遂: 完全子会社化(FY2025実施)を活かし、クリエイターサポート・コンテンツ管理・個人情報管理体制を強化して持続的な収益回復を図る。
- 4M&Aと投資事業の継続: グローバル展開ポテンシャルを持つITベンチャーへの投資を継続し、広告以外の事業領域(RetailTech等)への多角化を模索する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は黒字転換: 親会社株主帰属純利益が2.75億円の黒字となり、前期の31.9億円の最終損失から大幅に回復した(EBITDA19.5億円、+10%)。
UUUM完全子会社化を実施: 連結の範囲変更を伴わない子会社株式取得に53.5億円を投じ、純資産が48億円減少する財務インパクトが生じた。
調整後当期利益を新KPIに採用: のれん償却費・無形資産償却費・株式報酬を除く「調整後当期利益」6.9億円(前期比+44.1%)を恒常的収益力の指標として初めて開示した。
持分法適用会社IRISが利益貢献: タクシー内デジタルサイネージを展開する株式会社IRISが利益に貢献し、広告事業以外の収益多様化が一部進展した。
02
業績推移
売上高
503億円▼2.7%FY25
営業利益
1億円▲4750.0%FY25
純利益
2.8億円▲108.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 217 | 249 | 295 | 290 | 306 | 517 | 503 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 13.3 | 16.1 | 0.0 | 1.0 |
| 経常利益 | -15.0 | -2.2 | 11.1 | 27.1 | 23.4 | 3.7 | 5.6 |
| 純利益 | -35.1 | -6.7 | 5.8 | 13.6 | 78.7 | -31.9 | 2.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 242 | 243 | 205 | 247 | 449 | 416 | 402 |
| 純資産 (自己資本) | 58.9 | 63.6 | 78.6 | 100 | 203 | 170 | 121 |
| 自己資本比率 (%) | 24.3 | 26.1 | 38.3 | 40.6 | 45.3 | 40.7 | 30.2 |
| 現金及び預金 | 56.9 | 99.2 | 60.0 | 72.9 | 194 | 198 | 164 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 17.6 | 8.5 | 19.0 | 8.8 | 24.6 | ▲27.0 | ▲0.4 |
| 投資CF | ▲53.5 | ▲6.8 | ▲13.5 | ▲5.7 | 102 | 2.4 | ▲9.9 |
| 財務CF | 61.3 | 40.9 | ▲46.3 | 3.3 | ▲8.5 | 30.6 | ▲29.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
15.85
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.4%
自己資本利益率
ROA
0.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AdvertisingBusiness0.0兆60.3%0.00兆2.5%
InfluencerMarketingBusiness0.0兆38.7%▲0.00兆-0.1%
InvestmentBusiness0.0兆0.1%▲0.00兆-11.9%
その他0.0兆0.9%▲0.00兆-102.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
62人
平均年齢
35.6歳
平均勤続
2.8年
単体 平均年収
751万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。