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株式会社レアジョブ
カブシキガイシャレアジョブ上場サービス業6096EDINET: E30682RareJob, Inc.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
97.2億円
4.51%営業利益 (FY25)
4.4億円
36.59%経常利益 (FY25)
4.2億円
39.51%純利益 (FY25)
2.7億円
193.40%総資産
58.9億円
5.83%自己資本比率
32.8%
—ROE
14.4%
28.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社レアジョブは、オンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」を核とする「リスキリング事業」と、ALT派遣を主力とする「子ども・子育て支援事業」の2本柱で構成されるEdTechカンパニーである。売上高は2024年3月期に102億円のピークを記録したが、FY2025は97億円(前年比-4.5%)へ減収し、営業利益も4.4億円(-36.6%)と大幅減益となった。リスキリング事業では個人向けサービスが物価高や生成AI普及による英語学習ニーズの変容により伸び悩んだ一方、法人向けは堅調を維持し、ALT派遣事業は0.5%増収・23.7%増益と安定成長した。自社開発のAIスピーキングテスト「PROGOS」は累計受験回数100万回に近づき、英語力の定量測定ニーズを取り込みつつある。フィリピン子会社を通じた講師供給体制と、AIを活用したサービス拡充(AIレッスンレポート、AI英会話等)が中長期の競争優位の源泉であり、2025年2月には海外向けアプリ「RareLingo」を台湾市場向けにリリースするなどグローバル展開にも着手している。財務面では現金25.5億円を確保しROE14.4%を維持するが、借入金返済が続き投資余力には制約がある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: リスキリング事業(売上46.7億円、48%)と子ども・子育て支援事業(同50.5億円、52%)の2セグメントが収益を二分している。
- 2顧客: 個人・法人向けに英会話・資格学習を提供し、公立学校などの教育機関にはALT派遣サービスを展開している。
- 3価値提案: 人的レッスンとAIプロダクト(PROGOS・AI英会話)を組み合わせ、学習機会の提供と効果の可視化を両立させている。
- 4コスト構造: フィリピン子会社を通じた講師調達と、エンジニアリング内製によるAI開発が主要コスト項目となっている。
Risks · リスク要因
- 1AI翻訳・生成AI普及による英語学習需要の構造変容: AIツールの精度向上で「自分で英語を話す必要性」が問われ始め、個人向けサービスの縮小圧力が継続する可能性がある。
- 2フィリピン集中リスク(地政学・コスト): 講師の大多数がフィリピン在住であり、政情不安やインフレによる報酬上昇が収益を直撃する構造的リスクを抱えている。
- 3自治体予算削減によるALT派遣事業の縮小リスク: 公立学校向けALT配置は各教育委員会の予算方針に左右され、財政悪化時には受注減が業績に直接影響する。
- 4代表取締役社長・中村岳氏への依存: 経営戦略から新サービス開発まで同氏が中心的役割を担っており、不測の事態発生時の業績への影響リスクが有報に明記されている。
Strengths · 強み
- 1オンライン英会話の先駆者ブランド: 創業来の「レアジョブ英会話」は法人・個人向けに認知度が高く、法人向け売上は減収局面でも堅調を維持している。
- 2自社開発AIテスト「PROGOS」: CEFR準拠のAIスピーキングテストは累計受験約100万回に達し、人事評価・採用連動の法人ソリューションに差別化軸を提供している。
- 3フィリピン拠点による低コスト講師供給: 現地子会社3社でALT・英会話講師を採用・育成し、パキスタン政府連携も加えた独自の供給体制を構築している。
- 4EdTechエンジニアリング内製力: レアジョブテクノロジーズがAIプロダクト開発を担い、AI添削・AI英会話など複数サービスを短期間でリリースできる開発体制を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1AIサービス拡充でプロダクトポートフォリオを再構築: AI英会話・AIレッスンレポート・AI記述式添削を拡充し、カジュアル層から高意欲層まで幅広いニーズに対応する。
- 2PROGOS軸の法人ソリューション深化: 累計受験100万回に迫るPROGOSを人材育成・採用評価に連動させ、企業の英語人材戦略への組み込みを加速させる。
- 3ALT派遣の提供エリア拡大とブレンディッド化: 地方部へのALT派遣を拡大しつつ、桐原書店との協業やオンライン英会話との組み合わせで教育機会格差の解消に貢献する。
- 4海外市場への展開として2025年2月に台湾向けアプリ「RareLingo」をリリースし、グローバルでの収益源多様化を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上97億円(-4.5%)・営業利益4.4億円(-36.6%)と2期連続で減益、個人向け英会話の需要低迷が主因となった。
リスキリング事業は売上46.7億円(-9.4%)・セグメント利益3.6億円(-53.7%)と大幅悪化し、認知度向上投資の継続が収益を圧迫した。
子ども・子育て支援事業はALT派遣の安定成長により売上50.5億円(+0.5%)・利益3.4億円(+23.7%)と回復基調を維持した。
2025年2月に台湾向け海外アプリ「RareLingo」を正式リリースし、初の本格的グローバル市場参入を果たした。
02
業績推移
売上高
97.2億円▼4.5%FY25
営業利益
4.4億円▼36.6%FY25
純利益
2.7億円▲193.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 36.4 | 45.1 | 53.3 | 56.0 | 57.9 | 102 | 97.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.9 | 2.3 | 7.0 | 4.4 |
| 経常利益 | 1.7 | 4.2 | 6.3 | 2.4 | 2.8 | 7.0 | 4.2 |
| 純利益 | 1.3 | 2.0 | 3.9 | 1.8 | 1.9 | -2.9 | 2.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 25.2 | 35.6 | 44.7 | 63.4 | 68.3 | 62.6 | 58.9 |
| 純資産 (自己資本) | 13.5 | 16.0 | 21.2 | 24.8 | 26.2 | 18.3 | 19.3 |
| 自己資本比率 (%) | 53.5 | 45.0 | 47.4 | 39.1 | 38.4 | 29.3 | 32.8 |
| 現金及び預金 | 13.2 | 21.7 | 28.7 | 31.2 | 22.4 | 26.6 | 25.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.7 | 5.8 | 10.9 | 2.9 | 4.7 | 8.3 | 4.3 |
| 投資CF | ▲2.3 | ▲1.7 | ▲3.4 | ▲15.1 | ▲17.3 | 3.2 | ▲0.8 |
| 財務CF | 0.7 | 4.4 | ▲0.6 | 14.6 | 3.7 | ▲7.7 | ▲4.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
28.34
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.4%
自己資本利益率
ROA
4.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ReskillingBusiness0.0兆48.0%0.00兆7.8%
SupportForChildrenAndChildcareBusiness0.0兆52.0%0.00兆6.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
46人
平均年齢
38.5歳
平均勤続
4.6年
単体 平均年収
652万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
5.00円-8
配当性向
161.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
10
FY22
11
FY23
12
FY24
13
FY25
5
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。