旭
旭ダイヤモンド工業株式会社
アサヒダイヤモンドコウギョウカブシキガイシャ上場機械6140EDINET: E01499Asahi Diamond Industrial Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
410億円
6.09%営業利益 (FY25)
23.1億円
51.44%経常利益 (FY25)
30.7億円
27.49%純利益 (FY25)
24.9億円
18.21%総資産
764億円
3.32%自己資本比率
83.3%
—ROE
4.0%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
旭ダイヤモンド工業は、天然・人工ダイヤモンドを研削・切断材料とした工具を電子・半導体、輸送機器、機械、石材・建設など幅広い産業に供給するグローバルニッチトップメーカーである。売上高は2021年の301億円を底に回復基調にあり、FY2025は410億円と過去最高水準を回復した。中期経営計画2025では電子・半導体セグメントへの経営資源集中を最優先課題と位置付け、Si・SiC・化合物半導体向けの面研ホイールや電着ワイヤなど注力5品目の拡販を推進している。FY2025は電子・半導体業界向けが前期比13.5%増の167億円と牽引役となったが、世界的なEV販売鈍化によるSiC需要の停滞が計画達成を制約した。一方、生成AI向けSi半導体加工用工具やFPD・電子部品向け工具が補完し増収を確保した。営業利益は23億円と前期比51.4%増ながら、営業利益率は5.6%・ROE4.0%にとどまり、VISION2030が掲げる「高収益体制」には依然として距離がある。連結売上高の約半分を海外が占め、為替・地政学リスクへの感応度も高い点は投資家が注目すべきポイントである。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ダイヤモンド工具事業の単一セグメントで、電子・半導体向けが売上の40.6%を占める最大収益柱である。
- 2顧客: 電子・半導体・輸送機器・機械・石材建設など4業界の国内外メーカーに受注生産中心で供給する。
- 3価値提案: Si・SiC・化合物半導体加工用の超微粒ホイール等、高精度工具で顧客の加工コスト低減に貢献する。
- 4地域構成: 国内外ほぼ半々で、台湾・中国・欧米を含むグローバル販売網を通じて海外売上約50%を確保する。
Risks · リスク要因
- 1EV・SiC需要の停滞リスク: 世界的EV販売鈍化でパワー半導体工具需要が低迷しており、中計の注力5品目達成が遅延しうる。
- 2原材料調達リスク: 天然・人工ダイヤモンドや金属・樹脂類の供給制約または価格高騰が生産コストを押し上げる可能性がある。
- 3海外事業リスク: 売上の約50%が海外で、急激な為替変動・米国通商政策・中国経済減速などが業績に直接影響する。
- 4競合激化リスク: 国内外メーカーとの技術・価格・納期競争で対応が遅れた場合、収益性がさらに低下する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1半導体加工用工具の技術蓄積: Si・SiC・GaN等の次世代半導体向け超微粒ホイールを自社開発し、参入障壁を形成している。
- 2多業界分散による需要安定性: 電子・輸送・機械・石材の4業界に分散し、特定セクターの変動を相互補完できる構造を持つ。
- 3グローバル販売網: 台湾・中国・欧米を含む海外拠点を通じ売上の約50%を海外で獲得し、成長市場へ直接アクセスできる。
- 4財務健全性: 純資産636億円・自己資本比率83%超の無借金に近いバランスシートが大型投資の機動性を支えている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1電子・半導体への集中投資: Si・SiC向け超微粒次世代ホイールの開発加速と注力5品目の拡販により高収益セグメント比率を高める。
- 2VISION2030の実現: 2030年を目標に「世界のモノづくりを支えるグローバルニッチトップメーカー」として持続的成長と高収益化を目指す。
- 3経営基盤デジタル強化: 基幹システム導入による「経営数値の見える化」と業務効率化を推進し、人材育成と組織力向上を図る。
- 4リソース最適化: 事業領域整理と製造販売拠点再編を進め、外部調達・販売委託も活用した内外最適連携体制を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高410億円(前期比+6.1%)、営業利益23億円(同+51.4%)と2019年以来の最高水準を回復した。
電子・半導体が牽引: 同セグメント売上167億円(前期比+13.5%)で、AI向けSi工具とFPD・電子部品向け工具が成長を牽引した。
SiC需要停滞が計画制約: 世界的EV販売鈍化でパワー半導体工具が低迷し、中期経営計画2025の目標達成に遅れが生じている。
設備投資・株主還元を継続: 有形固定資産取得50億円を投下する一方、長期借入20億円調達・配当金16億円支払いで財務バランスを維持した。
02
業績推移
売上高
410億円▲6.1%FY25
営業利益
23.1億円▲51.4%FY25
純利益
24.9億円▲18.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 410 | 353 | 301 | 372 | 393 | 387 | 410 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 28.1 | 25.1 | 15.3 | 23.1 |
| 経常利益 | 31.1 | 5.9 | -3.4 | 36.5 | 32.8 | 24.1 | 30.7 |
| 純利益 | 23.2 | -3.4 | -3.3 | 32.9 | 27.7 | 21.1 | 24.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 730 | 700 | 681 | 722 | 742 | 739 | 764 |
| 純資産 (自己資本) | 590 | 568 | 573 | 609 | 629 | 640 | 636 |
| 自己資本比率 (%) | 80.8 | 81.2 | 84.1 | 84.3 | 84.8 | 86.6 | 83.3 |
| 現金及び預金 | 165 | 157 | 106 | 155 | 164 | 128 | 148 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 44.5 | 48.1 | ▲0.9 | 59.5 | 49.8 | 28.4 | 57.6 |
| 投資CF | ▲51.4 | ▲49.9 | ▲42.9 | ▲3.6 | ▲12.6 | ▲35.0 | ▲38.2 |
| 財務CF | ▲9.1 | ▲7.3 | ▲6.0 | ▲10.8 | ▲31.4 | ▲31.2 | ▲2.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
48.36
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.0%
自己資本利益率
ROA
3.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
999人
平均年齢
44.8歳
平均勤続
21.0年
単体 平均年収
687万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
45.00円
配当性向
67.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
14
FY21
9
FY22
32
FY23
37
FY24
45
FY25
45
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。