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パンチ工業株式会社

パンチコウギョウカブシキガイシャ上場機械6165EDINET: E27063
PUNCH INDUSTRY CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
408億円
6.46%
営業利益 (FY25)
16.9億円
35.89%
経常利益 (FY25)
16.1億円
13.51%
純利益 (FY25)
8.7億円
250.43%
総資産
330億円
11.20%
自己資本比率
66.8%
ROE
4.3%
7.40%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

パンチ工業は金型部品事業を単一セグメントとするニッチ専業メーカーで、プラスチック・プレス金型向けを中心に標準品から特注品まで幅広いラインアップを国内外1万社超に提供している。売上構成は海外が約71%を占め、なかでも中国事業が連結売上の約57%を担う収益の根幹である。FY2025は前期比6.5%増収の408億円を達成したが、中国での景況回復と経営合理化効果が主因で、国内事業は依然として6.6%減と苦戦が続いている。2024年10月にはミスミグループと資本業務提携を締結し、精密加工技術とデジタル供給力の相互補完を目指す新局面に入った。また2025年5月には長期ビジョン「Vision60」を策定し、2035年3月期に連結売上800億円・「脱・金型部品依存」を掲げてFA事業拡大と新規事業育成を中長期の柱に据えている。ROEは4.3%、ROICも6.0%と資本コストを下回る水準にあり、収益性改善が急務の課題となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 金型部品事業の単一セグメントで、標準品と特注品を国内外1万社超に販売し、売上高408億円を計上している。
  • 2顧客: 自動車関連42%・電子部品半導体関連17%など多業種に分散し、特定業種への依存を抑えたポートフォリオを維持している。
  • 3価値提案: 高度な精密加工技術と一気通貫の生産体制で、標準品は最短1日・特注品も2週間以内納品を実現している。
  • 4地域構成: 中国57%・国内29%・東南アジア5%・欧米他9%で、海外比率71%のグローバル製造・販売体制を構築している。
Risks · リスク要因
  • 1中国売上が連結の約57%を占めるため、米中貿易摩擦の激化・反日感情・不動産不況が長引けば業績への打撃が甚大となりうる。
  • 2人民元が1円変動すると売上約13億円・営業利益約7千万円が変動するなど、為替リスクが収益を直撃する構造的課題がある。
  • 3ROICが6.0%と目標の10%以上を大幅に下回り、コミットメントライン24億円の財務制限条項への抵触リスクも残存している。
  • 4「Vision60」が掲げるFA事業拡大・新規事業育成は実績が乏しく、計画未達の場合に大規模投資が無駄になるリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1中国における30年超の事業実績と現地生産体制により、競合他社が容易に模倣できない顧客基盤と利益貢献を確立している。
  • 2高額設備と熟練加工者が必要な精密加工領域は参入障壁が高く、特注品では一気通貫生産と顧客密着営業が差別化要因となっている。
  • 3国内外1万社超の分散した顧客基盤により、特定業種や特定顧客への依存リスクを低減し、景気変動への耐性を備えている。
  • 42024年10月のミスミグループとの資本業務提携により、先進デジタル技術とグローバル短納期供給力を補完する成長基盤を獲得した。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1長期ビジョン「Vision60」のもと、2035年3月期に連結売上高800億円・「脱・金型部品依存」を目標にバックキャスティングで戦略を設計する。
  • 2成長事業と位置付けるFA事業を第2の柱に育て、第3の柱となる新規事業の開拓・育成を並行して推進し、収益源を多様化する。
  • 3ミスミグループとの資本業務提携を通じ、金属加工分野全般での商品相互供給・物流インフラ共有によりグローバル競争力を強化する。
  • 4ROIC経営を継続して推進し、2027年3月期を初年度とする次期中期経営計画で具体的な数値目標と資本効率改善策を公表する予定である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025連結売上高は408億円(前期比+6.5%)、営業利益は前期比35.9%増の17億円と大幅改善したが、純利益は目標1,200百万円に対し868百万円にとどまった。
中国売上は234億円(前期比+14.4%)と回復した一方、国内売上は116億円(前期比-6.6%)で低迷が続き、地域間格差が鮮明となっている。
2024年10月にミスミグループと資本業務提携を締結し、新株発行で約12.7億円を調達、精密加工とデジタル技術の相互補完体制を構築した。
2025年5月に長期ビジョン「Vision60」を公表し、10年後の売上高800億円・FA事業拡大・新規事業育成という成長ロードマップを初めて示した。
02

業績推移

売上高
408億円6.5%FY25
0125250375500FY20FY22FY24
営業利益
16.9億円35.9%FY25
010203040FY20FY22FY24
純利益
8.7億円250.4%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0255075100FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高409353325394428383408
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益30.424.412.416.9
経常利益25.57.116.830.123.914.216.1
純利益9.6-34.94.820.413.9-5.88.7
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産312256247288305296330
純資産 (自己資本)157117124163191188220
自己資本比率 (%)50.545.950.356.762.663.266.8
現金及び預金35.233.739.646.752.160.064.5
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF31.824.929.429.425.612.822.7
投資CF▲32.5▲17.9▲6.7▲11.0▲15.5▲6.8▲24.2
財務CF0.7▲7.7▲16.8▲16.0▲7.6▲0.01.8
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
33.65
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
4.3%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
656
平均年齢
40.0
平均勤続
15.1
単体 平均年収
551万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1エム・ティ興産株式会社3.8百万株13.82%
#2株式会社ミスミグループ本社3.0百万株10.90%
#3CLEARSTREAM BANKING S.A.(常任代理人 香港上海銀行)2.4百万株8.76%
#4大畑 雅稔0.9百万株3.37%
#5森久保 哲司0.7百万株2.44%
#6森久保 有司0.7百万株2.40%
#7パンチ工業従業員持株会0.6百万株2.30%
#8立花証券株式会社0.6百万株2.24%
#9株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.5百万株1.71%
#10神庭 道子0.4百万株1.56%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
29.36-0
配当性向
75.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
2
FY21
2
FY22
17
FY23
26
FY24
29
FY25
29
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

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ニュース

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