株
株式会社メタリアル
カブシキガイシャメタリアル上場サービス業6182EDINET: E31901MetaReal Corporation
決算期: 02月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
40.9億円
2.23%営業利益 (FY25)
1.2億円
84.32%経常利益 (FY25)
1.1億円
85.95%純利益 (FY25)
3.0億円
44.01%総資産
49.2億円
10.36%自己資本比率
39.8%
—ROE
16.6%
22.47%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社メタリアルは、AI翻訳・自動翻訳を核とするAI事業(売上の75%超)、企業向け語学・異文化研修のHT事業(同22%)、VR・デジタルツインのメタバース事業(同3%)の3セグメントで構成されるテクノロジーカンパニーである。主力のAI事業では6,000社超の顧客基盤と業種特化の専門文書データを強みとし、製薬・化学・製造・IT業界の翻訳ニーズを中心に収益を上げてきた。FY2025は売上41億円(前年比-2.2%)、営業利益は前年比84.3%減の1.2億円と大幅に悪化した。要因は「Metareal AI」への先行投資増加によるAI事業の利益圧縮、HT事業の売上20.9%減、さらに「権限移譲ステージの失敗」と自社が認識する経営上のミスにある。純利益は投資有価証券売却益(3億円超)の特別利益計上により3億円を確保し、ROE16.6%を維持したが、本業の稼ぐ力は明確に低下している。対処策として創業者の五石氏が復帰し、AI翻訳から「垂直統合型AIエージェント」への事業拡大と、建築VR分野のSTUDIO55子会社化を通じたメタバース事業の立て直しに着手している。中長期の成長軌道復帰には経営統合の実効性と新規AI事業の早期収益化が鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: AI翻訳SaaSおよび受託案件が売上の75%を占め、企業研修のHT事業22%、メタバース事業3%が続く構成である。
- 2顧客: 製薬・化学・製造・IT業界の国内外企業6,000社超に専門文書翻訳と語学研修を提供している。
- 3価値提案: 業種特化の専門文書データと垂直統合型AIで、翻訳から文書全工程の効率化まで課題を解決する。
- 4コスト構造: 開発・制作人件費が主体で、新規AIプロダクト「Metareal AI」への先行投資が利益を圧迫している。
Risks · リスク要因
- 1業績低迷と経営混乱: 権限移譲の失敗を自認し創業者が緊急復帰するなど、内部管理体制の脆弱性が業績悪化を招いたリスクが高い。
- 2先行投資による損失拡大: 新規AI事業・メタバース事業の費用先行型投資が継続すると、本業営業利益のさらなる悪化が懸念される。
- 3技術革新への対応遅延: 生成AIの急速な進化により自社サービスが陳腐化し、競争力を失うリスクが常に存在する。
- 4顧客集中と需要変動: 製薬・製造業界の内製化推進や外注先絞り込みにより、主力AI翻訳の需要が急減する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1専門文書データ資産: 製薬・化学など業種特化の蓄積データがAI翻訳精度を高め、汎用ツールとの差別化を実現している。
- 2顧客基盤の厚み: 6,000社超の既存顧客はAIエージェントや生成AI新サービスへのクロスセル起点として機能する。
- 3技術多様性: Gaussian SplattingなどのAI技術を保有し、デジタルツイン自動生成という次世代ソリューションを開発中である。
- 4子会社シナジー: STUDIO55の建築業界顧客基盤と自社のAI技術を組み合わせ、産業向けVR事業の成長を狙う構造を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1経営統合と体制刷新: 創業者の五石氏復帰を機にメタリアル=ロゼッタを統合し、CFO・CSOら外部経営陣を増強して2025年中に精鋭本社チームを構築する。
- 2垂直統合型AIへの転換: 製薬特化型AIプロダクト「ラクヤク」を最優先に、翻訳から文書全工程を担う「垂直統合型AIエージェント」へと短中期で事業領域を拡大する。
- 3デジタルツイン事業の拡大: Gaussian Splattingを活用したデジタルツイン自動生成ソリューションをSTUDIO55と連携し、建設・不動産・製造業向けに展開する。
- 4メタバース長期投資の継続: メタバース本格普及を5〜10年後と想定し、今は「Metareal AI」に資源を集中しつつ長期成長基盤「Metaverser」構想を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前年比84.3%減の1.2億円に急落し、AI事業の先行投資とHT事業の売上20.9%減が主因となった。
投資有価証券売却益3億円超など特別利益3.5億円を計上し、最終純利益3億円・ROE16.6%を確保した。
建築VR・BIM大手の株式会社STUDIO55を子会社化し、メタバース事業の売上が前年ほぼゼロから1.1億円へ拡大した。
創業者の五石氏が経営に復帰し、「権限移譲ステージの失敗」を認め本社経営陣の刷新と経営統合を緊急課題として宣言した。
02
業績推移
売上高
40.9億円▼2.2%FY25
営業利益
1.2億円▼84.3%FY25
純利益
3億円▼44.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 29.1 | 39.1 | 40.0 | 41.6 | 42.9 | 41.8 | 40.9 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.9 | 5.2 | 7.5 | 1.2 |
| 経常利益 | 3.4 | 3.0 | 0.5 | -0.5 | 5.2 | 8.0 | 1.1 |
| 純利益 | 2.4 | 1.9 | -0.7 | -12.4 | 0.3 | 5.3 | 3.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 26.3 | 36.1 | 58.2 | 49.1 | 42.2 | 44.6 | 49.2 |
| 純資産 (自己資本) | 11.8 | 13.7 | 24.5 | 11.0 | 11.3 | 16.8 | 19.6 |
| 自己資本比率 (%) | 44.8 | 38.0 | 42.1 | 22.4 | 26.8 | 37.7 | 39.8 |
| 現金及び預金 | 8.5 | 9.9 | 22.9 | 24.1 | 25.4 | 30.8 | 29.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 8.2 | 7.9 | 9.0 | 5.2 | 5.1 | 9.3 | 0.6 |
| 投資CF | ▲6.9 | ▲10.8 | ▲15.2 | ▲3.5 | ▲1.6 | ▲1.2 | ▲1.3 |
| 財務CF | ▲2.3 | 4.3 | 19.2 | ▲0.5 | ▲2.2 | ▲2.7 | ▲1.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
27.59
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
16.6%
自己資本利益率
ROA
6.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AIBusiness0.0兆75.6%0.00兆16.0%
HTBusiness0.0兆21.6%0.00兆10.1%
MetaverseBusiness0.0兆2.8%▲0.00兆-190.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
15人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
4.9年
単体 平均年収
1,141万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY21 実績1株配当 (年間)
6.00円
配当性向
66.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
6
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。