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株式会社ベルシステム24ホールディングス
カブシキガイシャベルシステムニジュウヨンホールディングス上場サービス業6183EDINET: E31896決算期: 02月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
1436億円
3.44%営業利益 (FY25)
116億円
0.94%経常利益 (FY25)
112億円
0.06%純利益 (FY25)
80.0億円
6.07%総資産
1744億円
0.60%自己資本比率
40.2%
—ROE
11.7%
0.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ベルシステム24ホールディングスは、CRM(顧客関係管理)事業を中核とする国内最大級のコンタクトセンター・BPOサービス企業である。1,300社超のクライアントに電話・デジタル対応、営業代行、バックオフィス支援など幅広いアウトソーシングサービスを提供しており、FY2025の売上高は1,436億円(前年比-3.4%)となった。コロナ関連の国策業務縮小が主因で2期連続の減収となったが、営業利益は116億円を確保し、ROEは11.7%を維持している。財務面ではのれん947億円(総資産の54.3%)と有利子負債依存度44.7%という高レバレッジ構造が課題として残る。 中期経営計画では「人材・型化・共創」の3軸を掲げ、生成AIを活用した「次世代コンタクトセンター」の2025年度中実現を目指している。年間5億コールに及ぶ独自データを基盤に、AIと人間のハイブリッドによる「Hybrid Operation Loop」を開発中であり、コンタクトセンターをコストセンターからプロフィットセンター(VOCマーケティング)へ転換する構想を掲げる。スカパー・カスタマーリレーションズの株式51%取得など外部共創も加速させており、労働人口減少による企業の外注化ニーズ拡大を追い風に、収益構造の質的改善と取引規模拡大を両立できるかが今後の焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: CRM事業(コンタクトセンター・BPO)が売上の大半を占め、スマートコンタクトセンター業務とスマートビジネスサポート業務の2本柱で構成される。
- 2顧客: 通信・金融・流通など多業種の1,300社超を対象に、年間約5億コールの応対とバックオフィス支援を受託している。
- 3価値提案: 蓄積したナレッジ・データと生成AIを組み合わせ、業務効率化・VOC分析・BPRコンサルティングまで一気通貫で提供する。
- 4コスト構造: 人件費比率が高い労働集約型だが、AI自動化による生産性向上と管理費抑制で利益率の改善を目指している。
Risks · リスク要因
- 1財務レバレッジ: 有利子負債依存度44.7%、のれん947億円(総資産の54.3%)を抱えており、金利上昇・財務制限条項抵触・減損発生が業績と財政状態を直撃するリスクがある。
- 2テクノロジー代替: 生成AIの急速な進化によりエンドユーザーの電話問い合わせ需要が構造的に減少し、従来型コンタクトセンター業務の売上が中長期的に縮小するリスクがある。
- 3情報漏洩・サイバー攻撃: 顧客企業から預託された大量の個人情報を扱うため、サイバー攻撃や情報漏洩が発生した場合、損害賠償・契約解除・信用失墜により事業継続が脅かされる。
- 4人材確保: 少子化による生産年齢人口減少が続く中、オペレーター・専門人材の採用・育成・定着が計画通り進まない場合、事業成長と業績に直接影響を与えるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1データ資産: 年間5億コールという国内最大級の応対履歴を保有し、生成AI学習・VOC分析の基盤として競合が模倣困難な参入障壁を形成している。
- 2顧客基盤: 1,300社超の長期取引クライアントを持ち、業種横断のナレッジとフレームワークを蓄積することで解約コストを高めている。
- 3人材・認定: D&Iアワード「BEST WORKPLACE」4年連続認定やホワイト企業GOLD認定を取得し、総力4万人規模の人材確保・定着で競合と差別化している。
- 4AI共創エコシステム: 日本マイクロソフト・Google Cloud・AWSなどと生成AI Co-Creation Lab.を構築し、技術革新を自社単独でなく共創で加速できる体制を整えている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1次世代コンタクトセンター実現: 2025年度中に一部業務で生成AIとヒトのハイブリッド型「Hybrid Operation Loop」を稼働させ、運営コスト低減と利益率向上を同時に達成する計画である。
- 2新BPO領域の開拓: スカパー・カスタマーリレーションズ(株式51%取得)など外部提携を活用し、従来のコンタクトセンター枠を超えたBPOサービスでクライアント数と1社当たり取引額を拡大する方針である。
- 3マーケティング支援へのピボット: VOC自動収集・分析により顧客企業のマーケティング部門を新たな取引先とし、コンタクトセンターをプロフィットセンター化することで収益多様化を目指す。
- 4人的資本への継続投資: 男性育児休暇取得率100%目標など働きがい改善施策を推進し、4万人規模の人材エンゲージメント最大化と専門人材育成でサービス品質・競争力を維持する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,436億円(前年比-3.4%)、営業利益116億円。コロナ等国策関連業務の大幅縮小が主因で2期連続減収となったが、販管費抑制により収益水準は維持した。
スカパー・カスタマーリレーションズ子会社化: スカパーJSAT傘下のコールセンター運営会社の株式51%を取得し、生成AIハイブリッド型センター事業の早期実現に向けた共創基盤を構築した。
生成AI Co-Creation Lab.始動: 日本マイクロソフト・Google Cloud・AWSと連携したユーザー参画型プログラムを開始し、2024年11月に「Hybrid Operation Loop」の開発に着手した。
ESG評価向上: ISS ESGの「コーポレートレーティング」でプライム評価を初取得し、D&Iアワード「BEST WORKPLACE」4年連続・人的資本経営品質シルバー2年連続認定を受けた。
02
業績推移
売上高
1,436億円▼3.4%FY25
営業利益
116億円▲0.9%FY25
純利益
80億円▲6.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1211 | 1267 | 1357 | 1465 | 1561 | 1487 | 1436 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 132 | 149 | 115 | 116 |
| 経常利益 | 79.4 | 105 | 113 | 135 | 142 | 112 | 112 |
| 純利益 | 54.0 | 70.1 | 72.5 | 89.4 | 93.3 | 75.5 | 80.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1397 | 1685 | 1729 | 1783 | 1763 | 1755 | 1744 |
| 純資産 (自己資本) | 457 | 492 | 531 | 590 | 642 | 667 | 702 |
| 自己資本比率 (%) | 32.7 | 29.2 | 30.7 | 33.1 | 36.4 | 38.0 | 40.2 |
| 現金及び預金 | 59.7 | 77.7 | 55.2 | 62.0 | 70.0 | 72.1 | 69.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 120 | 167 | 149 | 163 | 182 | 136 | 174 |
| 投資CF | ▲24.8 | ▲32.1 | ▲31.8 | ▲24.3 | ▲18.0 | ▲31.0 | ▲36.9 |
| 財務CF | ▲87.6 | ▲118 | ▲140 | ▲132 | ▲156 | ▲103 | ▲139 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
108.81
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.7%
自己資本利益率
ROA
4.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
220人
平均年齢
45.0歳
平均勤続
14.0年
単体 平均年収
673万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
90.00円
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
63
FY21
63
FY22
78
FY23
90
FY24
90
FY25
90
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。