株
株式会社豊田自動織機
カブシキガイシャトヨタジドウショッキ上場輸送用機器6201EDINET: E01514TOYOTA INDUSTRIES CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
4.08兆円
6.57%営業利益 (FY25)
0.22兆円
10.62%経常利益 (FY25)
0.18兆円
0.97%純利益 (FY25)
0.26兆円
14.66%総資産
9.40兆円
15.12%自己資本比率
52.2%
—ROE
4.8%
0.16%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社豊田自動織機は、フォークリフトを中心とする産業車両事業(売上高の約68%)、カーエアコン用コンプレッサーやエンジン等の自動車部品事業(約28%)、および繊維機械事業(約2%)を展開するトヨタグループの中核企業である。FY2025の売上高は4.08兆円(前期比+6.6%)、営業利益は2,216億円(同+11%)と増収増益を達成し、2019年比で約1.85倍の規模拡大を実現した。産業車両事業では欧米市場での値上げ効果や為替追い風が利益を下支えし、自動車セグメントでは電動コンプレッサーの増加や電池・DC-DCコンバーターの拡大が寄与した。一方、2024年1月に発覚したエンジン国内認証問題は依然として継続調査中であり、米国での集団訴訟提起(2024年9月)など法的リスクが残存する。ROEは4.8%と収益性の観点では改善余地があり、コンプライアンス体制の抜本的再構築と次世代R&D投資の両立が中長期の課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 産業車両事業が売上高2.79兆円(68%)を占め、自動車部品1.16兆円(28%)と繊維機械0.08兆円(2%)が補完する。
- 2顧客: 産業車両は世界市場に直販、自動車部品はトヨタ自動車(売上高比12.9%)とデンソーへの見込み生産供給が主軸である。
- 3価値提案: フォークリフトから物流ソリューションへの領域拡大と、電動コンプレッサー・EV関連部品での電動化対応製品を提供する。
- 4コスト構造: 人件費・研究開発費・減価償却費が増加傾向にあり、有形固定資産取得に年間2,110億円を投じる設備集約型ビジネスである。
Risks · リスク要因
- 1エンジン認証問題と訴訟リスク: 国土交通省からの是正命令に加え、2024年9月に米国で集団訴訟が提起され、補償・訴訟費用と信頼失墜リスクが継続する。
- 2コンプライアンス再発リスク: 認証不正を受けた風土・仕組み改革が途上であり、新たな法令違反が発生すれば財政状態と株価に甚大な影響を及ぼす可能性がある。
- 3為替・関税変動リスク: 売上の過半が海外、特に米ドル・ユーロ建てのため、円高局面や米国関税強化は収益を直撃する構造的リスクを抱える。
- 4主要顧客・原材料集中リスク: 自動車部品のトヨタ依存(12.9%)に加え、半導体・鋼材等の供給逼迫が生産遅延や原価上昇を招くリスクがある。
Strengths · 強み
- 1産業車両の世界トップ級シェア: BT・レイモンドブランドを含むグローバル販売網で欧米市場の値上げを通じた利益確保力を持つ。
- 2トヨタグループの中核サプライヤー: エンジン・コンプレッサー等でトヨタへの安定供給関係を持ち、議決権24.6%の親子関係が基盤となる。
- 3電動化対応製品の拡充: 電動コンプレッサーや電池・DC-DCコンバーターが前期比+16%増と高成長し、BEV普及に合わせた製品シフトが進む。
- 4繊維機械からの技術蓄積: 創業来の精密機械技術が産業車両・自動車部品の高品質製造に横断的に活かされており参入障壁となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1物流ソリューション事業の深化: 産業車両単体販売からAMR(自律搬送ロボット)・倉庫自動化を含む物流ソリューション事業へのシフトを中長期軸に据える。
- 2電動化・次世代R&D投資の加速: 電動コンプレッサー・EV用部品・次世代エンジン代替技術への研究開発費を継続増額し、2030年ビジョン達成を目指す。
- 3コンプライアンス経営基盤の再構築: 「風土・しくみ・組織/体制」3つの改革を再発防止策に落とし込み、2024年の是正命令を起点に全社体質変革を断行する。
- 4資本効率と株主還元の改善: FY2025に自己株式取得1,091億円を実施、社債発行1,376億円による資金調達と合わせROE改善と財務健全性の両立を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は増収増益で過去最高水準: 売上高4.08兆円(+6.6%)、営業利益2,216億円(+11%)、純利益2,623億円(+15%)を達成した。
エンジン認証問題の長期化: 2024年2月に国土交通省から是正命令を受け、3月に再発防止策を報告、北米市場の調査は現在も継続中である。
米国集団訴訟の提起: 2024年9月にエンジン認証問題に関連する不適切行為を理由として米国で集団訴訟が提起され、法的リスクが顕在化した。
自己株式取得1,091億円を実施: FY2025に大規模な自社株買いを断行し、基本的1株当たり利益は前期736円86銭から856円96銭へ約16%改善した。
02
業績推移
売上高
4.08兆円▲6.6%FY25
営業利益
0.22兆円▲10.6%FY25
純利益
0.26兆円▲14.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.21 | 2.17 | 2.12 | 2.71 | 3.38 | 3.83 | 4.08 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.16 | 0.17 | 0.20 | 0.22 |
| 経常利益 | 0.11 | 0.12 | 0.10 | 0.13 | 0.15 | 0.18 | 0.18 |
| 純利益 | 0.15 | 0.15 | 0.14 | 0.18 | 0.19 | 0.23 | 0.26 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 5.26 | 5.28 | 6.50 | 7.63 | 7.82 | 11.1 | 9.40 |
| 純資産 (自己資本) | 2.48 | 2.44 | 3.24 | 3.93 | 3.84 | 6.05 | 4.90 |
| 自己資本比率 (%) | 47.1 | 46.2 | 49.8 | 51.5 | 49.1 | 54.6 | 52.2 |
| 現金及び預金 | 0.24 | 0.36 | 0.24 | 0.25 | 0.20 | 0.50 | 0.38 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.27 | 0.31 | 0.38 | 0.32 | 0.19 | 0.44 | 0.17 |
| 投資CF | ▲0.40 | ▲0.18 | ▲0.40 | ▲0.23 | ▲0.43 | 0.05 | ▲0.04 |
| 財務CF | 0.04 | ▲0.01 | ▲0.11 | ▲0.09 | 0.18 | ▲0.21 | ▲0.20 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
856.96
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.8%
自己資本利益率
ROA
2.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
14,506人
平均年齢
41.0歳
平均勤続
18.3年
単体 平均年収
842万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
420.00円+80
配当性向
44.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
240
FY21
220
FY22
250
FY23
280
FY24
340
FY25
420
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。