株
株式会社 西部技研
カブシキガイシャセイブギケン上場機械6223EDINET: E38926Seibu Giken Co.,Ltd.
決算期: 12月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
343億円
7.03%営業利益 (FY25)
45.3億円
12.41%経常利益 (FY25)
44.9億円
7.26%純利益 (FY25)
34.6億円
3.57%総資産
482億円
12.62%自己資本比率
66.9%
—ROE
11.1%
0.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
西部技研は「デシカント除湿機」と「VOC濃縮装置」の2製品を軸に、製薬・食品・EV用リチウムイオン電池・半導体といった成長産業の製造工程向け空気処理ソリューションを提供する専業メーカーである。売上高はFY2019の112億円からFY2025の343億円へ6年で約3倍に拡大しており、特にEV関連投資の波に乗るデシカント除湿機が最重要成長ドライバーとなっている。FY2025は中国市場の停滞と欧州VOC大型案件の反動減を、国内・北米の好調で補い売上+7.0%・営業利益+12.4%を達成し、営業利益率は13.2%まで改善した。中期経営計画(2024〜2026年)では最終年度の2026年12月期に売上高360億円・営業利益率12%・ROE13%を掲げ、海外サービス事業の拡充や半導体材料領域への展開、新規事業(2027年10億円規模)を推進する。グローバル50カ国の販売網と世界主要拠点での現地製造体制が特定地域リスクを分散しており、繰り返し収益が見込めるローター交換需要がストック型収益の下支えとなっている。一方、中国市場依存度の高さ、米中通商摩擦・関税リスク、特定原材料調達集中、為替変動が主要リスクとして残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: デシカント除湿機が売上の約57%、VOC濃縮装置が約29%を占め、ローター交換等アフターサービスが安定収益を補完する。
- 2顧客: EV電池・半導体・製薬・食品メーカー等の製造設備投資案件を中心に世界50カ国超へ販売している。
- 3価値提案: 独自の吸着ロータ技術で超低湿・有害VOC除去環境を実現し、顧客の品質維持とCO2削減を同時に支援する。
- 4コスト構造: 国内外複数拠点での現地生産と特定サプライヤー依存の原材料調達が主要コスト要因であり、生産効率化を継続推進する。
Risks · リスク要因
- 1中国市場集中リスク: 最大市場の中国で景気停滞が続き、FY2025も中国向けデシカント除湿機・VOC濃縮装置が大幅減収となり業績への影響が顕在化している。
- 2米中関税・通商政策リスク: 米国の対中投資規制や追加関税はEV電池向け受注の地域構造を歪め、サプライチェーンコスト増を招く可能性がある。
- 3特定原材料の調達集中リスク: 主要製品の大半に特定取引先からの原材料を使用しており、供給停止や急激な価格高騰が生産継続に直接影響しうる。
- 4為替変動リスク: 海外売上が大きく、FY2025に為替差損201百万円を計上した実績があり、急激な円高局面では売上・利益が目減りするリスクがある。
Strengths · 強み
- 1吸着ロータ技術の模倣困難性: 独自開発のデシカントロータは競合他社が容易に複製できず、高付加価値製品としての価格競争回避を可能にする。
- 2EV電池市場への先行展開: リチウムイオン電池製造に不可欠なドライ環境供給で、蓄電池世界市場が2030年に約40兆円へ拡大する恩恵を最大限享受できる。
- 3グローバル50カ国の分散販売網: スウェーデン・米国・中国・韓国・タイ等の現地製造拠点を持ち、特定地域需要変動への耐性が高い。
- 4ストック型のサービス収益: 設置後のローター定期交換やメンテナンスが継続収益を生み、設備投資サイクルの波動を平準化する役割を担う。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1コア事業での市場シェア拡大: 2026年12月期に売上高360億円・営業利益率12%・ROE13%を達成する中期経営計画の第1フェーズを推進する。
- 2海外サービス事業の拡充: 国内で確立したローター交換・メンテナンスモデルを欧米・アジアに横展開し、安定的なストック収益基盤を2026年までに構築する。
- 3半導体・半導体材料領域への本格参入: 2030年に世界市場約100兆円が見込まれる半導体向けクリーン環境ソリューションを成長事業として本格始動させる。
- 4新規事業の育成と工場投資: CO2濃縮等の次世代技術を活用した新規事業で2027年に年間10億円規模を目指し、国内・海外新工場への設備投資も継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高343億円(+7.0%)、営業利益45億円(+12.4%)、営業利益率13.2%と過去最高水準を更新し、ROEは11.1%を達成した。
北米バッテリー大型案件: 米国向けEV電池用デシカント除湿機の大型案件を売上計上し、国内・北米が中国・欧州の不振を補う地域構成の変化が明確になった。
設備投資加速: 国内新工場が竣工し建物・構築物が純額で1,805百万円増加、海外子会社でも新工場建設が進行中で有形固定資産取得支出は3,330百万円に達した。
デシカント除湿機受注急増: FY2025のデシカント除湿機受注高は前期比+48.6%の223億円に急拡大し、受注残高も前期比+30.9%の113億円と将来売上の視界が開けている。
02
業績推移
売上高
343億円▲7.0%FY25
営業利益
45.3億円▲12.4%FY25
純利益
34.6億円▲3.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 112 | 95.1 | 174 | 249 | 287 | 321 | 343 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 46.0 | 43.0 | 40.3 | 45.3 |
| 経常利益 | 11.9 | 6.6 | 20.6 | 47.8 | 43.6 | 41.9 | 44.9 |
| 純利益 | 7.6 | 7.2 | 16.9 | 39.1 | 34.3 | 33.4 | 34.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 149 | 161 | 256 | 311 | 393 | 428 | 482 |
| 純資産 (自己資本) | 65.3 | 72.4 | 141 | 177 | 268 | 300 | 322 |
| 自己資本比率 (%) | 43.7 | 45.0 | 55.0 | 57.1 | 68.1 | 70.0 | 66.9 |
| 現金及び預金 | — | — | 73.9 | 95.2 | 114 | 140 | 150 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 34.0 | 33.5 | 20.0 | 65.7 | 34.6 |
| 投資CF | — | — | 2.7 | ▲6.0 | ▲23.4 | ▲25.0 | ▲31.7 |
| 財務CF | — | — | ▲8.8 | ▲8.2 | 18.0 | ▲20.6 | 1.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
172.51
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.1%
自己資本利益率
ROA
7.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
415人
平均年齢
40.8歳
平均勤続
11.5年
単体 平均年収
679万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
70.00円
配当性向
43.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
50
FY21
50
FY22
50
FY23
60
FY24
70
FY25
70
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。