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株式会社エコム

カブシキガイシャエコム上場機械6225EDINET: E38483
Ecology and Combustion Inc.
決算期: 07月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
26.4億円
7.06%
営業利益 (FY25)
3.7億円
20.26%
経常利益 (FY25)
3.8億円
23.68%
純利益 (FY25)
2.6億円
24.64%
総資産
40.5億円
0.25%
自己資本比率
81.0%
ROE
8.3%
1.20%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

エコムは静岡県浜松市を拠点とする産業用加熱設備の専業メーカーで、「熱のスペシャリスト集団」を標榜する。事業はオーダーメイド加熱設備の設計・製造を担う産業システム事業(売上構成比61%)と、既存設備のメンテナンス・省エネ改造を担う保守サービス事業(同39%)の2本柱で構成される。FY2025(2025年7月期)は売上高2,639百万円(前年比+7.1%)、営業利益374百万円(同+20.1%)と増収増益を達成した。主要顧客である自動車業界の受注が米国関税政策の影響で伸び悩む一方、AI・データセンター向け半導体製造設備の加熱設備需要が急伸し、保守サービス事業もカーボンニュートラル需要と関西電力・ノリタケとのアライアンス効果で+19.5%増収と牽引した。財務面では無借金化に近い負債削減(長期借入金149百万円減)が進み、純資産3,279百万円・自己資本比率は約81%と財務基盤は堅固である。受注高も前年比+28.2%と先行指標も好調で、カーボンニュートラル規制の追い風を享受しやすいポジションにある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 産業システム事業61%(加熱設備販売)と保守サービス事業39%(メンテナンス・省エネ改造)の2セグメントで構成される。
  • 2顧客: 自動車・半導体・食品等の製造業を主対象とし、国内工場および海外現地法人へ加熱設備を供給する。
  • 3価値提案: ヒートトライアルによる実証を経たオーダーメイド省エネ設備と、他社製設備も対応可能なメンテナンスで差別化する。
  • 4コスト構造: 1件当たり受注額の大きい産業システムは変動費率が高く、保守サービスは小口安定型で変動費率が低い二重構造である。
Risks · リスク要因
  • 1特定顧客・業種への依存: 自動車業界への売上依存が高く、米国関税政策等の外部ショックで受注が急変動するリスクが直近に顕在化した。
  • 2大規模災害リスク(影響度:大): 生産拠点が浜松市に集中しており、南海トラフ地震等の発生時に生産活動が全面停止する可能性がある。
  • 3人材確保リスク: 保守サービス事業拡大に伴い技術者採用が必須だが、労働市場の逼迫により計画どおり採用・定着できない場合は成長が制約される。
  • 4コスト上昇リスク(発生可能性:高): 原材料・外注費の高騰が継続しており、価格転嫁交渉が難航した場合は利益率が圧迫される懸念がある。
Strengths · 強み
  • 1熱技術の専門性: 燃焼技術とエネルギー管理に特化した技術者集団であり、ヒートトライアルで顧客ニーズを実証検証できる独自プロセスを持つ。
  • 2他社設備対応のメンテナンス力: 自社製品に限らず他メーカーの加熱設備も保守できる技術を有し、「困ったときの窓口」として顧客囲い込みを図る。
  • 3カーボンニュートラル需要の直接受益: 国内CO2排出量の約14%を占める工業炉の省エネ化需要を主戦場とし、規制強化が追い風となる事業構造である。
  • 4健全な財務基盤: 自己資本比率約81%・現預金1,698百万円と財務余力が大きく、投資機会への機動的な対応が可能である。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1保守サービス事業の拡大: 関西電力・ノリタケとのアライアンスおよび2024年4月譲受のリジェネ事業を活用し、安定収益基盤を拡充していく方針である。
  • 2半導体・脱炭素分野への注力: AI・データセンター向け半導体製造設備および水素バーナー等の脱炭素燃料対応製品の開発・受注獲得を加速する。
  • 3海外展開の推進: 日本企業の海外現地法人向け加熱設備・メンテナンスをベースに、グローバルネットワークを活用した新規顧客開拓を図る。
  • 4IoT活用による予防保全サービスの確立: 設備稼働データをリアルタイム監視するIoTサービスを整備し、保守サービス事業の付加価値と収益性を高める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は増収増益: 売上高2,639百万円(+7.1%)、営業利益374百万円(+20.1%)、純利益262百万円(+24.5%)と収益性が大幅改善した。
半導体向け受注が急伸: AI・データセンター需要を背景に半導体製造関連の加熱設備受注が増加し、自動車向け伸び悩みを補完した。
保守サービス事業が+19.5%増収: リジェネ事業の事業譲受(2024年4月)とアライアンス効果が寄与し、売上1,027百万円を達成した。
受注高が前年比+28.2%に急拡大: 当期受注高2,632百万円(前年比+28.2%)と先行指標が好調で、次期業績への期待が高まっている。
02

業績推移

売上高
26.4億円7.1%FY25
07.51522.530FY20FY22FY24
営業利益
3.7億円20.3%FY25
01234FY20FY22FY24
純利益
2.6億円24.6%FY25
00.81.52.33FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037,50075,000112,500150,000FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高25.116.017.615.023.824.726.4
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益1.02.43.13.7
経常利益4.01.61.41.12.33.03.8
純利益2.81.41.51.02.82.12.6
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産35.635.631.640.640.340.440.5
純資産 (自己資本)25.925.725.025.729.030.732.8
自己資本比率 (%)72.772.379.263.372.075.981.0
現金及び預金17.314.117.814.517.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF2.60.11.8▲2.05.5
投資CF6.3▲5.82.0▲0.5▲0.6
財務CF▲2.22.4▲0.1▲0.9▲2.4
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
143.88
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
8.3%
自己資本利益率
ROA
6.5%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
75
平均年齢
35.9
平均勤続
10.7
単体 平均年収
515万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1髙梨 智志0.4百万株24.55%
#2髙梨 今日子0.4百万株20.18%
#3エコム社員持株会0.2百万株11.26%
#4ノリタケ株式会社0.1百万株5.59%
#5東京中小企業投資育成株式会社0.1百万株5.48%
#6しんきん-やらまいか投資事業有限責任組合0.1百万株5.04%
#7株式会社ライトハンドオフィス0.1百万株4.11%
#8関西電力株式会社0.1百万株3.34%
#9牧野 史朗0.0百万株1.16%
#10伊達 快行0.0百万株1.11%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
32.00+4
配当性向
22.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5000
FY21
5000
FY22
5000
FY23
50
FY24
28
FY25
32
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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