守
守谷輸送機工業株式会社
モリヤユソウキコウギョウカブシキカイシャ上場機械6226EDINET: E37499Moriya Transportation Engineering and Manufacturing Co.,Ltd
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
194億円
10.88%営業利益 (FY25)
40.9億円
57.79%経常利益 (FY25)
42.0億円
59.68%純利益 (FY25)
28.4億円
65.27%総資産
172億円
14.05%自己資本比率
66.8%
—ROE
27.6%
7.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
守谷輸送機工業は、物流施設・工場向け荷物用エレベーターと船舶用エレベーターに特化した独立系メーカーである。製造・販売・据付・保守修理を一貫して手がけるビジネスモデルにより、売上の約46%を占める保守・修理が安定的なストック収益を生み出している。FY2025の売上高は194億円(前年比+10.9%)で7期連続の増収を達成し、営業利益は41億円(同+57.8%増)、営業利益率は21.1%と大幅に改善した。ROEは27.6%と高水準であり、無借金経営で手元資金も潤沢である。 成長ドライバーは、eコマース拡大に伴う物流施設投資の継続、データセンター・半導体関連施設の新規需要顕在化、および保守契約台数の累積拡大(期末7,445台)の3点である。2024年10月に宇都宮工場の増改築が完了し年間600台体制が整った一方、2026年5月稼働予定の芳賀工場(塗装専用)も建設中であり、生産能力のさらなる拡充を図っている。受注残高は215億円(前年末比+31.5%)と年間売上高を超えており、中期的な業績視界は良好といえる。一方で、代表取締役への依存度の高さ、建設・製造業全般での人材確保難、資材価格・為替変動による原価上昇リスクは継続的に注視が必要である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 荷物用エレベーター販売が売上の約49%、保守・修理が約46%、船舶用が約5%を占め、ストック型収益が安定基盤となっている。
- 2顧客: 物流施設・工場・データセンター・半導体工場の国内事業者と、アジア・韓国向け船舶メーカーを主な顧客としている。
- 3価値提案: 製造から据付・保守まで一貫対応し、計画修理の提案で顧客の稼働停止リスクを低減する独自サービスを提供している。
- 4コスト構造: 外注活用と内製化を組み合わせ、宇都宮工場・芳賀工場への設備投資で固定費効率と生産能力の両立を図っている。
Risks · リスク要因
- 1原材料・為替リスク: 鋼材・ワイヤーロープ等の市況上昇や円安による輸入資材価格高騰が製造コストを押し上げ、利益率を圧迫する恐れがある。
- 2人材確保リスク: 建設・製造業全般で技術者不足が深刻化しており、据付・保守要員の採用難が受注処理能力の天井を形成するリスクがある。
- 3代表取締役への依存: 守谷貞夫社長が経営戦略の中枢を担い、同氏・親族で議決権の65.5%を保有するため、経営継続性と株式需給に固有のリスクがある。
- 4製品事故・品質リスク: 荷物用エレベーターの重大故障は物流網の停止を招き、損害賠償・営業停止処分・ブランド毀損が業績に甚大な影響を及ぼす可能性がある。
Strengths · 強み
- 1ニッチ特化の高利益率: 荷物用・船舶用エレベーターに経営資源を集中し、FY2025の売上高営業利益率21.1%・ROE27.6%を実現している。
- 2ストック収益の積み上げ: 保守契約台数7,445台が毎期積み上がり、保守・修理売上は前年比+23.9%増と安定成長を続けている。
- 3旺盛な受注残高: FY2025末の受注残高215億円は年間売上高を超える水準で、2-3年分の売上を先行確保した状態にある。
- 4無借金・高自己資本: 借入ゼロで純資産115億円、現預金57億円を保有し、大型設備投資や景気悪化局面でも財務的耐性が高い。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1生産能力の段階的拡充: 2024年10月完成の宇都宮工場増改築で年産600台体制を確立し、2026年5月稼働予定の芳賀工場で塗装工程を内製化する計画である。
- 2リニューアル需要の本格取込: 2025年4月に営業・設計・工事の各部門にリニューアル専門部署を新設し、他社製品を含む入替・修理需要の獲得を加速させる方針である。
- 3船舶用エレベーターの海外拡販: 新造船需要の回復と次世代燃料船ニーズを背景に、2024年3月に参入した韓国市場を含むアジア圏での販売拡大を目指している。
- 4人材投資と内製化の深化: 3年連続ベースアップ・2024年設置の技術研修部による育成強化に加え、保守・部品製造の内製化比率を高めてサービス品質と原価競争力を維持する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高194億円(+10.9%)、営業利益41億円(+57.8%)、当期純利益28億円(+65.3%)と過去最高水準を更新した。
受注残高215億円: 前期末比+31.5%増で年間売上高を超過し、物流施設・データセンター・半導体関連からの新規需要が拡大していることを示している。
宇都宮工場増改築完成: 2024年10月に稼働開始し、年産600台体制が整備された。芳賀工場は2025年6月着工・2026年5月稼働を予定している。
保守契約台数7,445台: 前期末比+330台の純増を達成し、保守・修理売上が8,994百万円(前年比+23.9%)に達してストック収益が拡大している。
02
業績推移
売上高
194億円▲10.9%FY25
営業利益
40.9億円▲57.8%FY25
純利益
28.4億円▲65.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 111 | 121 | 135 | 139 | 154 | 175 | 194 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 18.2 | 7.8 | 25.9 | 40.9 |
| 経常利益 | 13.8 | 13.9 | 17.1 | 18.3 | 7.9 | 26.3 | 42.0 |
| 純利益 | 8.2 | 8.6 | 10.8 | 11.4 | 6.4 | 17.2 | 28.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 83.1 | 84.8 | 98.7 | 120 | 128 | 151 | 172 |
| 純資産 (自己資本) | 25.1 | 33.1 | 45.7 | 72.5 | 75.4 | 91.2 | 115 |
| 自己資本比率 (%) | 30.3 | 39.0 | 46.3 | 60.3 | 59.1 | 60.5 | 66.8 |
| 現金及び預金 | — | 2.9 | 16.8 | 38.8 | 25.7 | 45.0 | 57.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | 2.8 | 17.3 | 11.2 | 0.5 | 25.8 | 20.0 |
| 投資CF | — | ▲0.3 | ▲0.6 | ▲2.2 | ▲8.7 | ▲4.0 | ▲2.6 |
| 財務CF | — | ▲4.9 | ▲2.7 | 13.1 | ▲5.1 | ▲2.6 | ▲5.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
162.13
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
27.6%
自己資本利益率
ROA
16.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
360人
平均年齢
40.4歳
平均勤続
8.3年
単体 平均年収
778万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
48.00円+21
配当性向
23.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
25
FY21
25
FY22
15
FY23
23
FY24
28
FY25
48
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。