株
株式会社オプトラン
カブシキガイシャオプトラン上場機械6235EDINET: E33594OPTORUN CO.,LTD.
決算期: 12月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
339億円
4.49%営業利益 (FY25)
33.4億円
49.24%経常利益 (FY25)
32.0億円
60.90%純利益 (FY25)
29.6億円
53.39%総資産
861億円
5.78%自己資本比率
66.9%
—ROE
5.1%
5.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社オプトランは、イオンビームアシスト蒸着・スパッタリング・ALD等の成膜技術を核に、光学薄膜装置を設計・製造・販売する専業メーカーである。売上の大部分を中国・台湾向けスマートフォン用光学部品メーカー向けが占めてきたが、近年は自動車ヘッドアップディスプレイ、光通信・シリコンフォトニクス、AR/VRといった新領域へ多角化を推進している。FY2025は売上339億円(前年比+4.5%)と増収を達成したものの、利益率の高いALD装置の販売減少と棚卸資産評価損が重なり、営業利益は33億円(同▲49.2%)、純利益は30億円(同▲53.4%)と大幅減益となった。ROEは5.1%にとどまり、中長期目標の10%以上には大きな開きがある。一方、受注高は前年比+26.7%、受注残高も+29.5%と先行指標は好転しており、FY2026は売上382億円・営業利益62億円と大幅回復を見込む。地政学リスクや中国集中というサプライチェーン脆弱性、為替変動リスクが引き続き経営課題であり、ベトナム・インドへの拠点分散や光電融合分野への注力が中長期の成長を左右する。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 光学薄膜成膜装置の受注生産販売が単一セグメントで売上339億円の全てを構成する。
- 2顧客: スマートフォン向け光学部品メーカー(台湾・中国)が主要顧客で、自動車・光通信向けも拡大中である。
- 3価値提案: イオンビーム蒸着・スパッタ・ALDなど複数成膜技術でトータルソリューションを提供する。
- 4コスト構造: 売上原価率66.2%(前年比+11.0pt)、販費一般管理費24.0%で製造コスト管理が利益を左右する。
Risks · リスク要因
- 1中国集中リスク: 売上の大部分が中国向けで、米中摩擦・関税強化・地政学変動がサプライチェーンを直撃する。
- 2設備投資サイクルの急変: スマートフォン需要の急減や顧客の投資抑制で受注キャンセルが短期に発生しうる。
- 3為替変動: 売上は米ドル建て・コストは人民元建てが多く、円高・元高が同時進行すると収益を大幅に圧迫する。
- 4ALD装置販売の不確実性: 高利益率のALD装置が計画比減少するだけでFY2025の様な大幅減益が再現しうる。
Strengths · 強み
- 1薄膜成膜技術の専業優位: イオンビーム・スパッタ・ALD等を自社保有し顧客用途に最適解を提案できる。
- 2受注残高129%増の成長性: FY2025受注残高が313億円と前年比29.5%増となり次期業績の裏付けとなっている。
- 3グローバル生産体制: 上海2拠点・台湾・ベトナムに製造・販売拠点を持ち中華圏顧客に近接供給できる。
- 4豊富なキャッシュ: 現金314億円を保有し、M&A・設備投資・自己株式取得を機動的に実行できる財務基盤を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1シリコンフォトニクス売上比率20%以上: 光電融合・データセンター向け装置を第2の柱に育て中長期目標を設定している。
- 2ROE10%以上の達成: 中期経営目標としてROE10%以上を掲げ、M&A・積極投資と機動的な自己株式取得を組み合わせる。
- 3サプライチェーン分散: ベトナム拠点稼働・インド拠点整備を進め、中国一極依存から多極体制へ2026年までに移行する。
- 42026年ジョブ型人事導入: 専門人材確保と生産性向上を目的にジョブ型人事制度を2026年から全社展開する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅減益: 売上339億円(+4.5%)も営業利益33億円(▲49.2%)と、ALD装置減少と棚卸評価損が直撃した。
受注は急回復: FY2025受注高410億円(+26.7%)・受注残313億円(+29.5%)で、FY2026業績回復の先行指標となっている。
AIメカテック株式取得: 投資有価証券が前年比増加し、半導体・電子デバイス領域へのM&A戦略を具体化した。
自己株式を42億円取得: FY2025に41億88百万円の自己株式取得を実施し株主還元を積極化、純資産は14億円減少した。
02
業績推移
売上高
339億円▲4.5%FY25
営業利益
33.4億円▼49.2%FY25
純利益
29.6億円▼53.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 428 | 375 | 309 | 343 | 368 | 324 | 339 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 74.5 | 97.5 | 65.7 | 33.4 |
| 経常利益 | 110 | 86.1 | 79.0 | 87.6 | 60.5 | 81.9 | 32.0 |
| 純利益 | 91.0 | 68.0 | 63.3 | 68.9 | 46.3 | 63.5 | 29.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 565 | 543 | 647 | 829 | 785 | 814 | 861 |
| 純資産 (自己資本) | 348 | 395 | 461 | 522 | 569 | 590 | 576 |
| 自己資本比率 (%) | 61.6 | 72.7 | 71.3 | 62.9 | 72.5 | 72.4 | 66.9 |
| 現金及び預金 | 270 | 227 | 323 | 349 | 330 | 280 | 314 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 162 | ▲5.3 | 107 | 85.6 | 31.8 | 50.5 | 85.3 |
| 投資CF | ▲24.3 | ▲10.5 | 3.8 | ▲44.0 | ▲36.0 | ▲77.0 | 2.6 |
| 財務CF | ▲23.6 | ▲24.7 | ▲27.4 | ▲21.7 | ▲22.1 | ▲38.1 | ▲62.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
73.30
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.1%
自己資本利益率
ROA
3.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
87人
平均年齢
41.8歳
平均勤続
9.0年
単体 平均年収
794万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
81.00円+3
配当性向
150.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
50
FY21
50
FY22
50
FY23
50
FY24
78
FY25
81
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。