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株式会社ナガオカ
カブシキカイシャナガオカ上場機械6239EDINET: E31575NAGAOKA INTERNATIONAL CORPORATION
決算期: 06月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
89.2億円
6.19%営業利益 (FY25)
15.2億円
9.63%経常利益 (FY25)
15.1億円
17.50%純利益 (FY25)
9.7億円
15.73%総資産
100億円
2.23%自己資本比率
74.9%
—ROE
13.4%
4.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ナガオカは、「水」と「石油(エネルギー)」の2領域を軸に、取水スクリーン・浄水装置・石油精製プラント向けスクリーン・インターナルを設計・製造・販売する専業メーカーである。売上高はFY2019の44億円からFY2024の95億円へと約2倍に成長したが、FY2025は中国経済の低迷と米国関税政策の影響によるエネルギー関連事業の受注減(前期比-36%の受注高)が響き、89億円(-6.2%)・営業利益15億円(-9.7%)と初の反落となった。一方、水関連事業は受注が前期比+37.3%と好調で売上31億円(+6.4%)を達成しており、収益の二極化が鮮明である。 中期経営計画「FLIGHT PLAN:TRANSFORM 2027」では、最終年度FY2027に売上160億円・純利益16億円を目指すが、FY2026目標は当初の133億円から100億円へ下方修正しており、計画の実現性に対する市場の精査が必要な局面にある。総合水処理企業への転換とM&A活用を成長エンジンに位置付けており、事業ポートフォリオの再編が中長期の投資判断の焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 水関連事業35%・エネルギー関連事業65%の2本柱で、プロジェクト型受注生産による売上高89億円を計上している。
- 2顧客: 石油精製プラントオーナー(Honeywell UOP等)や国内外の水道事業体を主要顧客とし、海外比率は65.5%に達している。
- 3価値提案: 独自のスクリーン技術とプロセス設計ノウハウで、新設・既設プラントの取水・精製・浄水工程の高効率化と長寿命化を実現している。
- 4コスト構造: 中国・ベトナム子会社での低コスト製造を活用しつつ、国内設計・品質管理を組み合わせたハイブリッド生産体制でコスト競争力を確保している。
Risks · リスク要因
- 1海外売上依存リスク: 海外比率65.5%のうちエネルギー関連が大部分を占め、中国経済低迷や米国関税政策によるプロジェクト延期がFY2025受注を前期比-36%に直撃した。
- 2為替変動リスク: 外貨建取引比率が高く、FY2024の為替差益8,400万円からFY2025は為替差損4,400万円へ転落し、経常利益を17.5%押し下げる要因となった。
- 3中期計画の下方修正リスク: FY2026目標を売上133億円→100億円へ大幅修正しており、FY2027目標160億円の達成にも不透明感が残り、M&A依存度が高まるリスクがある。
- 4原材料・調達集中リスク: 主原料のステンレス鋼材は市況変動に晒されており、一部部品は調達先が限定的で代替困難なため、価格高騰・供給不足が利益率を直接圧迫する。
Strengths · 強み
- 1独自スクリーン技術: 石油精製向けスクリーン・インターナルで世界的プロセスオーナーとの長期取引実績を有し、代替困難な技術的地位を築いている。
- 2安定した既設更新需要: 既設プラントの定期更新受注に注力し、新設景気に左右されにくい収益基盤を構築、FY2025も既設向け売上は前期並みを維持している。
- 3高収益体質: FY2025営業利益率17.0%・ROE13.4%を達成し、受注型製造業として異例の収益性を誇る構造的競争優位がある。
- 4総資産100億円に対し純資産75億円の無借金同然の財務健全性を持ち、M&A等の戦略投資余力が十分に確保されている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1総合水処理企業への転換: 上水道の取水・水処理に加え、前後工程・プラント運営・メンテナンス・下水道処理へ事業領域を拡大し、水関連売上の抜本的な拡大を目指している。
- 2M&A活用による事業構造変革: 成長投資・事業投資・新規投資の3類型の「戦略投資」を推進し、FY2025に公開買付入札へ参加するなどスピード感ある事業拡大を図っている。
- 3エネルギー関連の収益最適化: マーケット・ポートフォリオの見直しと中国・ベトナムの製造拠点最適化を進め、地政学リスク低減とコスト競争力強化を同時に実現する計画である。
- 4人的資本強化: 新卒・キャリア採用の積極推進と発行済株式の約7%相当の譲渡制限付株式付与により、FY2027売上160億円・純利益16億円の達成を担う人材層を整備している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高89億円(-6.2%)・営業利益15億円(-9.7%)・純利益9.7億円(-15.7%)と2期連続成長から一転して減収減益となり、特に経常利益は円高転換の為替差損影響で-17.5%となった。
エネルギー関連受注急減: 中国経済低迷と米国関税政策を背景にエネルギー関連受注高が前期比-36%の47億円まで落ち込み、受注残高も前期比-35.7%の20億円に縮小している。
水関連事業の高成長: 水処理分野の受注高が前期比+37.3%の31.5億円と急拡大し、売上高も+6.4%の31.3億円を達成、エネルギー依存からの脱却が着実に進んでいる。
FY2026計画の大幅下方修正: 中期計画2年目の売上目標を133億円から100億円へ修正、純利益目標も13.9億円から11億円へ引き下げ、FY2027最終目標の達成に向け計画の実現性が問われている。
02
業績推移
売上高
89.2億円▼6.2%FY25
営業利益
15.2億円▼9.6%FY25
純利益
9.7億円▼15.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 43.8 | 64.4 | 62.6 | 63.3 | 81.5 | 95.0 | 89.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 7.9 | 13.1 | 16.8 | 15.2 |
| 経常利益 | 4.2 | 10.5 | 9.4 | 9.9 | 13.5 | 18.3 | 15.1 |
| 純利益 | 3.6 | 7.0 | 6.8 | 8.0 | 8.7 | 11.5 | 9.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 47.1 | 63.5 | 65.0 | 74.2 | 88.9 | 103 | 100 |
| 純資産 (自己資本) | 24.4 | 30.3 | 39.7 | 49.7 | 56.3 | 70.0 | 75.1 |
| 自己資本比率 (%) | 51.7 | 47.8 | 61.0 | 67.0 | 63.4 | 68.3 | 74.9 |
| 現金及び預金 | 10.6 | 9.8 | 15.8 | 20.3 | 20.2 | 24.5 | 24.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 4.4 | 0.1 | 16.9 | 1.5 | 3.6 | 23.0 | 5.2 |
| 投資CF | ▲0.0 | ▲3.8 | ▲3.2 | ▲0.9 | ▲0.5 | ▲1.8 | ▲1.3 |
| 財務CF | ▲5.3 | 3.0 | ▲7.9 | 2.1 | ▲3.1 | ▲17.7 | ▲3.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
138.90
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
13.4%
自己資本利益率
ROA
9.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Energy0.0兆64.9%0.00兆32.4%
Water0.0兆35.1%0.00兆11.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
93人
平均年齢
43.8歳
平均勤続
7.7年
単体 平均年収
753万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
35.00円+1
配当性向
23.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
15
FY22
20
FY23
23
FY24
34
FY25
35
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。