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ヤマシンフィルタ株式会社
ヤマシンフィルタカブシキガイシャ上場機械6240EDINET: E30917YAMASHIN-FILTER CORP.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
201億円
11.53%営業利益 (FY25)
26.3億円
86.39%経常利益 (FY25)
26.7億円
88.56%純利益 (FY25)
17.2億円
118.93%総資産
266億円
2.69%自己資本比率
84.9%
—ROE
7.8%
4.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ヤマシンフィルタは佐賀県発祥の総合フィルタメーカーで、売上の約8割を建設機械向け油圧フィルタ(OEM供給)が占める。主要顧客にはキャタピラーなど世界大手建機メーカーが並び、純正部品として採用される高い参入障壁を持つ。FY2025(2025年3月期)は売上高201億円(前年比+11.5%)、営業利益26億円(同+86.4%)と創業以来最高益を更新した。新車需要が前年を下回る中でも、交換部品(補給品)の販売数量が大幅増加したことが主因であり、アフターマーケット収益の安定性が際立つ。中期経営計画「Fly to the next stage!」(2025〜2028年3月期)では、ROIC10%以上・MAVY's2%以上・DOE10%以上を2028年3月期の定量目標として掲げ、資本コストを意識した経営を推進している。独自のナノファイバー技術(Yamashin Nano Filter)をエアフィルタ・断熱材・スマートテキスタイル等の新規領域へ展開する計画も進行中であり、建機依存からの分散と高付加価値化が中長期の課題である。フィリピンに生産の約6割を集中させている地政学リスクや、建機市場の構造変化(電動化等)への対応が引き続き投資家の注目点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建機用油圧フィルタのOEM供給が売上の約80%を占め、補給品(交換需要)が安定収益を支えている。
- 2顧客: キャタピラーを筆頭とする世界大手建機メーカーへ純正部品として供給し、北米・欧州・アジアに販売拠点を持つ。
- 3価値提案: ナノファイバー技術による高捕集・ロングライフフィルタで環境負荷低減と機械の稼働効率向上を両立している。
- 4コスト構造: 日本・フィリピン・ベトナムの3拠点で製造し、フィリピンに約60%の生産を集約してコスト競争力を確保している。
Risks · リスク要因
- 1建機市場への過度な集中: 売上の約80%が建機用フィルタであり、建機需要の悪化や電動化による油圧システム縮小で業績が直撃を受ける。
- 2フィリピン生産集中リスク: 建機用フィルタ生産の約60%がフィリピン1拠点に集中しており、自然災害や地政学リスクが操業停止につながる恐れがある。
- 3原材料・物流コスト高騰: 資材価格とエネルギーコストの上昇が継続しており、コンテナ船需給による海上輸送費高騰も製造原価を押し上げる可能性がある。
- 4新興国での模倣品・廉価品競合: 新興国市場の拡大局面で競合他社の廉価品・模倣品が伸長した場合、シェアと価格水準が同時に低下するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1建機OEM純正採用の高い参入障壁: 大手建機メーカーへの純正部品認定を維持しており、競合他社が代替しにくい関係性を構築している。
- 2補給品需要による収益安定性: 新車販売が減少局面でも交換需要が堅調に推移し、FY2025補給品増加が営業利益+93.5%の主因となった。
- 3独自ナノファイバー技術: 自社開発のYamashin Nano Filterは高捕集・低圧損・ロングライフを実現し、エアフィルタや新規市場への展開基盤となっている。
- 4CDP気候変動Aスコア取得: 環境評価で最高水準を獲得しており、ESG対応が強化されているグローバル顧客への提案競争力を高めている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画目標: 2028年3月期にROIC10%以上・MAVY's2%以上・DOE10%以上・配当性向80%以上の達成を定量目標として掲げている。
- 2建機フィルタのシェア拡大: 北米市場を中心にアフターマーケット活動を強化し、ナノファイバー製ロングライフフィルタの純正採用拡大を進めている。
- 3ナノファイバー新規事業進出: 断熱材市場・スマートテキスタイル市場への研究開発を継続し、建機依存を低減する新収益柱の創出を目指している。
- 4ESG経営の定量推進: 2028年3月期までにFTSEスコア4.0以上・CDP気候変動Aスコア維持を非財務KPIとして設定し、投資家との対話強化を図っている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025過去最高益: 売上高201億円(+11.5%)、営業利益26億円(+86.4%)、純利益17億円(+119.1%)と創業以来最高の業績を達成した。
補給品売上が業績を牽引: 建機用フィルタ事業の補給品販売数量が大幅増加し、同セグメント営業利益率が8.6%から14.6%へ改善した。
中国・北米での事業構造改革: 中国・北米拠点の競争力強化を目的とした事業構造改革を実施し、特別損失として232百万円を計上した。
中期経営計画「Fly to the next stage!」始動: 2024年11月に2025〜2028年3月期の中期計画を公表し、ROIC・MAVY・ESG等の定量目標を開示した。
02
業績推移
売上高
201億円▲11.5%FY25
営業利益
26.3億円▲86.4%FY25
純利益
17.2億円▲118.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 138 | 127 | 146 | 188 | 186 | 180 | 201 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 13.4 | 12.3 | 14.1 | 26.3 |
| 経常利益 | 19.2 | 6.0 | -1.4 | 13.2 | 9.2 | 14.2 | 26.7 |
| 純利益 | 14.1 | 6.1 | 7.5 | 0.5 | 6.4 | 7.9 | 17.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 210 | 216 | 282 | 267 | 256 | 259 | 266 |
| 純資産 (自己資本) | 181 | 182 | 207 | 206 | 210 | 213 | 226 |
| 自己資本比率 (%) | 86.1 | 84.3 | 73.4 | 77.0 | 82.0 | 82.1 | 84.9 |
| 現金及び預金 | 94.5 | 82.0 | 72.0 | 37.2 | 40.8 | 48.3 | 57.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 8.0 | 21.0 | 0.9 | 2.9 | 24.1 | 26.3 | 27.6 |
| 投資CF | ▲22.5 | ▲30.5 | ▲44.0 | ▲22.8 | ▲11.7 | ▲5.4 | ▲5.3 |
| 財務CF | ▲6.8 | ▲2.7 | 32.1 | ▲15.5 | ▲7.2 | ▲14.7 | ▲13.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
24.32
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.8%
自己資本利益率
ROA
6.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Air0.0兆13.0%0.00兆2.9%
Constraction0.0兆87.0%0.00兆14.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
174人
平均年齢
39.9歳
平均勤続
8.7年
単体 平均年収
739万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
17.00円+8
配当性向
41.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
9
FY21
9
FY22
9
FY23
9
FY24
9
FY25
17
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。