株
株式会社やまびこ
カブシキガイシャヤマビコ上場機械6250EDINET: E21258YAMABIKO CORPORATION
決算期: 12月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
1740億円
5.57%営業利益 (FY25)
197億円
0.43%経常利益 (FY25)
195億円
6.52%純利益 (FY25)
144億円
9.09%総資産
1695億円
8.79%自己資本比率
70.8%
—ROE
12.7%
3.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社やまびこは、小型屋外作業機械(OPE)・農業用管理機械・一般産業用機械の3事業を展開するグローバルメーカーである。売上の約76%を占める小型屋外作業機械が中核で、北米のホームセンター(ホームデポ向け売上比23.4%)向けエンジン製品が安定した需要を生み出している。FY2025は売上高1,740億円(前期比+5.6%)、営業利益197億円(過去最高)を達成し、2019年比で売上は44%拡大するなど成長軌道が続いている。一方、為替差損の影響等により経常利益・純利益は前期比でそれぞれ6.5%・9.1%減少しており、損益の質には留意が必要である。 中期経営計画2028では2028年12月期に売上高2,100億円・営業利益率13.0%・ROE14.0%を目標に掲げ、欧州事業の拡大・ロボット芝刈機・EMS分野への展開を推進する。The Toro Companyとの協業でロボット芝刈機の販売が好調に立ち上がるなど新規領域での成果も見え始めており、中長期的な成長性と収益性改善に向けた取り組みが注目される。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 小型屋外作業機械が売上高の75.8%を占め、一般産業用機械・農業用管理機械が補完する3事業構造である。
- 2顧客: 北米ホームセンター(ホームデポ向け23.4%)をはじめグローバルな代理店・プロ向けユーザーに製品を供給している。
- 3価値提案: 小型エンジンを素材研究から内製する一貫生産体制で、軽量・高出力・排ガス規制適合を同時に実現している。
- 4コスト構造: 見込み生産方式でグローバル複数拠点を運営し、部品共通化・ボリュームディスカウントで原材料コストを抑制している。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 売上の過半が米ドル建てであり、円高局面では業績に直接マイナス影響が及び、FY2025も為替差損で経常利益が6.5%減となった。
- 2米国関税・貿易政策リスク: 米国の関税政策によるコスト増が既に顕在化しており、レンタル会社の買い控えなど需要面への波及も懸念される。
- 3原材料・部品調達リスク: 鋼材等の原材料価格高騰や供給不安定化は利益を直接圧迫し、調達先の財務健全性にも継続的な監視が必要である。
- 4安全・環境規制強化リスク: 小型ガソリンエンジンの排ガス規制が世界各国で厳格化しており、適合のための開発費・設備投資が収益を下押しする可能性がある。
Strengths · 強み
- 1エンジン内製力: 素材配合研究から組立・検査まで一貫して内製し、軽量化・高出力化と各国排ガス規制への先行対応を実現している。
- 2北米販売網: ホームデポへの売上が4,072億円規模となり、安定した大口顧客基盤が収益の予見可能性を高めている。
- 3電動・ロボット展開: エンジン開発で培った制御技術を電動製品・ロボット芝刈機に転用し、Toro社との協業で欧州新市場を開拓している。
- 4アフターサービス体制: グローバルに代理店向けサービススクールを展開し、ブランド信頼とリピート購買を促す顧客維持力を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計2028の数値目標: 2028年12月期に売上高2,100億円・営業利益率13.0%・ROE14.0%を掲げ、2030年度には売上高2,500億円規模を目指している。
- 2欧州事業の拡大: 北米中心の地域構成を是正するため欧州OPEとロボット芝刈機の販売強化を優先し、地域ポートフォリオを最適化する。
- 3高付加価値製品比率向上: プロ向け製品・ロボット製品・EMS分野への投資を拡大し、営業利益率の改善と製品ポートフォリオの多様化を図る。
- 4DX・AI活用と人材強化: IT関連投資と業務効率化でグループ全体の生産性を引き上げ、役割・成果ベースの人事制度改定により組織力を高める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,740億円(+5.6%)で過去最高の営業利益197億円を達成した一方、為替差損の影響で純利益は144億円(-9.1%)に留まった。
Toro社との協業: 2025年2月に米国大手ゴルフ場管理機械メーカーThe Toro Companyと協業を発表し、ロボット芝刈機の欧州販売が好調に立ち上がった。
ホームデポ向け売上増: 最大顧客のホームデポへの販売額が4,072億円(売上比23.4%)に拡大し、北米エンジン製品の旺盛な需要を取り込んだ。
国内農業需要の回復: 米価上昇を背景に農業従事者の購買意欲が回復し、国内売上高が444億円(+3.9%)と農業用・小型屋外作業機械の販売が伸長した。
02
業績推移
売上高
1,740億円▲5.6%FY25
営業利益
197億円▲0.4%FY25
純利益
144億円▼9.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1209 | 1320 | 1423 | 1562 | 1514 | 1648 | 1740 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 86.9 | 142 | 196 | 197 |
| 経常利益 | 59.2 | 94.0 | 99.1 | 92.2 | 141 | 209 | 195 |
| 純利益 | 41.6 | 66.4 | 75.0 | 63.0 | 91.0 | 159 | 144 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1028 | 1072 | 1226 | 1412 | 1346 | 1558 | 1695 |
| 純資産 (自己資本) | 563 | 598 | 689 | 774 | 877 | 1074 | 1200 |
| 自己資本比率 (%) | 54.7 | 55.8 | 56.2 | 54.8 | 65.2 | 68.9 | 70.8 |
| 現金及び預金 | 62.6 | 132 | 121 | 143 | 122 | 158 | 169 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 76.5 | 119 | 59.2 | ▲51.5 | 193 | 140 | 89.3 |
| 投資CF | ▲30.8 | ▲27.2 | ▲46.5 | ▲37.5 | ▲36.5 | ▲34.3 | ▲44.6 |
| 財務CF | ▲28.9 | ▲21.3 | ▲25.1 | 105 | ▲180 | ▲75.7 | ▲34.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
352.86
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.7%
自己資本利益率
ROA
8.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AgricultureOperatingMachine0.0兆13.9%0.00兆1.3%
GeneralIndustrialMachinery0.0兆9.0%0.00兆7.7%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆1.3%0.00兆21.7%
SmallOutdoorOperatingMachine0.1兆75.8%0.03兆21.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,085人
平均年齢
44.1歳
平均勤続
18.4年
単体 平均年収
806万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
135.00円+5
配当性向
48.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
40
FY21
45
FY22
78
FY23
81
FY24
130
FY25
135
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。