野
野村マイクロ・サイエンス株式会社
ノムラマイクロサイエンスカブシキガイシャ上場機械6254EDINET: E01735Nomura Micro Science Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
964億円
31.96%営業利益 (FY25)
154億円
44.37%経常利益 (FY25)
134億円
23.86%純利益 (FY25)
102億円
27.85%総資産
1168億円
65.41%自己資本比率
31.7%
—ROE
31.4%
0.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
野村マイクロ・サイエンスは、半導体製造に不可欠な超純水製造装置を設計・施工・保守するニッチ専業メーカーである。売上の約8割を水処理装置本体(EPC)が占め、残りをメンテナンス・消耗品の安定収益が補完する。地域別では米国が売上の約54%を占める最大市場に台頭し、中国・台湾・韓国・日本が続く。生成AI投資を背景とした半導体設備投資の世界的拡大を追い風に、FY2019の251億円からFY2025の964億円へと6年間で売上を約4倍に伸ばした。中期経営計画「TTT-26」では2026年度に売上高1,010億円・営業利益146億円・ROE25%以上を目標に掲げており、FY2025時点で売上・営業利益ともに目標水準に迫っている。一方で受注残工事に伴う契約資産が急膨張し、短期借入金が521億円に達するなど運転資本需要が大きく、資本効率と流動性管理が課題として浮上している。シンガポール現地法人設立やインドTATAからの新規受注など、製造拠点分散化に対応した地理的拡大も本格化している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 売上の約82%を水処理装置EPC(設計・調達・施工)が占め、メンテナンス・消耗品16%が安定収益を補完する。
- 2顧客: 主要顧客は世界の半導体メーカーで、海外売上比率は約70%、米国1社向け大型案件が収益の柱となっている。
- 3価値提案: 最先端半導体に要求される超高純度水質を実現する独自技術と、ユニット化・スキッド化による短納期施工で差別化している。
- 4コスト構造: 機器調達を外部サプライヤーに依存し、据付は協力業者に外注するファブライト型で、固定資産は総資産の約7%と軽量である。
Risks · リスク要因
- 1半導体投資サイクルへの高依存: 売上の大半が半導体設備投資に連動し、顧客の投資計画延期・凍結が生じた場合に業績が急速に悪化するリスクがある。
- 2短期借入金521億円の流動性リスク: 大型工事に伴う運転資本需要を短期借入で賄っており、金融市場の混乱や借換え困難が財務を直撃する可能性がある。
- 3地政学リスク(米中・台湾情勢): 海外売上70%超でアジア・米国に分散する事業は、輸出規制強化や地域紛争が受注・施工に深刻な影響を与えうる。
- 4サプライチェーン・人材不足リスク: 協力業者・資材調達の外部依存が高く、資材価格高騰や工事要員の人手不足が工期遅延・コスト増に直結する恐れがある。
Strengths · 強み
- 1半導体向け超純水の技術的参入障壁: 最先端ロジック・HBM対応の超高純度水質を実現できる企業は世界的に限られ、顧客スイッチングコストが高い。
- 2アジア拠点網による地理的優位性: 韓国・中国・台湾・米国に子会社を保有し、半導体製造拠点の分散化に迅速に対応できる体制を構築している。
- 3メンテナンス・消耗品による収益安定化: 納入済み装置から継続受注するアフターサービス売上155億円が景気変動を緩衝するストック型収益となっている。
- 4ROE31.4%の高い資本効率: 軽固定資産・受注先行モデルにより、少ない自己資本で高い純利益を生み出す収益構造を実現している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画「TTT-26」達成: 2026年度に売上高1,010億円・営業利益146億円・ROE25%以上・ROIC22%以上の達成を最優先目標として取り組んでいる。
- 2半導体製造拠点分散化への対応: シンガポール現地法人を新設し、インドTATA向け新規受注を獲得するなど東南アジア・インドへの営業地域拡大を加速している。
- 3エンジニアリングプロセス改革: プレファブ施工(ユニット化・スキッド化)をパートナー企業と推進し、業務効率化・キャパシティ拡大・納期短縮を同時に実現する。
- 4研究開発「SMART UP3」の加速: 新研究・開発棟を建設し、次世代半導体対応超純水装置の開発と製薬向けエンドトキシンモニターの商用化を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上964億円(+32%)・営業利益154億円(+44%)で売上・利益ともに過去最高を更新し、受注高も945億円(+33%)と高水準を記録した。
米国セグメントが売上524億円(+55%)・営業利益85億円(+140%)と急拡大し、大型水処理装置の追加工事受注が収益を大幅に押し上げた。
シンガポールに現地法人「野村マイクロ・サイエンス Singapore Pte. Ltd.」を設立し、東南アジア・インドへの事業展開を本格始動した。
大型工事進行に伴い契約資産が712億円(前期比+418億円)に急増し、短期借入金が521億円に膨らむなど資産・負債が大幅に拡大した。
02
業績推移
売上高
964億円▲32.0%FY25
営業利益
154億円▲44.4%FY25
純利益
102億円▲27.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 251 | 210 | 304 | 319 | 496 | 730 | 964 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 44.3 | 65.5 | 106 | 154 |
| 経常利益 | 12.3 | 17.8 | 36.4 | 45.8 | 64.2 | 108 | 134 |
| 純利益 | 10.3 | 12.7 | 26.2 | 32.9 | 58.1 | 79.8 | 102 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 190 | 196 | 248 | 271 | 419 | 706 | 1168 |
| 純資産 (自己資本) | 95.5 | 103 | 132 | 159 | 214 | 289 | 370 |
| 自己資本比率 (%) | 50.2 | 52.6 | 53.3 | 58.8 | 51.1 | 41.0 | 31.7 |
| 現金及び預金 | 54.5 | 31.2 | 79.6 | 84.5 | 132 | 119 | 165 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 35.8 | ▲2.4 | 59.6 | 11.3 | 46.8 | ▲187 | ▲202 |
| 投資CF | 5.0 | ▲9.8 | ▲4.3 | 1.3 | 0.6 | 3.9 | ▲27.4 |
| 財務CF | ▲22.1 | ▲10.2 | ▲9.4 | ▲8.8 | ▲0.3 | 175 | 272 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
270.75
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
31.4%
自己資本利益率
ROA
8.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
China0.0兆10.3%0.00兆10.0%
Japan0.0兆27.5%0.00兆15.1%
Korea0.0兆3.3%0.00兆9.9%
Taiwan0.0兆4.5%0.00兆36.2%
UnitedStatesOfAmerica0.1兆54.3%0.01兆16.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
406人
平均年齢
41.5歳
平均勤続
11.9年
単体 平均年収
941万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
100.00円-210
配当性向
62.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
33
FY21
65
FY22
125
FY23
190
FY24
310
FY25
100
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。