株
株式会社小松製作所
カブシキガイシャコマツセイサクショ上場機械6301EDINET: E01532KOMATSU LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
4.10兆円
6.19%営業利益 (FY25)
0.15兆円
11.00%経常利益 (FY25)
0.60兆円
5.07%純利益 (FY25)
0.44兆円
11.74%総資産
5.77兆円
2.43%自己資本比率
55.0%
—ROE
14.2%
0.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
コマツ(小松製作所)は建設機械・鉱山機械分野で世界第2位のシェアを誇るグローバルメーカーであり、FY2025(2025年3月期)に売上高4.10兆円・営業利益6,571億円・営業利益率16.0%と3年連続過去最高を更新した。海外売上高比率は約89%に達し、北米・豪州・アジアを中心に展開する。収益構造の特徴は、建設機械・車両事業(売上の93%)を基幹としつつ、無人ダンプトラック運行システム(AHS)やスマートコンストラクションなどのソリューションビジネスがバリューチェーン収益を拡大している点にある。2025年4月に始動した新中期経営計画「Driving value with ambition」(2025-2027年度)では、3年累計FCF1兆円・ROE10%以上を目標に掲げ、アジア・アフリカの成長市場開拓、脱炭素対応製品の拡充、AI・DXによる経営基盤刷新の3本柱を推進する。鉱山機械需要が堅調な一方、建設機械需要の減少傾向と関税政策に起因する地政学リスクが今後の注目点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建設機械・車両事業が売上の92.5%を占め、リテールファイナンス・産業機械他が補完する構造である。
- 2顧客: 建設・鉱山・インフラ・製造業の法人顧客に世界約170カ国の代理店網を通じて製品とサービスを提供する。
- 3価値提案: AHSやスマートコンストラクションで現場自動化・最適化を実現し、機械販売から稼働支援まで一貫提供する。
- 4コスト構造: 売上原価比率67.8%、研究開発費1,105億円を投じ、製品高度化とソリューション拡充に継続投資する。
Risks · リスク要因
- 1需要変動: 建設機械需要が減少傾向にあり、景気後退や住宅着工減少が受注・在庫に直結するサイクリカルリスクが高い。
- 2為替リスク: 海外売上高比率約89%のため、円高転換は業績に直撃し、FY2025は円安で利益約480億円押し上げた反動も大きい。
- 3関税・地政学リスク: 米国関税政策の強化やウクライナ情勢などが部品調達・販売価格・需要環境を同時に悪化させる恐れがある。
- 4脱炭素対応コスト: 各国環境規制強化への対応に多額の研究開発費・設備投資が必要であり、対応遅延は競争力喪失につながる。
Strengths · 強み
- 1市場地位: 建設・鉱山機械で世界2位のシェアを持ち、特に超大型鉱山機械では競合が限られる寡占的地位にある。
- 2AHS実績: 無人ダンプトラック運行システムの累計運行距離は業界最長水準であり、鉱山顧客の切り替えコストが高い。
- 3収益性: FY2025の営業利益率16.0%はグローバル建機メーカー比較で最高水準の一つであり、価格支配力を示す。
- 4財務健全性: ROE14.2%・FCF517億円超を確保しつつ、配当性向40%以上の安定還元を継続できる財務体力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中計FCF目標: 2025-2027年度の3年累計フリー・キャッシュ・フロー1兆円を目標とし、成長投資と株主還元を両立する。
- 2成長市場開拓: アジア・アフリカを重点地域と位置づけ、地域別商品力強化とバリューチェーンビジネス拡大に注力する。
- 3脱炭素・電動化: 多様な動力源対応製品の開発を加速し、2030年CO2削減目標・2050年カーボンニュートラルに挑戦する。
- 4DX・AI活用: グループ基幹システム刷新と代理店向けソリューションプラットフォーム開発を2027年度までに推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高4.10兆円(前年比+6.2%)・営業利益6,571億円(+8.2%)・純利益4,396億円(+11.7%)と3年連続最高更新。
円安効果: 米ドル・豪ドル高推移により建設機械・車両のセグメント利益が前年度比約480億円押し上げられた。
産業機械他急回復: 自動車向け大型プレス・半導体向けエキシマレーザーの販売好調で同セグメント利益が前年比+166.5%増加した。
新中計始動: 2025年4月に「Driving value with ambition」をスタートし、ROE10%以上・3年累計FCF1兆円の目標を新たに設定した。
02
業績推移
売上高
4.10兆円▲6.2%FY25
営業利益
0.15兆円▲11.0%FY25
純利益
0.44兆円▲11.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.73 | 2.44 | 2.19 | 2.80 | 3.54 | 3.87 | 4.10 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.07 | 0.12 | 0.13 | 0.15 |
| 経常利益 | 0.38 | 0.22 | 0.16 | 0.32 | 0.48 | 0.58 | 0.60 |
| 純利益 | 0.26 | 0.15 | 0.11 | 0.22 | 0.33 | 0.39 | 0.44 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3.64 | 3.65 | 3.78 | 4.35 | 4.88 | 5.64 | 5.77 |
| 純資産 (自己資本) | 1.82 | 1.77 | 1.91 | 2.23 | 2.54 | 3.03 | 3.17 |
| 自己資本比率 (%) | 49.9 | 48.5 | 50.5 | 51.4 | 52.1 | 53.8 | 55.0 |
| 現金及び預金 | 0.15 | 0.25 | 0.24 | 0.32 | 0.29 | 0.40 | 0.39 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.20 | 0.30 | 0.35 | 0.30 | 0.21 | 0.43 | 0.52 |
| 投資CF | ▲0.19 | ▲0.19 | ▲0.16 | ▲0.14 | ▲0.17 | ▲0.20 | ▲0.21 |
| 財務CF | ▲0.00 | ▲0.00 | ▲0.20 | ▲0.09 | ▲0.07 | ▲0.12 | ▲0.32 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
473.44
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.2%
自己資本利益率
ROA
7.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
12,344人
平均年齢
41.5歳
平均勤続
16.9年
単体 平均年収
859万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
273.00円+34
配当性向
71.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
149
FY21
73
FY22
136
FY23
203
FY24
239
FY25
273
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。