日
日立建機株式会社
ヒタチケンキカブシキガイシャ上場機械6305EDINET: E01585Hitachi Construction Machinery Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
1.37兆円
2.46%営業利益 (FY25)
0.15兆円
4.89%経常利益 (FY25)
0.13兆円
16.39%純利益 (FY25)
0.08兆円
12.72%総資産
1.79兆円
2.43%自己資本比率
45.2%
—ROE
10.4%
2.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日立建機は油圧ショベルを中心とする建設機械および鉱山用ダンプトラック等を世界170カ国超で販売する総合建機メーカーである。FY2025の売上高は前期比2.5%減の1兆3,712億円となったが、営業利益率11.3%・ROE10.4%と高い収益水準を維持した。減収要因は主に中国・アジアを中心とした建機需要の一服と円安反転による換算影響であり、構造的な収益悪化には至っていない。事業はコア建設機械に加え、2022年の米州独立展開以降に拡大した「スペシャライズド・パーツ・サービス(SPS)」セグメントが安定収益源として機能している。中期経営計画「BUILDING THE FUTURE 2025」では、デジタル・電動化を融合したニューコンセプト「LANDCROS」の提唱、他社機も一元管理できるフリートマネジメントシステムの展開、ザンビアでの超大型フル電動ダンプトラック実証試験など、ハード販売からソリューション提供への変革を加速している。チリ・ブラジルへの新会社設立による中南米マイニング基盤強化も進んでおり、資源国需要を取り込む地域展開が中長期の成長ドライバーとなっている。一方、為替差損拡大や金利上昇による金融コスト増が利益を圧迫しており、財務的な注視が必要な局面でもある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建設機械ビジネスが売上の90.7%を占め、SPSビジネス(部品・サービス)9.3%が高マージンで補完する。
- 2顧客: 建設会社・資源採掘会社向けに油圧ショベル・ダンプトラック等を世界170カ国の販売網で供給する。
- 3価値提案: 「LANDCROS Connect」等のデジタルツールで他社機含む現場全体の生産性向上ソリューションを提供する。
- 4コスト構造: 売上原価比率68.7%で鋼材・部品調達が主要コストであり、現地生産と自動化で総原価低減を図る。
Risks · リスク要因
- 1為替リスク: FY2025の為替差損は96億円と前期比78億円増加し、円高局面では収益が構造的に悪化しやすい事業特性がある。
- 2市場環境変動: 中国・アジアの建機需要低迷が続けば、生産稼働率低下と在庫過剰による収益悪化が拡大するリスクがある。
- 3金融コスト増: 支払利息が前期比38億円増の188億円となっており、市場金利のさらなる上昇は有利子負債コストを押し上げる。
- 4原材料・関税: 鋼材等の調達コスト高騰や米国関税政策の変化がサプライチェーンコストを上昇させ、利益率を圧迫するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1鉱山向けSPS事業: Bradken・H-E Partsを傘下に持ち、高単価の消耗部品・サービスで安定した繰り返し収益を確保する。
- 2米州独自展開: 2021年以降、米州でコンストラクション・マイニング・SPSの3分野を独自展開し、売上を大幅に拡大してきた。
- 3電動化先行開発: ザンビアで世界初の超大型フル電動ダンプトラック実証を2024年6月に開始し、2027年度製品化を目指す。
- 4オープンデジタル戦略: 「LANDCROS Connect」により自社・他社機を問わず一元管理できる差別化ソリューションを展開する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期計画「BUILDING THE FUTURE 2025」最終年度: 財務目標は現時点で一部未達だが、全社一丸で2025年度内の目標達成を目指す。
- 2LANDCROSによるソリューション化: 2025年4月のbauma2025で「LANDCROS One」を発表し、真のソリューションプロバイダーへの転換を加速する。
- 3中南米マイニング基盤強化: チリに統括会社、ブラジルに丸紅との合弁販売会社を設立し、銅・鉄鉱石需要拡大を取り込む体制を構築する。
- 4電動化・カーボンニュートラル: 2027年度のフル電動ダンプトラック製品化を目指し、2050年バリューチェーン全体でのGHG実質ゼロを掲げる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1兆3,712億円(前期比-2.5%)、営業利益1,547億円(同-4.9%)と2期ぶりの減収減益となった。
フリーCF大幅改善: 営業CFが前期比709億円増の1,439億円となり、フリーCFは911億円の黒字を確保した。
電動ダンプ実証進捗: ザンビアで2024年6月に実証開始、2025年1月からの走行試験でバッテリ耐久性検証フェーズへ移行した。
中南米新会社設立: チリに「日立建機ラテン・アメリカ」、ブラジルに丸紅との合弁「ザマイン・ブラジル」を新設し販売網を強化した。
02
業績推移
売上高
1.37兆円▼2.5%FY25
営業利益
0.15兆円▼4.9%FY25
純利益
0.08兆円▼12.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.03 | 0.93 | 0.81 | 1.02 | 1.26 | 1.41 | 1.37 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.11 | 0.14 | 0.16 | 0.15 |
| 経常利益 | 0.10 | 0.07 | 0.03 | 0.11 | 0.12 | 0.16 | 0.13 |
| 純利益 | 0.07 | 0.04 | 0.01 | 0.08 | 0.07 | 0.09 | 0.08 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.19 | 1.17 | 1.22 | 1.41 | 1.63 | 1.84 | 1.79 |
| 純資産 (自己資本) | 0.49 | 0.47 | 0.51 | 0.61 | 0.66 | 0.76 | 0.81 |
| 自己資本比率 (%) | 41.0 | 40.6 | 42.1 | 43.4 | 40.6 | 41.6 | 45.2 |
| 現金及び預金 | 0.07 | 0.06 | 0.08 | 0.09 | 0.11 | 0.14 | 0.15 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲0.03 | 0.02 | 0.09 | 0.04 | ▲0.03 | 0.07 | 0.14 |
| 投資CF | ▲0.03 | ▲0.03 | ▲0.03 | ▲0.01 | ▲0.04 | ▲0.04 | ▲0.05 |
| 財務CF | 0.04 | 0.01 | ▲0.05 | ▲0.03 | 0.09 | ▲0.01 | ▲0.09 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
382.83
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.4%
自己資本利益率
ROA
4.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
5,991人
平均年齢
40.4歳
平均勤続
15.5年
単体 平均年収
774万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
240.00円+5
配当性向
40.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
96
FY21
30
FY22
155
FY23
160
FY24
235
FY25
240
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。