巴
巴工業株式会社
トモエコウギョウカブシキガイシャ上場機械6309EDINET: E01705TOMOE ENGINEERING CO.,LTD.
決算期: 10月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
594億円
13.90%営業利益 (FY25)
53.5億円
13.82%経常利益 (FY25)
54.0億円
13.13%純利益 (FY25)
38.5億円
6.50%総資産
564億円
6.01%自己資本比率
75.8%
—ROE
9.4%
0.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
巴工業は、固液遠心分離技術に基づく産業用機械の製造販売(機械製造販売事業、売上構成比約26%)と、半導体・化学・鉄鋼・自動車向けを中心とした特色ある化学工業原材料の輸入販売(化学工業製品販売事業、同約74%)を両輪とする東証上場の中堅企業である。FY2025(2025年10月期)は売上高594億円(前期比+13.9%)、営業利益54億円(同+13.8%)、経常利益54億円(同+13.1%)と、売上・各利益ともに過去最高を達成した。機械部門では国内官需・民需が好調で営業利益が前期比+55.4%増の18億円に急伸し、化学部門では鉱産関連の樹脂向け添加剤が大幅伸長(前期比+79億円超)し売上441億円を確保した。財務体質は自己資本比率75.8%と極めて健全であり、純有利子負債はなく安定的なキャッシュ創出力を持つ。新中期経営計画「Create The New Future(2026年-2028年10月期)」では、2028年10月期に売上高700億円・営業利益70億円・純利益50億円を目標に掲げ、海外拠点拡充(インド・米州・東南アジア)と新工場建設による生産能力増強を推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 機械製造販売事業(売上比約26%)と化学工業製品販売事業(同約74%)の2セグメントで594億円の売上を構成する。
- 2顧客: 国内外の化学・食品・下水処理・半導体・自動車・鉄鋼業界の幅広い顧客に製商品を供給する。
- 3価値提案: 遠心分離機の固有技術と特色ある高付加価値化学原材料の専門知識を組み合わせたニッチ深耕型ビジネスを展開する。
- 4コスト構造: 仕入型比率が高い化学部門が収益の大半を担い、機械部門の製造固定費は子会社・外部調達先を活用して柔軟に管理している。
Risks · リスク要因
- 1景気・産業サイクルリスク: 半導体・化学・自動車等の設備投資サイクルに業績が連動し、FY2025でも半導体向け材料が伸び悩むなど需要変動の影響を受けやすい。
- 2米中対立・関税政策リスク: 売上の約15%が海外向けであり、米中対立の激化や米国の追加関税が化学品の調達・販売に直接影響を与える可能性がある。
- 3為替変動リスク: 外貨建輸出入取引を広く行っており、急激な円高・円安局面では先物予約等のヘッジを超えた損益への影響が生じる可能性がある。
- 4人材確保リスク: 遠心分離機設計・製造の技術者不足が深刻化しており、中計目標達成に向けた生産能力拡大の制約要因となるリスクを抱えている。
Strengths · 強み
- 1遠心分離機の固有技術: 国内官需・民需向けで受注残高138億円超を積み上げており、参入障壁の高いニッチ市場での技術的優位を持つ。
- 2化学品専門商社の知見: 鉱産関連添加剤など特定分野の専門性が高く、FY2025に同カテゴリーで売上が前期比+120%超と爆発的成長を示した。
- 3グローバルネットワーク: 米国・インド・タイ・ベトナム・インドネシア・チェコ等に拠点を持ち、8つの地域で独自の販売網を構築している。
- 4健全な財務基盤: 自己資本比率75.8%・現金等136億円を保有し、無借金に近い財務体質で機動的な投資余力を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中計「Create The New Future」: 2028年10月期に売上高700億円・営業利益70億円・純利益50億円を目標に掲げ、両事業の同時成長を追求する。
- 2機械部門の海外拡大と生産増強: インド現地法人化・米州深耕・東南アジアネットワーク構築を進め、新工場建設で大型遠心分離機の生産能力を増強する。
- 3バイナリー発電装置の拡販: 産業排熱向けバイナリー発電装置を機械部門の第2の柱に据え、脱炭素市場における新収益源として育成する。
- 4化学部門の高収益品目拡充: 売上総利益1億円以上商品の拡充とポートフォリオ分析に基づく経営資源の集中投下で、2028年10月期売上500億円・営業利益42億円を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025過去最高業績: 売上高594億円(+13.9%)・営業利益54億円(+13.8%)・経常利益54億円(+13.1%)を達成し、前中計目標(売上570億円・営業利益49.6億円)を上回った。
鉱産関連が急伸: 化学部門で樹脂向け添加剤が前期比+120%超の139億円に拡大し、売上増の最大牽引役となった一方、半導体・合成樹脂関連は減少した。
中国子会社の清算: 合成樹脂関連販売を担う中国子会社の解散・操業停止を決議し、当該事業の撤退と構造再編を進めた。
新工場建設に向けた先行投資: 設備投資額が前期比約4倍の25億円に急増し、巴マシナリーの移転・新工場建設のための用地取得・準備が本格化した。
02
業績推移
売上高
594億円▲13.9%FY25
営業利益
53.5億円▲13.8%FY25
純利益
38.5億円▲6.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 414 | 392 | 451 | 456 | 496 | 521 | 594 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 33.0 | 40.5 | 47.0 | 53.5 |
| 経常利益 | 23.8 | 23.0 | 29.1 | 34.2 | 41.1 | 47.8 | 54.0 |
| 純利益 | 15.7 | 15.3 | 21.1 | 26.6 | 27.3 | 36.2 | 38.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 391 | 384 | 433 | 457 | 490 | 532 | 564 |
| 純資産 (自己資本) | 289 | 297 | 318 | 344 | 368 | 394 | 427 |
| 自己資本比率 (%) | 73.9 | 77.2 | 73.6 | 75.2 | 75.2 | 74.0 | 75.8 |
| 現金及び預金 | 121 | 119 | 126 | 107 | 135 | 149 | 134 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 38.7 | 6.6 | 21.4 | ▲17.4 | 35.1 | 33.6 | 23.8 |
| 投資CF | ▲5.5 | ▲4.9 | ▲9.8 | 0.6 | ▲1.0 | ▲6.3 | ▲24.7 |
| 財務CF | ▲4.8 | ▲4.7 | ▲4.9 | ▲5.0 | ▲6.8 | ▲13.3 | ▲15.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
128.66
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.4%
自己資本利益率
ROA
6.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ChemicalIndustryProductsSales0.0兆74.3%0.00兆7.9%
MachineryManufacturingAndSales0.0兆25.7%0.00兆12.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
483人
平均年齢
40.2歳
平均勤続
13.7年
単体 平均年収
953万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
182.00円-26
配当性向
51.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
72
FY21
75
FY22
78
FY23
150
FY24
208
FY25
182
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。