ロ
ローツェ株式会社
ローツェカブシキガイシャ上場機械6323EDINET: E02328RORZE CORPORATION
決算期: 02月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
1244億円
33.42%営業利益 (FY25)
320億円
32.67%経常利益 (FY25)
355億円
30.94%純利益 (FY25)
236億円
20.73%総資産
1877億円
20.24%自己資本比率
68.6%
—ROE
22.5%
1.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ローツェは半導体およびFPD製造ラインに不可欠なウエハ移載装置・搬送装置を設計・製造する広島発の専業メーカーである。売上高の99%超を占める半導体・FPD関連装置事業が中核であり、生成AI需要拡大や中国市場の旺盛な設備投資を追い風にFY2025売上高は1,244億円と過去最高を更新した。FY2019の314億円から6年間で約4倍に拡大しており、成長の持続性は業界随一の水準にある。製造はベトナム子会社(半導体)と韓国子会社(FPD)に集約しコスト競争力を確保し、営業利益率は25.7%と高水準を維持する。Applied Materials向け販売が売上の19.3%を占めるなど大手装置メーカーへのOEM供給も収益の柱となっている。一方、米中貿易規制・関税政策の変化や中国向け売上比率の高さ、ベトナム工場の自然災害リスクなど地政学・BCPリスクが投資判断上の主要課題となっている。2024年6月にはNanoverse Technologies, Ltd.を子会社化し次世代技術領域の取り込みを図っており、中長期的な製品ポートフォリオの拡充が進んでいる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 半導体関連装置が売上の82.3%、FPD関連装置6.9%、部品・修理7.2%で構成され、装置販売が主軸である。
- 2顧客: Applied Materials(売上比19.3%)等の大手装置メーカーや世界の半導体・FPDデバイスメーカーに直接供給している。
- 3価値提案: 「世の中にないものをつくる」を合言葉に、ウエハ搬送分野で独自特許技術と高い提案力で差別化した製品を提供している。
- 4コスト構造: ベトナム・韓国子会社での集中生産により製造コストを抑制し、営業利益率25.7%の高収益体質を実現している。
Risks · リスク要因
- 1半導体設備投資サイクルの変動: 需要変動が受注に直結し、FY2024は売上932億円と前年比減少するなど業績ボラティリティが高い。
- 2中国向け売上依存と輸出規制: 中国向け販売が業績を牽引する一方、米国の半導体輸出管理規制強化により売上が急減するリスクがある。
- 3ベトナム工場の自然災害リスク: 2024年に台風被害で生産体制が影響を受けた実績があり、主力工場の集中リスクが顕在化している。
- 4M&Aのれん減損リスク: 2024年6月子会社化のNanoverse Technologies関連を含め、事業環境悪化時にのれん減損が業績を圧迫する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1搬送装置の専業特化: ウエハ移載装置に経営資源を集中し、30年超の知見と特許ポートフォリオで参入障壁を高く維持している。
- 2高成長の継続性: FY2019比4倍の売上規模を実現し、FY2025も+33.4%成長と半導体サイクルを超える構造的成長を示している。
- 3グローバル生産・サービス網: 半導体工場所在地の大部分に拠点を設置し、迅速なアフターサービスで顧客ロイヤルティを高めている。
- 4財務健全性: 自己資本比率62.8%・現預金6,133億円相当の手元流動性を持ち、有利子負債3,161億円を大幅に上回る財務体力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1技術力強化: 積極的な特許取得と次世代搬送技術の開発を加速し、競合との差別化を継続的に強化する方針である。
- 2グローバルサポート体制の拡充: 半導体工場の新設地域へ拠点を順次展開し、顧客満足度向上と新規受注獲得を両立させる計画である。
- 3生産体制の強化: ベトナム・韓国工場の自動化投資を推進し、リードタイム短縮・コスト競争力強化・品質向上を同時に追求する。
- 4資本効率の向上: 売上高・経常利益の持続成長を最優先KPIとしつつ、中期的にROE・資産効率を意識した経営への移行を進める方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は過去最高: 売上高1,244億円(+33.4%)、営業利益320億円(+32.7%)、純利益236億円(+20.7%)と全指標で過去最高を更新した。
中国向け販売が主要ドライバー: 中国の既存・新興メーカーの継続投資と生成AI関連投資の拡大が売上増の主因と経営者は分析している。
Nanoverse Technologies子会社化: 2024年6月に連結化し、のれん増加が固定資産+62億円の主因となり次世代技術の取り込みを加速した。
Shanghai ReMed評価損を特別損失計上: 投資先バイオ企業の評価損2,173百万円を計上し、純利益の伸びが営業利益比で抑制された。
02
業績推移
売上高
1,244億円▲33.4%FY25
営業利益
320億円▲32.7%FY25
純利益
236億円▲20.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 314 | 371 | 508 | 670 | 945 | 932 | 1244 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 158 | 264 | 241 | 320 |
| 経常利益 | 59.8 | 75.2 | 84.9 | 178 | 303 | 271 | 355 |
| 純利益 | 44.0 | 54.7 | 64.7 | 128 | 214 | 196 | 236 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 473 | 548 | 595 | 883 | 1265 | 1561 | 1877 |
| 純資産 (自己資本) | 239 | 286 | 346 | 502 | 748 | 996 | 1287 |
| 自己資本比率 (%) | 50.6 | 52.2 | 58.1 | 56.9 | 59.1 | 63.8 | 68.6 |
| 現金及び預金 | 115 | 128 | 168 | 236 | 283 | 380 | 613 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲14.9 | 66.6 | 81.6 | 30.2 | ▲19.2 | 155 | 368 |
| 投資CF | ▲46.7 | ▲57.0 | ▲26.6 | ▲9.2 | ▲51.5 | ▲59.1 | ▲64.5 |
| 財務CF | 92.6 | 4.3 | ▲14.5 | 35.8 | 107 | ▲7.9 | ▲91.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
134.08
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
22.5%
自己資本利益率
ROA
12.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
LifeScience0.0兆0.9%0.00兆11.4%
SemiconductorAndFlatPanelDisplay0.1兆99.1%0.03兆26.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
244人
平均年齢
43.8歳
平均勤続
16.1年
単体 平均年収
1,019万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
17.00円-118
配当性向
20.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
30
FY22
65
FY23
135
FY24
135
FY25
17
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。