株
株式会社 クボタ
カブシキガイシャクボタ上場機械6326EDINET: E01267KUBOTA CORPORATION
決算期: 12月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
3.02兆円
0.09%営業利益 (FY25)
0.27兆円
15.89%経常利益 (FY25)
0.28兆円
15.85%純利益 (FY25)
0.19兆円
18.99%総資産
6.20兆円
3.09%自己資本比率
42.3%
—ROE
7.3%
2.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
クボタは「食料・水・環境」の3領域を事業基盤とし、農業機械・建設機械を中心とする機械事業(売上の87.1%)と、ダクタイル鉄管・環境プラントを手がける水・環境事業(同12.4%)で構成されるグローバルメーカーである。海外売上高比率は77.3%に達し、特に北米・欧州・アジアの3極が収益を支える。売上高は2019年の1.92兆円から2025年に3.02兆円へと拡大したが、FY2025の営業利益は米国関税コスト増・減販損により前年比15.9%減の2,655億円に落ち込み、ROEは7.3%にとどまる。前中期経営計画期間中に進めた大型設備投資がFCFを圧迫した反省を踏まえ、2026年スタートの新中期経営計画では物量重視から収益性・資本効率重視への転換を明確に打ち出した。機構改革によるチーフオフィサー制の導入、AIやDXによる業務刷新、M&Aを含む新規事業探索、キャッシュ配分の厳格化が主要施策として位置づけられており、建設機械・インド事業・ライフサイクルサポートの3本柱で機械事業の成長を、水循環・資源循環ソリューションで水・環境事業の収益底上げを図る戦略である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 機械事業が売上2.63兆円(87.1%)を占め、水・環境事業3,744億円(12.4%)が補完する二本柱構造である。
- 2顧客: 農家・建設業者・自治体など多様な顧客に対し、世界170カ国以上の販売網を通じて製品とサービスを提供する。
- 3価値提案: 小型・高性能な農業・建設機械にIT/AIを組み込み、人手不足・食料安全保障という社会課題を解決するソリューションを提供する。
- 4コスト構造: 原材料・部品の最適地調達と海外現地生産を推進するが、BCP投資等で積み上がった固定費の高止まりが収益性を圧迫している。
Risks · リスク要因
- 1米国関税リスク: FY2025に関税コスト増が営業利益を押し下げ、前年比502億円減の主因となっており、政策変化次第で追加悪化の恐れがある。
- 2為替変動リスク: 海外売上比率77.3%のため円高局面では収益が大きく毀損し、FY2025でも海外売上高が501億円減少した実績がある。
- 3競争力低下と収益性悪化: 前中計でヒット商品創出が減少し営業利益率が低下傾向にあり、競合との製品・価格競争の激化が続いている。
- 4アスベスト訴訟リスク: 1954年から2001年まで製造したアスベスト含有製品に起因する健康被害訴訟費用が長期にわたり発生するリスクが残る。
Strengths · 強み
- 1グローバル販売網と海外比率77.3%: 北米・欧州・アジアの3極に深く根差した販売・サービス網が参入障壁を形成している。
- 2水・環境インフラの知見: ダクタイル鉄管や環境プラントで国内シェアを長年維持し、地下インフラの設計・施工・保守データを蓄積している。
- 3インド市場での先行優位: GST引き下げ追い風と新製品投入でインドトラクタ販売が増加しており、成長市場での早期地盤確立が進んでいる。
- 4ライフサイクルサポート事業: 部品・サービス・金融の継続収益モデルが景気変動を緩和し、機械事業のストック収益基盤を支えている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中期経営計画(2026-2030年)で収益性重視へ転換: 物量追求から営業利益率・ROE改善を優先し、固定費削減とFCF最大化を財務目標に掲げる。
- 2機械事業の3成長柱注力: 建設機械事業・インド「発」事業・ライフサイクルサポート事業を重点領域に据え、IT/AI活用で製品競争力を回復させる。
- 3水・環境事業のカンパニー化深化: 2025年1月にカンパニー化した水・環境部門の自立運営を加速し、水循環・資源循環・カーボンニュートラル分野へ拡大する。
- 4AI/DX推進とM&Aによる新規事業探索: 農業ソリューション本部を設置し、定型業務以外のAI活用と戦略的M&Aで2030年までに新たな収益柱を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益2,655億円(前年比15.9%減): 米国関税コスト増と北米・欧州でのトラクタ販売減が重なり、3年間の売上高横ばい(3.02兆円)が続いた。
水・環境セグメントが大幅増益: 価格改定と増販益によりセグメント利益は前年比35.9%増の330億円となり、全社収益の下支え役に浮上した。
営業CFが前年比458億円増の3,279億円: インセンティブ削減や運転資本改善が寄与し、投資活動支出は1,637億円と452億円縮小してFCF改善が進んだ。
2026年1月にチーフオフィサー制を導入: 機構改革の一環として全社横断の意思決定を迅速化し、機械・水環境両事業のグローバル責任体制を刷新した。
02
業績推移
売上高
3.02兆円▲0.1%FY25
営業利益
0.27兆円▼15.9%FY25
純利益
0.19兆円▼19.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.92 | 1.85 | 2.20 | 2.68 | 3.02 | 3.02 | 3.02 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.21 | 0.33 | 0.32 | 0.27 |
| 経常利益 | 0.21 | 0.19 | 0.25 | 0.23 | 0.34 | 0.34 | 0.28 |
| 純利益 | 0.15 | 0.13 | 0.17 | 0.16 | 0.24 | 0.23 | 0.19 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3.14 | 3.19 | 3.77 | 4.77 | 5.36 | 6.02 | 6.20 |
| 純資産 (自己資本) | 1.44 | 1.48 | 1.68 | 1.87 | 2.18 | 2.48 | 2.62 |
| 自己資本比率 (%) | 46.0 | 46.3 | 44.5 | 39.3 | 40.6 | 41.2 | 42.3 |
| 現金及び預金 | 0.20 | 0.22 | 0.26 | 0.23 | 0.22 | 0.30 | 0.28 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.08 | 0.14 | 0.09 | ▲0.01 | ▲0.02 | 0.28 | 0.33 |
| 投資CF | ▲0.09 | ▲0.05 | ▲0.13 | ▲0.32 | ▲0.17 | ▲0.21 | ▲0.16 |
| 財務CF | ▲0.02 | ▲0.07 | 0.06 | 0.28 | 0.18 | ▲0.03 | ▲0.18 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
163.44
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.3%
自己資本利益率
ROA
3.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
52,503人
単体
15,897人
平均年齢
39.9歳
平均勤続
14.3年
単体 平均年収
861万円
連結従業員数 推移
FY21
43,293
FY22
50,352
FY23
52,608
FY24
52,094
FY25
52,503
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
75.00円
配当性向
24.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
53
FY21
63
FY22
66
FY23
72
FY24
75
FY25
75
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。