北
北川精機株式会社
キタガワセイキカブシキガイシャ上場機械6327EDINET: E01713KITAGAWA SEIKI CO.,LTD.
決算期: 06月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
62.3億円
4.94%営業利益 (FY25)
6.2億円
23.53%経常利益 (FY25)
6.0億円
29.58%純利益 (FY25)
4.0億円
37.60%総資産
85.9億円
1.90%自己資本比率
59.1%
—ROE
8.0%
7.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
北川精機は広島を拠点とする産業機械専業メーカーで、プリント基板の製造工程に不可欠な銅張積層板・多層基板成形用プレス装置を主力製品とする。売上の約97%を占める産業機械事業において、個別受注設計生産方式を採用し、東南アジア・中国向け海外輸出が収益を支える構造である。FY2025は売上高62億円(前期比+4.9%)と増収を確保したものの、低採算案件の混入やIT投資・賃上げによる販管費増加が響き、営業利益は623百万円(前期比-23.5%)と大幅な減益となった。純利益は394百万円(-37.6%)と落ち込みが大きく、ROEも8.0%にとどまる。 一方で、FY2025の受注高は前期比+35.2%の約61億円と急回復しており、受注残高も約43億円を維持している。2025年6月期を初年度とする6カ年中期経営計画「KITAGAWA 2030」では「世界のDXを支える唯一無二の企業」を標榜し、2030年6月期に売上高100億円・営業利益率15%以上・ROE12%以上を掲げる。半導体・プリント基板投資の世界的拡大が追い風となる一方、IT産業の設備投資サイクル変動や中国競合による価格圧力が主要リスクとして残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: プレス装置(銅張積層板・多層基板成形用)が産業機械事業売上60億円の大部分を占め、油圧機器(1.5億円)が補完する。
- 2顧客: 東南アジア(マレーシア・タイ)や中国のプリント基板メーカーが主要顧客で、海外向け大口案件が増収を牽引する。
- 3価値提案: 熱・圧力・真空制御技術を核とした個別受注設計で、顧客仕様に最適化した高精度プレス装置を供給する。
- 4コスト構造: 鋼材等を主原料とする個別生産のため、案件ミックスや原材料価格変動が原価率に直結しやすい構造である。
Risks · リスク要因
- 1IT設備投資サイクル: 半導体・基板メーカーの投資が循環的に大きく変動するため、受注が短期間で急減するリスクが常に内在している。
- 2価格競争と中国競合: プレス装置市場では中国メーカーの安価品が台頭しており、市場シェア維持と収益率確保の両立が困難になりつつある。
- 3原材料・為替変動: 鋼材価格の高騰と円安進行が調達コストを押し上げ、個別受注品の採算悪化を招きやすい構造的リスクがある。
- 4特定顧客依存: FY2025はELITE MATERIAL(13.5%)とMGC ELECTROTECHNO THAILAND(11.3%)の2社で売上の約25%を占め、顧客集中リスクが高い。
Strengths · 強み
- 1受注急回復: FY2025の受注高は前期比+35.2%の約61億円と急伸し、受注残高約43億円が翌期以降の売上を下支えしている。
- 2技術的参入障壁: 創業以来蓄積した熱・圧力・真空制御のノウハウと多数の特許が競合との差別化を支え、価格競争に一定の防衛力を持つ。
- 3財務健全性: 自己資本比率59.1%、現金及び現金同等物33億円と財産基盤は堅固で、「KITAGAWA 2030」のPhase1投資を自己資金で賄える余力がある。
- 4設計2拠点体制: 広島・長崎の2拠点で技術開発・設計を行い、冗長性と開発スピードを両立することで顧客対応力を強化している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高100億円達成: 「KITAGAWA 2030」最終年度(2030年6月期)に売上高100億円・営業利益率15%以上・ROE12%以上を目標に設定している。
- 2成長市場への新製品投入: FRP・GX関連および他社協業を含む周辺分野へ既存技術を積極展開し、2027年6月期までのPhase1で基盤を構築する。
- 3生産能力拡大とデジタル化: 受注拡大に備え自社生産能力を増強するとともに、設計・製造工程のデジタル化・自動化を推進してコスト競争力を高める。
- 4人的資本経営: 賃上げ・エンゲージメント向上施策を実行し、優秀人材の確保・定着を図るとともに配当性向25%以上の株主還元方針も維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収も大幅減益: 売上高62億円(+4.9%)の一方、低採算案件・IT投資・賃上げが重なり営業利益623百万円(-23.5%)・純利益394百万円(-37.6%)となった。
受注高が急回復: FY2025の受注高は約61億円(前期比+35.2%)と大幅増加し、受注残高約43億円を積み上げ次期業績への先行指標は改善している。
顧客構成が大きく変化: 前期に売上の38%を占めた中国・広東盈華がゼロとなり、マレーシアのELITE MATERIAL(13.5%)とタイのMGC ELECTROTECHNO(11.3%)が新たな主要顧客となった。
中計「KITAGAWA 2030」始動: FY2025を起点に6カ年計画をスタートし、Phase1(FY2025-2027)は積極投資の準備期間と位置づけ、FY2025の設備投資は前期比約2倍の1.49億円となった。
02
業績推移
売上高
62.3億円▲4.9%FY25
営業利益
6.2億円▼23.5%FY25
純利益
4億円▼37.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 54.1 | 42.7 | 48.2 | 50.3 | 64.6 | 59.3 | 62.3 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 5.1 | 7.3 | 8.2 | 6.2 |
| 経常利益 | 5.6 | 4.8 | 5.5 | 6.7 | 8.1 | 8.5 | 6.0 |
| 純利益 | 1.6 | 3.3 | 4.9 | 5.9 | 7.0 | 6.3 | 4.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 70.8 | 73.4 | 58.5 | 88.4 | 89.4 | 84.3 | 85.9 |
| 純資産 (自己資本) | 21.2 | 20.3 | 22.3 | 27.8 | 35.0 | 47.6 | 50.8 |
| 自己資本比率 (%) | 29.9 | 27.6 | 38.1 | 31.4 | 39.2 | 56.5 | 59.1 |
| 現金及び預金 | 17.7 | 17.1 | 14.9 | 26.1 | 25.0 | 34.4 | 33.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲3.5 | 7.3 | 2.2 | 14.0 | 1.9 | 5.0 | 3.2 |
| 投資CF | ▲1.2 | ▲3.2 | ▲0.2 | ▲3.2 | ▲1.4 | ▲0.9 | ▲1.7 |
| 財務CF | ▲1.1 | ▲4.8 | ▲4.3 | 0.1 | ▲1.6 | 4.8 | ▲2.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
48.51
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.0%
自己資本利益率
ROA
4.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
141人
平均年齢
44.7歳
平均勤続
19.6年
単体 平均年収
549万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
12.00円+2
配当性向
26.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
5
FY22
6
FY23
8
FY24
10
FY25
12
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。