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株式会社東京機械製作所

カブシキガイシャトウキョウキカイセイサクショ上場機械6335EDINET: E01539
TOKYO KIKAI SEISAKUSHO,LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
74.0億円
20.55%
営業利益 (FY25)
6.4億円
4.23%
経常利益 (FY25)
7.5億円
15.54%
純利益 (FY25)
3.4億円
515.66%
総資産
145億円
4.53%
自己資本比率
63.9%
ROE
4.3%
5.31%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社東京機械製作所(TKS)は、新聞用オフセット輪転機の製造・販売・保守を主軸とする印刷機械メーカーである。インターネット普及による新聞購読者数の長期的減少が続く中、主力市場は構造的に縮小しており、売上高は2019年の132億円から2025年3月期には74億円まで6年間で約44%の減収となっている。FY2025の前期比減収(-20.5%)も読売新聞東京本社向け大型案件が翌期計上となったことが主因と見られ、受注残高は46億円超を維持している。 一方で収益面では改善が進んでおり、保守サービス事業の拡大と経費抑制により営業利益6.4億円(前期比+4.2%)を確保し、前期の最終赤字から当期純利益3.5億円への黒字転換を果たした。財務基盤は堅固で現預金75億円・無借金・自己資本比率56.2%を維持している。中期経営計画では2027年3月期に売上高100億円・営業利益7~8億円・ROE6~8%を目標に掲げ、次世代標準機「COLOR TOP ECOWIDE III」の拡販、AGVを中心とするFA事業、製鉄プラント等向け加工組立事業の3本柱で事業構造の複線化を急いでいる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 新聞用オフセット輪転機の受注生産販売と保守サービスが売上の大半を占め、FA事業・加工組立事業が補完する。
  • 2顧客: 読売新聞東京本社など国内外の新聞社が主要顧客で、1件数十億円規模の大型案件が年度業績を左右する。
  • 3価値提案: 長年の輪転機技術を基盤に「COLOR TOP ECOWIDE III」で損紙削減・省人化・省エネ化を訴求し設備更新需要を喚起する。
  • 4コスト構造: 受注から納品まで期間が長い受注生産型のため運転資金を厚く確保し、無借金・現預金75億円で流動性リスクを管理する。
Risks · リスク要因
  • 1新聞業界の構造的縮小が不可逆であり、主力の輪転機新台需要が中長期的に消滅に向かうことで売上規模の回復が困難になるリスクがある。
  • 21案件が数十億円規模の受注生産モデルのため、顧客1社の投資決定延期や納期変更が単年度業績を大幅に押し下げる売上集中リスクを抱える。
  • 3FA事業は競合多数の発展途上市場であり、AGV・ロボット分野で先行企業に対し技術革新スピードと販売規模の両面で見劣りする可能性がある。
  • 4長期の海外契約における為替変動リスクに加え、工場建設遅延等による据付検収の遅延が海外案件の売上計上時期を大きくずらすリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1国内新聞輪転機市場での高シェアと長年の顧客基盤により、読売新聞など主要新聞社からの大型設備更新案件を継続的に獲得できる。
  • 2現預金75億円・自己資本比率56.2%・無借金という強固な財務基盤が、長期受注生産サイクルと新規事業投資を自己資金で賄う余力を与える。
  • 3輪転機で蓄積した精密機械制御技術をAGV・加工組立に転用できるため、新規市場参入コストを抑えながら製品開発を進められる。
  • 4顧客ニーズに応じた柔軟なカスタマイズ対応力が強みであり、標準品では対応困難な現場でも受注を獲得し高評価を得ている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1輪転機拡販: 次世代標準機「COLOR TOP ECOWIDE III」の第1号機を読売新聞習志野工場に導入し、全国新聞社への本格拡販を2025年以降に推進する。
  • 2新規事業育成: FA事業でロボットアーム搭載AGVや最大500kg牽引タイプを投入し、製造・物流の省人化需要を取り込んで売上多様化を図る。
  • 3財務目標: 2027年3月期に売上高100億円・営業利益7~8億円・ROE6~8%を達成し、現在水準(ROE4.3%)からの大幅改善を目指す。
  • 4ガバナンス強化: 監査等委員会設置会社へ移行し社外取締役の議決権を強化するとともに、機関投資家との定期対話でコーポレートガバナンスを高度化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は74億円(前期比-20.5%)に落ち込んだが、保守サービスと経費抑制で営業利益は6.4億円(+4.2%)と過去水準を維持した。
前期の最終赤字(純損失0.8億円)から当期純利益3.5億円へ黒字転換し、自己資本比率も56.2%(前期比+3.1pt)に改善した。
読売新聞東京本社習志野工場への「COLOR TOP ECOWIDE III」第1号機導入が決定し、FY2025の同社向け売上は23.4億円(全体の31.5%)に達した。
訴訟関連費用7.4億円を特別損失に計上しており、訴訟リスクが継続中であることが財務上の不確実性として残っている。
02

業績推移

売上高
74億円20.5%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
6.4億円4.2%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
3.4億円515.7%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0255075100FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高13211810968.687.793.274.0
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-6.16.86.16.4
経常利益5.2-10.84.0-3.88.26.57.5
純利益7.9-10.03.0-8.55.6-0.83.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産181168165140149152145
純資産 (自己資本)95.485.487.580.085.391.192.7
自己資本比率 (%)52.850.952.957.357.159.963.9
現金及び預金42.843.233.222.762.484.975.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF1.00.3▲17.0▲22.354.722.8▲8.7
投資CF5.81.22.12.4▲0.3▲0.2▲0.7
財務CF▲1.0▲1.14.89.4▲14.7▲0.1▲0.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
42.13
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
4.3%
自己資本利益率
ROA
2.4%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
216
平均年齢
46.1
平均勤続
23.2
単体 平均年収
663万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社読売新聞東京本社2.2百万株27.02%
#2大田 昭彦0.8百万株9.75%
#3損害保険ジャパン株式会社0.5百万株6.19%
#4株式会社三井住友銀行0.4百万株5.24%
#5株式会社中日新聞社0.2百万株2.84%
#6株式会社みずほ銀行0.2百万株2.62%
#7株式会社朝日新聞社0.2百万株2.32%
#8住友生命保険相互会社0.1百万株1.71%
#9大和証券株式会社0.1百万株1.68%
#10芝 康平0.1百万株1.32%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY19 実績
1株配当 (年間)
11.00
配当性向
26.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
11
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

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競合比較

競合比較は準備中です。

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ニュース

関連ニュースは準備中です。