株
株式会社石井表記
カブシキガイシャイシイヒョウキ上場機械6336EDINET: E02047ISHII HYOKI CO.,LTD.
決算期: 01月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
148億円
11.41%営業利益 (FY25)
9.1億円
42.59%経常利益 (FY25)
11.1億円
35.56%純利益 (FY25)
7.9億円
28.43%総資産
157億円
5.88%自己資本比率
62.0%
—ROE
8.6%
5.11%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
石井表記は1963年創業の広島拠点のハイテクメーカーで、「電子機器部品製造装置」と「ディスプレイ及び電子部品」の2セグメントを展開する。前者はプリント基板の研磨・表面処理装置やインクジェットコーター、後者は自動車向け印刷製品や工作機械操作パネルが主力であり、フィリピン・中国にも製造子会社を持つグローバル体制を有する。直近FY2025(2025年1月期)の売上高は148億円と前期比11.4%減だが、翌FY2026(2026年1月期)はAI向けパッケージ基板設備投資の拡大と中国子会社のEV電子部品実装増加を背景に156億円・+5.6%へ回復し、営業利益も11億円と+25.7%増となった。一方、液晶パネル向け装置は長期的な需要縮小局面にあり、自動車・工作機械向け部品も顧客の生産調整が続く。PBR1倍割れが継続する中、自己株式取得(164,800株・99百万円)や増配、営業所統廃合・遊休資産売却による資本効率改善に取り組んでおり、有利子負債依存度はFY2026に8.0%まで低下している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 製造装置(売上の31%)と部品・印刷製品(69%)の2本柱で構成し、消耗品の定常収益が安定化に寄与している。
- 2顧客: プリント基板・液晶メーカー、自動車OEM、工作機械メーカーなど国内外の製造業が主要顧客である。
- 3価値提案: 研磨・塗布・インクジェット技術を核に、顧客の製造工程全体に高付加価値装置と消耗品をワンストップで提供している。
- 4地域構成: 国内本社に加え、フィリピン(JPN,INC.)と中国上海(賽路客電子)の子会社でグローバル生産を補完している。
Risks · リスク要因
- 1液晶需要の構造的縮小: 液晶パネル向け製造装置は長期的に需要減少が見込まれ、中国依存の市場構造からの脱却が急務である。
- 2特定顧客・分野への集中: 自動車向け印刷製品や工作機械操作パネルは顧客の生産調整の影響を直接受け、売上変動リスクが大きい。
- 3生産・研究開発の広島集中: 製造・開発拠点の大部分が広島本社周辺に集中しており、大規模自然災害発生時の事業継続リスクが残る。
- 4資材調達・原材料価格高騰: 原油高に起因する部材価格上昇と調達納期長期化が続き、フィリピン子会社など利益率に圧迫を与えている。
Strengths · 強み
- 1AI需要の取り込み: AI向けパッケージ基板の設備投資拡大を捉え、プリント基板装置セグメントの売上をFY2026に+6.5%伸ばした。
- 2インクジェット塗布技術: 環境負荷低減の観点で注目が高まるインクジェット塗布技術を保有し、液晶以外の新市場への横展開余地がある。
- 3財務健全性: 自己資本比率66.9%・有利子負債依存度8.0%と無借金に近い財務基盤を持ち、景気変動への耐性が高い。
- 4消耗品による収益安定化: 装置販売に加え消耗品(生産消耗品)の継続販売がキャッシュフローを下支えし、受注変動の影響を緩和している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1AI・高機能基板への注力: AI関連パッケージ基板や高機能材料向けメッキ設備の拡販を優先し、プリント基板装置セグメントの成長を牽引する。
- 2塗布技術の新市場展開: 液晶以外の分野へインクジェット塗布技術を横展開し、試作機販売から量産機受注へ繋げることで依存脱却を図る。
- 3資本効率改善: PBR1倍割れ解消に向け、2025年3月に99百万円の自己株式取得、増配、遊休資産売却、営業所統廃合を推進する。
- 4財務体質強化: 在庫削減・債権早期回収・歩留り向上でキャッシュフローを改善し、有利子負債を2026年1月末時点で12.8億円に圧縮した。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2026業績回復: 売上高156億円(+5.6%)、営業利益11億円(+25.7%)、純利益8億9000万円(+12.9%)と前期の減収から回復した。
自己株式取得: 2025年3月取締役会決議で164,800株・99百万円を取得し、株主還元と資本効率改善を同時に推進した。
温室効果ガス31%削減: 2022年1月期比でScope1+2の排出量を2,553t-CO₂から1,772t-CO₂へ31%削減し、省エネ・再エネ導入が進展した。
中国子会社がEV需要取り込み: 上海賽路客電子がEV関連電子部品実装の受注増で増収増益となり、グループの業績下支えに貢献した。
02
業績推移
売上高
148億円▼11.4%FY25
営業利益
9.1億円▼42.6%FY25
純利益
7.9億円▼28.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 132 | 104 | 116 | 144 | 182 | 167 | 148 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 17.7 | 20.2 | 15.8 | 9.1 |
| 経常利益 | 14.6 | 2.1 | 10.7 | 17.3 | 20.2 | 17.2 | 11.1 |
| 純利益 | 10.6 | 1.1 | 7.3 | 14.9 | 16.4 | 11.0 | 7.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 119 | 123 | 124 | 135 | 162 | 167 | 157 |
| 純資産 (自己資本) | 30.6 | 30.6 | 36.7 | 54.6 | 74.2 | 86.9 | 97.4 |
| 自己資本比率 (%) | 25.7 | 24.9 | 29.6 | 40.5 | 45.7 | 52.1 | 62.0 |
| 現金及び預金 | 17.9 | 14.1 | 23.5 | 26.9 | 27.9 | 22.3 | 23.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 12.8 | 3.7 | 21.2 | 16.8 | 17.5 | 5.6 | 22.9 |
| 投資CF | ▲2.8 | ▲7.6 | ▲5.0 | ▲3.9 | ▲11.2 | ▲14.1 | ▲6.3 |
| 財務CF | ▲4.2 | 0.3 | ▲6.8 | ▲11.3 | ▲6.8 | 1.2 | ▲17.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
96.70
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.6%
自己資本利益率
ROA
5.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DisplaysAndElectronicParts0.0兆68.8%0.00兆3.1%
ElectronicDevicePartsManufacturingEquipment0.0兆31.2%0.00兆16.5%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.1%0.00兆0.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
301人
平均年齢
47.0歳
平均勤続
21.6年
単体 平均年収
536万円
連結従業員数 推移
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
FY26
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY26 実績1株配当 (年間)
28.00円+8
配当性向
46.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
10
FY22
10
FY23
10
FY24
15
FY25
20
FY26
28
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。