株
株式会社タカトリ
カブシキガイシャタカトリ上場機械6338EDINET: E01715Takatori Corporation
決算期: 09月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
73.3億円
54.41%営業利益 (FY25)
8.2億円
70.58%経常利益 (FY25)
8.5億円
69.12%純利益 (FY25)
5.9億円
69.81%総資産
159億円
8.79%自己資本比率
64.5%
—ROE
5.8%
15.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社タカトリは奈良県橿原市を拠点とする電子部品製造装置メーカーで、貼付・切断・搬送等「8つのコア技術」を基盤に半導体製造機器・ディスプレイ製造機器・繊維機器・医療機器の4事業を展開する。売上構成は電子機器事業が約94.5%を占め、その中でもSiCウェハ切断加工装置がEV向けパワー半導体需要の恩恵を受けて2023年・2024年に売上高がそれぞれ164億円・161億円に急拡大した。しかしFY2025においてはEV市場の成長踊り場と中国SiCメーカーの過剰生産による市場在庫積み上がりが直撃し、売上高は73億円(前期比54.4%減)、営業利益は8億円(同70.6%減)へと急減した。それでも自己資本比率64.5%・現預金51億円と財務基盤は健全であり、受注残高38億円を確保している。中期的にはAI向け先端半導体装置やOLEDパネル製造装置、医療機器ODMを新たな収益柱として育成する方針だが、SiC市況の回復時期と競争環境の変化が業績の最大変数となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電子機器事業が売上高の約94.5%を占め、SiCウェハ切断加工装置等の半導体製造装置が主力である。
- 2顧客: 国内外の半導体・ディスプレイ・電子部品メーカーに装置を販売し、一部医療機器ODM供給も行う。
- 3価値提案: 貼付・切断・搬送等8つのコア技術を組み合わせた独自装置で、高精度・高付加価値ソリューションを提供する。
- 4コスト構造: 受注生産型の装置メーカーで原材料費と製造コストが主体、海外調達比率引き上げによる原価低減を推進する。
Risks · リスク要因
- 1EV市場とSiC半導体投資サイクルへの依存度が高く、需要の一時的後退で売上が半減する市場変動リスクが顕在化した。
- 2中国SiCウェハメーカーの乱立による過剰供給が2025年末まで継続見込みで、新規装置受注の回復が遅れる可能性がある。
- 3奈良県内単一拠点での人材確保が困難化しており、労働人口減少により技術者の採用・維持が制約となるリスクがある。
- 4半導体・アルミ等の主要部材価格高騰や供給不足が生じた場合、生産コスト上昇と納期遅延が業績を悪化させるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1SiCウェハ切断加工装置で高いシェアを維持しており、6インチから8インチへの移行局面でも製品シェアを確保している。
- 28つのコア技術の組み合わせにより他製品への水平展開が可能で、XRデバイスや電池組立等への応用事例がある。
- 3自己資本比率64.5%・現預金51億円と財務体質が堅固で、市況低迷期でも事業継続と開発投資を維持できる。
- 4奈良県橿原市の単一拠点集中により製販一体の意思決定が速く、小型ニッチ市場での機動的な製品開発が可能である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1AI向け高性能半導体(GPUやHBM)製造装置の需要取り込みを優先し、先端ロジック向け製品ラインアップを拡充する。
- 2OLED・XRデバイス向けディスプレイ製造装置を育成し、中国パネルメーカーの設備投資増加を販売機会として活用する。
- 3医療機器ODM/OEM事業を拡大し、胸腹水濾過濃縮装置「M-CART」の医療機関向け販売・レンタルを継続強化する。
- 4ROE 10%以上・売上高総利益率向上をKPIとし、海外調達比率引き上げによるコスト競争力強化で県下No.1企業を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は73億円で前期比54.4%減、営業利益は8億円(同70.6%減)とSiC装置需要の急落が業績を直撃した。
受注高はFY2025に67.5億円(前期比23.3%減)、受注残高は37.9億円(同13.3%減)にとどまり回復の遅さが鮮明である。
医療機器事業の売上高は2.7億円と前期比157%増に拡大し、新規OEM供給開始が今後の新規収益柱として注目される。
現預金51億円・自己資本比率64.5%と財務健全性を維持しつつ、投資有価証券取得に6億円を支出し資産運用を継続した。
02
業績推移
売上高
73.3億円▼54.4%FY25
営業利益
8.2億円▼70.6%FY25
純利益
5.9億円▼69.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 53.2 | 48.6 | 65.3 | 102 | 164 | 161 | 73.3 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 13.5 | 24.7 | 27.9 | 8.2 |
| 経常利益 | 0.6 | -0.2 | 4.9 | 14.6 | 26.0 | 27.6 | 8.5 |
| 純利益 | 1.0 | -1.3 | 3.8 | 10.3 | 19.1 | 19.4 | 5.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 84.8 | 85.3 | 110 | 127 | 180 | 174 | 159 |
| 純資産 (自己資本) | 53.4 | 51.7 | 55.1 | 64.1 | 81.8 | 99.3 | 103 |
| 自己資本比率 (%) | 63.0 | 60.6 | 50.3 | 50.6 | 45.4 | 56.9 | 64.5 |
| 現金及び預金 | 18.5 | 23.7 | 30.7 | 30.6 | 44.4 | 62.6 | 51.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲3.7 | 3.6 | 11.1 | 2.5 | 15.0 | 2.1 | ▲9.2 |
| 投資CF | ▲2.2 | ▲2.8 | 0.6 | ▲2.9 | ▲1.1 | 1.5 | ▲4.3 |
| 財務CF | 7.3 | 4.4 | ▲4.6 | 0.1 | ▲0.1 | 14.8 | 1.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
107.15
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.8%
自己資本利益率
ROA
3.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectronicEquipment0.0兆94.5%0.00兆13.8%
MedicalEquipment0.0兆3.7%▲0.00兆-47.2%
TextileEquipment0.0兆1.8%▲0.00兆-5.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
198人
平均年齢
42.0歳
平均勤続
15.0年
単体 平均年収
675万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円
配当性向
36.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
15
FY22
30
FY23
40
FY24
40
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。