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株式会社プラコー

カブシキガイシャプラコー上場機械6347EDINET: E01651
PLACO CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
22.3億円
34.68%
営業利益 (FY25)
-1.4億円
46.12%
経常利益 (FY25)
-1.4億円
50.35%
純利益 (FY25)
-1.0億円
61.75%
総資産
30.5億円
12.55%
自己資本比率
51.9%
ROE
-6.1%
8.30%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社プラコーは、インフレーションフィルム成形機・ブロー成形機・リサイクル装置を主力とする小型専業機械メーカーである。売上の大半はプラスチック成形機事業が占め、台湾・ドイツ等からの輸入・外注を組み合わせた製造モデルで国内フィルム・容器メーカーに納入している。FY2025(2025年3月期)は売上高22億円と前期比34.7%減に急落し、営業損失1.4億円・純損失0.95億円と大幅な赤字に転落した。主因は受注見込みの大型リサイクル案件の中止と、大型工事における追加コストの発生である。ただし当該工事は上半期で完了しており、下半期以降の構造的な損失要因は一定程度解消されている。2024年12月には約50名規模のIT企業「株式会社クラウドサービス」を子会社化し、システム開発事業(売上約1億円)を新設セグメントとして加えた。プラスチックリサイクル需要の高まりはビジネス機会であるものの、EV化による燃料タンク用ブロー成形機市場の縮小、顧客の設備投資慎重姿勢、円安コスト増など構造的な向かい風も続いており、中期的な収益回復の確度は不透明な状況にある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: プラスチック成形機事業(売上の95.6%)とシステム開発事業(4.4%)の2セグメントで構成される。
  • 2顧客: 国内フィルム企業・容器メーカー・自動車メーカーに成形機を販売し、長期メンテナンス契約で関係を継続する。
  • 3価値提案: 省エネ・省人化・リサイクル対応の成形機と、自社リサイクル装置を組み合わせた循環型ソリューションを提供する。
  • 4コスト構造: 台湾・ドイツ等の外注先への製造委託比率が高く、円安が材料・部品調達コストに直接影響する輸入超過構造である。
Risks · リスク要因
  • 1大型案件依存による収益変動リスク: 1件の大型受注の中止がFY2025の売上を34.7%減に直結させた構造的な案件集中リスクが存在する。
  • 2円安・輸入コスト上昇リスク: 台湾・ドイツからの輸入超過状態にあり、急激な円安が製品価格転嫁できない場合に収益が大幅に悪化する。
  • 3EV化によるブロー成形機市場縮小リスク: 自動車メーカーのEVシフトが継続しており、燃料タンク用ブロー成形機の需要構造的縮小が避けられない。
  • 4人材流出による技術継承リスク: 自社開発技術を少数の専門人材が担う構造で、定年集中・転職による技術断絶が事業継続に直接影響しうる。
Strengths · 強み
  • 1長寿命製品による安定メンテナンス収益: 成形機は10〜20年使用されるため、メンテナンス事業(FY2025売上3.7億円)が景気変動を緩和する。
  • 2特許・実用新案による技術防御: 省力化・省人化機能の新機種を継続開発し、特許・実用新案を積み上げて競合との差別化を図っている。
  • 3リサイクル市場の追い風: プラスチックリサイクル需要の高まりを受け、引合が活発化しており既存技術の横展開が可能な状況にある。
  • 4IT子会社との融合による製品高度化: 2024年12月取得の「クラウドサービス社」(50名)を活用し、成形機のIoT・DX化を内製で推進できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1リサイクル事業の収益化: 引合が活発なプラスチックリサイクル装置の大型受注を確実に獲得し、縮小するブロー需要を補完する市場開拓を進める。
  • 2ブロー成形機の用途多様化: NEDOの水素自動車向け研究成果を実機転用し、燃料タンク以外の高機能・高効率機種で新市場を2025年以降に開拓する。
  • 3システム開発事業の成長加速: 子会社「クラウドサービス社」のAWS等クラウド移行事業を育成し、プラスチック機械以外の収益柱として育てる。
  • 4原価・販管費の構造改革: 大型工事の追加コスト体質を改善し、売上債権回収促進・棚卸適正化・借入金見直しで財務効率を高める方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が急悪化: 売上高22億円(前期比-34.7%)、営業損失1.4億円と2年ぶりの赤字転落。大型リサイクル案件の受注中止が主因である。
大型工事コスト超過が上半期を直撃: 前期から継続した大型工事の追加コストがFY2025前半まで発生し利益を圧迫したが、上半期末で完了した。
2024年12月に「クラウドサービス社」を子会社化: エンジニア約50名のIT企業を取得し、システム開発事業セグメントを新設。初年度売上は約1億円。
純資産15.8億円・現預金11.4億円で財務は一定の安全圏: 借入金11億円があるものの自己資本比率は52%程度を維持し、直ちに財務危機に至る状況ではない。
02

業績推移

売上高
22.3億円34.7%FY25
010203040FY20FY22FY24
営業利益
-1.4億円46.1%FY25
00.511.52FY20FY22FY24
純利益
-1億円61.8%FY25
00.81.52.33FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
010203040FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高29.929.527.127.230.034.122.3
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益2.01.9-2.6-1.4
経常利益4.04.91.92.01.9-2.8-1.4
純利益2.72.81.11.51.3-2.5-1.0
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産29.031.123.132.037.334.930.5
純資産 (自己資本)10.913.412.817.519.016.015.8
自己資本比率 (%)37.543.255.554.751.045.851.9
現金及び預金6.610.57.812.113.013.010.4
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF1.75.52.8▲0.3▲5.80.21.0
投資CF▲0.60.1▲1.80.2▲0.4▲0.20.5
財務CF0.9▲1.6▲3.64.47.2▲0.1▲4.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
70
平均年齢
44.0
平均勤続
13.6
単体 平均年収
589万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1有限会社フクジュコーポレーション0.9百万株9.67%
#2FUBON SECURITIES CO.,LTD A/C GLOBAL (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.6百万株6.59%
#3馮 尚昆0.5百万株5.60%
#4有限会社杉山製作所0.4百万株4.46%
#5松浦 健0.4百万株3.93%
#6株式会社和円商事0.3百万株3.66%
#7プラコー共栄会0.3百万株3.41%
#8海容JAPAN株式会社0.3百万株3.30%
#9スイス・プランツ有限責任事業組合0.3百万株3.10%
#10古野 孝志0.3百万株2.93%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
6.00
配当性向
-59.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5
FY21
3
FY22
6
FY23
6
FY24
6
FY25
6
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。