オ
オルガノ株式会社
オルガノカブシキガイシャ上場機械6368EDINET: E01571ORGANO CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
1633億円
8.59%営業利益 (FY25)
311億円
38.04%経常利益 (FY25)
316億円
35.07%純利益 (FY25)
242億円
39.51%総資産
1944億円
6.40%自己資本比率
62.3%
—ROE
21.7%
3.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
オルガノは1946年創業の水処理専業企業で、半導体・電子産業向け超純水設備を中心とする「水処理エンジニアリング事業」(売上の約85%)と、イオン交換樹脂・水処理薬品等の「機能商品事業」(同約15%)の2本柱で成長を続けている。FY2025(2025年3月期)は売上高1,633億円(前期比+8.6%)・営業利益311億円(同+38.0%)・ROE21.7%と3期連続過去最高を更新した。成長ドライバーは生成AI需要を背景とした先端半導体の設備投資拡大であり、TSMC向けを含む台湾・国内の大型プロジェクトが業績を牽引した。中長期計画「ORGANO 2030」を上方修正し、2031年3月期に売上高2,500億円・営業利益率18%以上・ROE15%以上を目標に掲げる。米国市場開拓・韓国/インドへの地域展開・ソリューション事業の安定収益化をオーガニック成長の柱とし、M&Aも積極検討する方針だ。一方、売上の70%超が電子産業分野に集中し台湾比率が高い構造的リスクや、地政学的不透明感が主要リスクとして残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 水処理エンジニアリング事業が売上の約85%を占め、機能商品事業(イオン交換樹脂・薬品)が約15%を補完する。
- 2顧客: 半導体メーカー(TSMC等)が最大顧客で、水処理エンジニアリング売上の70.0%が電子産業分野向けである。
- 3価値提案: プラント設計・施工にとどまらず、設備保有型サービスや消耗品交換を含むソリューション事業で継続収益を創出する。
- 4コスト構造: 製造は主に外部調達と自社エンジニアリングの組み合わせで、人材・DX投資を拡大しキャパシティ拡充を進める。
Risks · リスク要因
- 1地政学リスク(台湾集中): 売上上位顧客がTSMC等台湾企業に集中しており、台湾有事や米中対立激化で業績が重大な影響を受ける可能性がある。
- 2特定顧客・市場への依存: 営業債権の43.3%が上位3社集中で、半導体市況の悪化や大型案件失注が直接業績を毀損するリスクがある。
- 3親会社・株主リスク: 東ソーが議決権の44.46%を保有しており、同社の資本政策変更が株価・事業展開に影響を及ぼす可能性がある。
- 4サイバー攻撃・情報漏洩: クラウド活用拡大に伴いサイバー攻撃リスクが高まっており、システム機能不全や機密情報漏洩が業務停滞を招く恐れがある。
Strengths · 強み
- 1分離精製技術の深さ: 超純水から薬液・溶剤の高度精製まで応用でき、半導体微細化に伴う顧客ニーズの高度化に対応できる。
- 2ストック型収益の拡大: メンテナンス・消耗品・設備保有型サービス等のソリューション事業が高収益かつ景気変動に強い安定基盤を形成する。
- 3電子産業分野での圧倒的実績: TSMC向け売上が1期で228億円規模に達するなど、主要顧客との長期取引関係を構築している。
- 4財務健全性と収益性: 営業利益率19.1%・ROE21.7%と高水準を維持し、無借金経営に近い財務基盤を保持する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高2,500億円目標: 「ORGANO 2030」を上方修正し、2031年3月期に売上高2,500億円・営業利益率18%以上・ROE15%以上を必達目標とする。
- 2米国市場の最優先開拓: 半導体製造拠点の米国回帰を商機と捉え、2021年進出の北米拠点を軸に米国市場の開拓を最優先課題として進める。
- 3ソリューション事業の二極化戦略: 安定収益型「フィールドソリューション」と成長投資型「アドバンストソリューション」に区分し、それぞれ最適戦略を講じる。
- 4インオーガニック成長の活用: オーガニック成長と並行して他社との提携やM&Aを柔軟に検討し、韓国・インド・ASEAN等への地域分散を加速する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が3期連続過去最高: 売上高1,633億円(+8.6%)・営業利益311億円(+38.0%)・純利益242億円(+39.5%)で計画を大幅に上回った。
「ORGANO 2030」目標を大幅上方修正: 2030年度目標の営業利益300億円をFY2024に前倒し達成し、2031年3月期目標を売上高2,500億円に引き上げた。
台湾での大型プロジェクト進捗が寄与: TSMC向け売上が228億円(売上比14.0%)を占め、台湾の大型案件工事が順調に進捗し業績を牽引した。
受注残高が8.5%減少し先行指標に注視: FY2025受注高は1,513億円(+4.7%)と増加も期初計画を2.4%下回り、繰越受注残は1,058億円(△8.5%)に低下した。
02
業績推移
売上高
1,633億円▲8.6%FY25
営業利益
311億円▲38.0%FY25
純利益
242億円▲39.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 923 | 965 | 1006 | 1121 | 1324 | 1504 | 1633 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 109 | 152 | 225 | 311 |
| 経常利益 | 65.4 | 99.3 | 99.0 | 115 | 160 | 234 | 316 |
| 純利益 | 44.5 | 71.6 | 70.7 | 92.1 | 117 | 173 | 242 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1013 | 1014 | 1150 | 1305 | 1649 | 1827 | 1944 |
| 純資産 (自己資本) | 548 | 609 | 674 | 760 | 864 | 1021 | 1212 |
| 自己資本比率 (%) | 54.1 | 60.0 | 58.6 | 58.2 | 52.4 | 55.9 | 62.3 |
| 現金及び預金 | 113 | 138 | 128 | 202 | 156 | 176 | 168 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 56.5 | 85.5 | ▲45.8 | 108 | ▲185 | 37.3 | 211 |
| 投資CF | ▲1.5 | ▲10.1 | ▲12.6 | ▲15.2 | ▲13.1 | ▲14.2 | ▲21.3 |
| 財務CF | ▲27.6 | ▲50.1 | 49.3 | ▲25.9 | 147 | ▲6.4 | ▲208 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
525.37
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
21.7%
自己資本利益率
ROA
12.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
PerformanceProductsBusinessUnit0.0兆15.4%0.00兆14.9%
WaterTreatmentEngineeringBusinessUnitReportabel0.1兆84.6%0.03兆19.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,227人
平均年齢
43.5歳
平均勤続
15.6年
単体 平均年収
907万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
231.00円+88
配当性向
35.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
151
FY21
166
FY22
232
FY23
265
FY24
143
FY25
231
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。