水
水道機工株式会社
スイドウキコウカブシキガイシャ上場機械6403EDINET: E01646SUIDO KIKO KAISHA,LTD
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
260億円
20.02%営業利益 (FY25)
14.8億円
228.67%経常利益 (FY25)
13.8億円
108.17%純利益 (FY25)
4.3億円
16.35%総資産
261億円
7.94%自己資本比率
39.1%
—ROE
4.2%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
水道機工は上下水道・工場排水向けの水処理プラント建設(売上の約64%)とO&M(運転管理・メンテナンス、約36%)を2本柱とする専業メーカーである。官需比率が約9割と高く、国内水道インフラの老朽化更新・耐震化需要を主な市場としている。FY2025(2025年3月期)は売上高260億円(前期比+20%)、営業利益14.8億円(同+229%)と業績が急回復し、受注高326億円・受注残461億円はいずれも前期比大幅増で受注残は過去最高を更新した。 中長期では「2030年近傍の目指す姿」として、メンテナンス事業(O&M)で営業利益の6割を稼ぐ事業構造転換を掲げており、2023〜2025年の中期経営計画をその準備期間と位置付けている。サービスステーション拡充・PPP/PFI対応強化・製品製造・開発のプロダクトエンジニアリングセンター新設など基盤整備を進める一方、サウジアラビア子会社SKME社(債務超過36億円、未引当保証債務15億円超)のリスクが当面の懸念材料として残る。ROE4.2%と収益性はなお低水準であり、事業構造転換の実現スピードが投資判断の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: プラント建設(売上166億円)とO&M(売上94億円)の2セグメントで構成され、官需比率が約9割を占める。
- 2顧客: 主要顧客は国・地方自治体等の水道事業体で、民間工場向け排水処理設備も手掛け顧客基盤を拡大している。
- 3価値提案: 浄水場設備の設計・施工から長期メンテナンス・運転管理まで一貫対応し、ライフサイクルを通じた顧客囲い込みを図る。
- 4コスト構造: 受注生産型で人件費・外注費が主なコストであり、サービスステーション拡充等の固定費増加を増収で吸収する構造である。
Risks · リスク要因
- 1SKME社(サウジアラビア)の財務リスク: 持分法適用関連会社の債務超過36億円・未引当保証債務15億円超が残存し、追加損失計上の可能性がある。
- 2官需依存と予算変動リスク: 売上の約9割が官需であり、政府・自治体の予算削減や発注時期のずれが経営成績を直撃する構造にある。
- 3工事完工タイミングによる業績変動: 大型プラント工事の引渡時期により四半期・期末業績が大きく変動し、下半期に売上が集中する季節性がある。
- 4入札競争激化と価格下落リスク: 総合評価型入札の普及で多様な競合参入が想定され、入札価格の著しい低下が採算を圧迫する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1水道インフラ特化の長期実績: 水処理事業のパイオニアとして豊富な工事実績と入札参加要件を満たす技術力・財務基盤を保持している。
- 2過去最高の受注残461億円: FY2025末時点で受注残が前期比+17%の461億円に達し、複数年にわたる売上の視界確保が可能である。
- 3O&Mストック型収益の拡大: サービスステーション拠点拡充と水機テクノスを軸に、安定収益のメンテナンス受注高が前期比+32%増加している。
- 4東レ連携による民需開拓: 東レの水処理素材・システムを活用した民間向け排水施設設備の納入でメンテナンス顧客基盤の裾野を広げている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12030年O&M利益6割化: 浄水場メンテナンスで営業利益の6割を稼ぐ事業構造転換を目標に、サービスステーションを継続拡充する方針である。
- 2ウォーターPPP・DB/DBO対応強化: 国交省のウォーターPPPアクションプラン(令和13年目標)を捉え、官民連携大型案件への参画リソースを増強する。
- 3製品製造・開発基盤の整備: 新設のプロダクトエンジニアリングセンターを軸に浄水場向け製品の製造・開発を一元化し、高付加価値製品の供給体制を整える。
- 4M&Aとアライアンスによる事業拡大: メンテナンス・民需・海外の各分野でM&A機会を探索し、東南アジアを重点地域とする海外展開も継続推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急回復: 売上高260億円(+20%)、営業利益14.8億円(+229%)と大幅増益となり、受注残461億円は過去最高を更新した。
SKME社主要工事の仮引き渡し完了: 2025年3月末にサウジアラビアの主要手持ち工事の仮引き渡しを完了し、2026年中の最終引き渡し・撤退判断へ移行する。
機能本部制への組織再編: FY2025より事業部制を廃止し機能本部制に移行、セグメントを「プラント建設」と「O&M」の2区分に再編した。
キャッシュポジション改善: 営業CFが28億円の収入(前期は20億円の支出)に転換し、期末現金残高は46億円(前期比+137%)に大幅増加した。
02
業績推移
売上高
260億円▲20.0%FY25
営業利益
14.8億円▲228.7%FY25
純利益
4.3億円▲16.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 183 | 210 | 252 | 227 | 219 | 216 | 260 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 10.7 | 7.6 | 4.5 | 14.8 |
| 経常利益 | 9.1 | 0.5 | 15.3 | 1.6 | 4.1 | 6.6 | 13.8 |
| 純利益 | 5.9 | -16.4 | 8.1 | 0.4 | 2.7 | 3.7 | 4.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 231 | 222 | 221 | 218 | 212 | 241 | 261 |
| 純資産 (自己資本) | 112 | 93.3 | 98.8 | 97.4 | 97.1 | 99.9 | 102 |
| 自己資本比率 (%) | 48.6 | 42.0 | 44.7 | 44.8 | 45.8 | 41.4 | 39.1 |
| 現金及び預金 | 78.3 | 54.7 | 48.3 | 54.5 | 35.6 | 19.4 | 46.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.4 | ▲9.5 | ▲4.5 | 16.3 | ▲5.9 | ▲20.4 | 28.4 |
| 投資CF | ▲7.3 | ▲12.0 | 0.7 | ▲2.5 | ▲10.3 | ▲8.5 | ▲4.6 |
| 財務CF | ▲0.5 | ▲2.1 | ▲2.5 | ▲7.7 | ▲2.7 | 12.6 | 2.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
99.75
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.2%
自己資本利益率
ROA
1.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
OperationAndMaintenance0.0兆36.0%0.00兆6.6%
PlantConstruction0.0兆64.0%0.00兆5.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
258人
平均年齢
43.8歳
平均勤続
13.5年
単体 平均年収
716万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
55.00円
配当性向
434.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
55
FY21
55
FY22
55
FY23
55
FY24
55
FY25
55
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。