フ
フジテック株式会社
フジテックカブシキガイシャ上場機械6406EDINET: E01622FUJITEC CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
2413億円
5.17%営業利益 (FY25)
162億円
10.98%経常利益 (FY25)
189億円
0.80%純利益 (FY25)
145億円
18.60%総資産
2623億円
2.28%自己資本比率
65.1%
—ROE
9.5%
3.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フジテック株式会社は、エレベータ・エスカレータに特化した昇降機専業メーカーであり、国内外で新設・保守・モダニゼーション(リニューアル)の3事業を展開する。売上高は2019年の1,708億円から2025年の2,413億円へと6期連続で成長し、FY2025は前年比+5.2%増収・営業利益+11.0%の増収増益を達成した。地域別では日本・東アジア・南アジア・米州欧州の4セグメントで事業を展開しており、FY2025は東アジア(主に中国)の不動産低迷による減収を日本・南アジアが補完した。受注残高は2,845億円と堅調に積み上がり、南アジア(インド)やアフターマーケット事業の拡大が成長ドライバーになっている。 2024年5月に発表した5カ年中期経営計画「Move On 5」では、2028年度に売上高3,250億円・営業利益440億円・営業利益率13.5%を目標に掲げ、地域ミックスの選択と集中、高品質と高収益性の両立、強靭な事業基盤構築の3本柱を推進中である。ROEはFY2025で9.5%と目標水準に向け改善途上にあり、中国事業の収益回復と全社コスト構造改革が当面の最重要課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 新設工事・保守メンテナンス・モダニゼーションの3事業で構成し、ストック性の高い保守が収益基盤を支える。
- 2顧客: マンション・オフィス・商業施設・公共インフラなど幅広い建物オーナーに日本・アジア・米州欧州で供給する。
- 3価値提案: 昇降機専業メーカーとして開発・生産・据付・保守を一貫提供し、安全性と高品質な乗り心地を強みとする。
- 4コスト構造: 製造コストは鋼材等原材料に依存し、フィールドエンジニア人件費が保守・モダニゼーション事業の主要費用となる。
Risks · リスク要因
- 1中国不動産市場の長期低迷により東アジアセグメントがFY2025に売上高△10%超の減収となり、回復時期は不透明である。
- 2エレベータ・エスカレータは人命に直結する設備であり、重大な品質事故・安全トラブルが発生した場合は損害賠償・信頼失墜リスクがある。
- 3海外売上比率が約63%に達するため、円高進行時には海外収益の円換算額が大幅に目減りし、業績に直接影響する為替リスクがある。
- 4フィールドエンジニアや技術開発人材の確保難が続く場合、保守品質の低下や新商品開発の遅延により競争力が低下するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1国内最大級の昇降機専業メーカーとして、開発から据付・保守まで一貫体制を持ち、他業種大手に比べ専業特化の深度が高い。
- 2国内保守台数の積み上げにより安定したストック収益を確保し、景気変動に対し収益の下振れ耐性を持つ構造である。
- 32025年3月竣工の品質評価施設「ウィズダム スクエア」を活用し、グローバルレベルの品質管理体制を構築している。
- 4シンガポールで日系メーカー初の遠隔監視メンテナンス規格認証を取得するなど、IoT活用で予防保全の差別化を推進している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1「Move On 5」最終年度2028年度に売上高3,250億円・営業利益440億円・営業利益率13.5%の達成を目指し全社変革を推進する。
- 2地域ミックスの選択と集中として中国では代理店網再構築・人員削減を断行し、成長市場のインドへリソースを重点配分する。
- 3デジタル技術を活用した遠隔監視・予防保全システムを各国展開し、メンテナンス事業の生産性向上と高収益化を図る。
- 42030年度までに温室効果ガスを2019年度比46%削減し、ESG経営を強化することで機関投資家・顧客からの信頼獲得を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高2,413億円(前年比+5.2%)・営業利益162億円(+11.0%)と増収増益を達成したが、純利益は145億円と前年比△18.6%減少した。
渋谷サクラステージ102台・TAKANAWA GATEWAY CITY 92台・グラングリーン大阪47台など大型再開発案件への納入実績が積み上がった。
台北ツインズ向けエスカレータ160台・チェンナイメトロ向けエレベータ239台を受注し、アジア成長市場での大型受注が加速している。
FY2026年3月期は売上高2,440億円・営業利益229億円・営業利益率9.4%を目標とし、前期比で大幅な利益率改善を見込んでいる。
02
業績推移
売上高
2,413億円▲5.2%FY25
営業利益
162億円▲11.0%FY25
純利益
145億円▼18.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1708 | 1812 | 1696 | 1870 | 2076 | 2294 | 2413 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 138 | 116 | 146 | 162 |
| 経常利益 | 119 | 147 | 146 | 157 | 133 | 187 | 189 |
| 純利益 | 92.2 | 99.2 | 92.9 | 108 | 84.3 | 178 | 145 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1847 | 1936 | 2052 | 2206 | 2301 | 2564 | 2623 |
| 純資産 (自己資本) | 1139 | 1187 | 1253 | 1405 | 1441 | 1652 | 1706 |
| 自己資本比率 (%) | 61.7 | 61.3 | 61.0 | 63.7 | 62.6 | 64.4 | 65.1 |
| 現金及び預金 | 259 | 282 | 358 | 390 | 315 | 390 | 547 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 95.9 | 111 | 215 | 98.5 | ▲23.5 | 175 | 154 |
| 投資CF | ▲21.6 | ▲43.4 | ▲79.5 | ▲39.9 | 19.5 | 4.3 | 165 |
| 財務CF | ▲42.0 | ▲38.0 | ▲58.7 | ▲65.2 | ▲107 | ▲121 | ▲193 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
185.99
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.5%
自己資本利益率
ROA
5.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EastAsia0.1兆24.3%▲0.00兆-1.6%
Japan0.1兆37.3%0.01兆10.3%
SouthAsia0.0兆16.1%0.01兆16.2%
TheAmericasAndEurope0.1兆22.2%0.00兆2.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,336人
平均年齢
41.0歳
平均勤続
17.1年
単体 平均年収
766万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
240.00円+50
配当性向
39.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
70
FY21
80
FY22
95
FY23
110
FY24
190
FY25
240
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。