C
CKD株式会社
シーケーディカブシキガイシャ上場機械6407EDINET: E01909CKD Corporation
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
1556億円
15.78%営業利益 (FY25)
190億円
45.03%経常利益 (FY25)
192億円
46.90%純利益 (FY25)
135億円
62.15%総資産
2109億円
1.24%自己資本比率
64.7%
—ROE
10.2%
3.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
CKD株式会社は、空気圧・電動機器などの「機器部門」と薬品包装機・リチウムイオン電池製造システムなどの「自動機械部門」の2軸で事業を展開する産業用自動化機器メーカーである。売上構成は機器部門が約84%、自動機械部門が約16%を占める。FY2025(2025年3月期)は、HBM関連投資が旺盛な韓国・台湾や中国の半導体国産化需要、国内HEV向け車載電池投資の拡大、ジェネリック薬品包装機の最終需要取り込みが重なり、売上高1,556億円(前期比+15.8%)・営業利益190億円(同+45.0%)・純利益135億円(同+62.1%)と大幅増益を達成した。自己資本比率は64.7%と財務健全性は高く、営業CFは191億円(前期比+152.3%)と資金創出力も回復した。中期経営計画「Exciting CKD 2025」の最終年度(FY2026)に向けて、北陸・米国オースティン・インド・マレーシアの4工場を順次稼働させ半導体・電池産業向け生産能力を増強中である。一方、米国の通商政策を起点とする設備投資需要の減速リスクや、自動機械部門の受注残高が前期比16.5%減と縮小していることが次期業績の不透明要因として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 機器部門(売上1,303億円、構成比84%)と自動機械部門(同253億円、16%)の2部門で年間1,556億円を稼ぐ。
- 2顧客: 半導体製造装置メーカー・自動車(HEV/BEV)メーカー・製薬会社など製造業全般に産業用機器を供給する。
- 3価値提案: 空気圧・電動・画像処理AIを組み合わせた自動化ソリューションで顧客の省人化・生産効率向上に貢献する。
- 4地域構成: 国内を主軸に、米国・中国・韓国・台湾・ASEAN・インドで海外売上を拡大中である。
Risks · リスク要因
- 1地政学・貿易摩擦リスク: 米国の輸出規制や関税政策が半導体関連の輸出入に制約を与え、機器部門の海外売上(特に中国・韓国向け)に直撃するリスクがある。
- 2設備投資サイクルの変動: 自動機械部門の受注残高が前期比16.5%減と縮小しており、顧客の投資先送りが翌期売上の急落につながる可能性がある。
- 3環境規制・脱プラ規制: 1.5℃シナリオ下での炭素税・排出権取引導入や脱プラ規制強化が操業コストと包装機事業モデルに影響を与えうる。
- 4情報セキュリティ・サイバー攻撃: 製造ラインや基幹システムへのサイバー攻撃による生産停止・機密流出リスクが高まっており、対策コストも増加している。
Strengths · 強み
- 1半導体・電池の二大成長市場への深い製品浸透: HBM向け・二次電池製造工程向け機器で韓国・台湾・国内メーカーから複数大口受注を獲得している。
- 2自動機械部門の高付加価値技術: ベーリンガーインゲルハイムと共創した「エコスクラップ技術」を世界初実用化するなど差別化商品を持つ。
- 3多拠点生産網の整備: 米国・インド・マレーシア・北陸の4工場を2022-2025年に順次稼働させ地政学リスク分散と現地供給体制を構築した。
- 4財務健全性: 自己資本比率64.7%・営業CF191億円と無借金に近い財務基盤で積極投資と配当性向40%目安の株主還元を両立している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1半導体産業深耕: 2030年に1兆ドル市場が予測される半導体向けに、微細化・積層化・ハイブリッドボンディング対応製品を拡充し存在感を高める。
- 2電池産業強化: HEV再評価を追い風に高速・高精度巻回機と二次電池工程向け機器を拡販し、安定稼働・長寿命化ニーズに対応する体制を整える。
- 3海外生産拠点の最大活用: 2022-2025年に稼働した4工場(米国・インド・マレーシア・北陸)を活用し、ASEAN・インドでの新規案件獲得を加速する。
- 4資本効率向上と株主還元: ROE・ROICをBU別に可視化して資源配分を最適化し、連結配当性向40%目安を維持しながら企業価値向上を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は大幅増益: 売上高1,556億円(+15.8%)・営業利益190億円(+45.0%)・純利益135億円(+62.1%)と2024年3月期の落ち込みから急回復した。
自動機械部門が牽引: 薬品包装機とリチウムイオン電池製造システムの売上急増で同部門売上は前期比+43.3%、セグメント利益は+85.2%と倍増近い伸びを示した。
工場新設ラッシュ: 2024年5月にインド工場を竣工、2025年にはマレーシア新工場を稼働予定であり、設備投資額はFY2024実績50億円規模で継続している。
次期は不透明感: 米国通商政策による設備投資需要減少が懸念され、自動機械部門の受注残高は167億円と前期比16.5%減に留まり、FY2026の業績への影響が注視される。
02
業績推移
売上高
1,556億円▲15.8%FY25
営業利益
190億円▲45.0%FY25
純利益
135億円▲62.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1157 | 1007 | 1067 | 1422 | 1595 | 1344 | 1556 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 179 | 212 | 131 | 190 |
| 経常利益 | 54.3 | 53.7 | 78.2 | 180 | 212 | 130 | 192 |
| 純利益 | 47.9 | 36.9 | 52.7 | 126 | 148 | 83.4 | 135 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1370 | 1361 | 1527 | 1725 | 1856 | 2083 | 2109 |
| 純資産 (自己資本) | 804 | 825 | 976 | 1096 | 1197 | 1291 | 1365 |
| 自己資本比率 (%) | 58.7 | 60.6 | 63.9 | 63.5 | 64.5 | 62.0 | 64.7 |
| 現金及び預金 | 120 | 184 | 359 | 340 | 267 | 277 | 343 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲22.5 | 173 | 175 | 124 | 110 | 76.0 | 192 |
| 投資CF | ▲149 | ▲45.5 | ▲27.9 | ▲85.4 | ▲128 | ▲202 | ▲60.6 |
| 財務CF | 144 | ▲60.2 | 24.2 | ▲62.6 | ▲57.4 | 131 | ▲61.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
202.48
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.2%
自己資本利益率
ROA
6.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AutoMachine0.0兆16.3%0.01兆21.7%
Machine0.1兆83.7%0.02兆14.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2,392人
平均年齢
41.6歳
平均勤続
16.9年
単体 平均年収
709万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
118.00円+44
配当性向
48.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
23
FY21
33
FY22
95
FY23
131
FY24
74
FY25
118
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。