株
株式会社高見沢サイバネティックス
カブシキガイシャタカミサワサイバネティックス上場機械6424EDINET: E02025TAKAMISAWA CYBERNETICS COMPANY,LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
154億円
17.95%営業利益 (FY25)
13.7億円
39.63%経常利益 (FY25)
13.1億円
39.19%純利益 (FY25)
10.0億円
52.82%総資産
169億円
4.12%自己資本比率
35.7%
—ROE
18.0%
4.01%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
高見沢サイバネティックスは、チケット・紙幣・コイン・カード処理技術をコアに、交通システム機器(自動券売機・出改札機器・ホームドア)、メカトロ機器(金融向け紙幣処理ユニット)、特機システム機器(防災計測・パーキング・セキュリティ)の3分野を展開する電子制御機器の専門メーカーである。FY2025(2025年3月期)は売上高154億円(前期比+17.9%)、営業利益14億円(同+39.7%)、純利益10億円(同+52.8%)と大幅増収増益を達成し、ROE18.0%と資本効率も高水準にある。主要顧客の名鉄EIエンジニアへの販売が売上の12.3%を占めるなど鉄道事業者向けが柱であり、鉄道インフラの老朽更新・バリアフリー化需要(ホームドア設置義務化)が中期的な追い風となっている。2025年度より「安全系BU」「決済系BU」「メカトロ・EMビジネスユニット」の3BU体制に組織を再編し、既存事業の深耕と新規ビジネス展開を加速している。売上は下半期偏重(FY2025上期47%・下期53%)の季節性があり、納入遅延が業績に直結しやすい点は留意が必要である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 交通システム機器(自動券売機・ホームドア等)、メカトロ機器(紙幣処理ユニット)、特機システム機器(防災・パーキング)の3部門で構成される。
- 2顧客: 鉄道事業者・金融機器OEM先・自治体等の社会インフラ分野が主要顧客であり、名鉄EIエンジニアが売上の12.3%を占める。
- 3価値提案: チケット・紙幣・コイン・カードの4処理技術をコアに、社会インフラに不可欠な専用電子制御機器を設計・製造・保守する。
- 4コスト構造: 製品原価のウエイトが大きい受注生産型で、佐久ロジスティックスセンター稼働により大型製品の物流・検査コストを低減している。
Risks · リスク要因
- 1季節性・納入遅延リスク: 売上の53%が下半期に集中し、納入時期のずれが翌期繰越となるため、年度末の案件進捗が業績を大きく左右する。
- 2特定顧客依存リスク: 筆頭顧客の名鉄EIエンジニアへの売上依存度が12.3%あり、同社の経営方針転換や発注削減が業績に直接影響する。
- 3価格競争リスク: 顧客からの納入価格引き下げ圧力が継続しており、競合との価格競争激化が粗利率を圧迫する可能性がある。
- 4人材・資材調達リスク: 専門技術者の確保難や特定サプライヤーへの依存が製品供給の遅延につながり、受注機会の損失や業績悪化を招くリスクがある。
Strengths · 強み
- 1固有コア技術: チケット・紙幣・コイン・カード処理の4技術を数十年かけて蓄積しており、参入障壁が高い社会インフラ向け専用機器で強固な地位を持つ。
- 2更新需要の安定性: 鉄道出改札機器やホームドアは既設更新サイクルが長く、一度採用されると継続受注につながりやすい粘着性の高い顧客基盤がある。
- 3高いROE: FY2025のROE18.0%、純利益+52.8%増と収益性改善が顕著であり、ものづくり工程見直しによる原価低減が利益率を押し上げている。
- 4成長市場への対応: ホームドア設置義務化やキャッシュレス化の社会トレンドが安全系・決済系の両BUの需要を中長期的に下支えしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1BU体制の深化: 2025年度より安全系・決済系・メカトロEMの3BUに事業部を直属配置し、ホームドア・出改札・パーキング各領域の新規受注拡大を加速する。
- 2生産インフラ整備: 佐久ロジスティックスセンターを本格稼働させ、ホームドア等大型製品の立会検査・物流機能を強化してリードタイム短縮と原価低減を継続する。
- 3情報セキュリティ強化: 2025年3月取得のISO27001を基盤に社内セキュリティ体制を整備し、公共インフラ分野における顧客の信頼確保と受注競争力の向上を図る。
- 4財務健全化と収益指標向上: 売上高・売上利益率・営業利益率・経常利益率を重要KPIに設定し、自己資本比率の向上と利益剰余金の積み上げにより財務基盤を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増収増益: 売上高154億円(+17.9%)、営業利益14億円(+39.7%)、純利益10億円(+52.8%)を達成し、自動券売機・防災計測システムで複数の新規・更新案件を獲得した。
佐久ロジスティックスセンター稼働: ホームドアなど大型製品の立会検査も行える物流拠点が本格稼働し、生産・出荷能力の拡大と原価低減に寄与した。
ISO27001取得: 2025年3月に情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格を取得し、公共インフラ向け入札における信頼性と競争力を高めた。
組織再編(3BU体制): 2025年度より安全系・決済系・メカトロEMの3ビジネスユニット制に移行し、ホームドア・交通・パーキング・メカトロの4事業部を各BU直下に配置した。
02
業績推移
売上高
154億円▲17.9%FY25
営業利益
13.7億円▲39.6%FY25
純利益
10億円▲52.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 119 | 165 | 127 | 99.1 | 107 | 131 | 154 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.5 | 6.5 | 9.8 | 13.7 |
| 経常利益 | -6.6 | 12.1 | 9.1 | 2.2 | 6.4 | 9.4 | 13.1 |
| 純利益 | -4.9 | 8.3 | 6.4 | 1.1 | 4.5 | 6.5 | 10.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 159 | 162 | 149 | 140 | 147 | 177 | 169 |
| 純資産 (自己資本) | 22.4 | 29.7 | 36.8 | 38.2 | 42.8 | 50.7 | 60.4 |
| 自己資本比率 (%) | 14.1 | 18.4 | 24.7 | 27.2 | 29.1 | 28.7 | 35.7 |
| 現金及び預金 | 29.2 | 29.4 | 30.5 | 31.4 | 26.1 | 29.4 | 28.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 4.5 | 12.1 | 7.9 | 7.5 | 3.3 | 3.5 | 9.4 |
| 投資CF | ▲0.8 | ▲2.4 | ▲1.3 | ▲0.9 | ▲2.1 | ▲1.9 | ▲4.8 |
| 財務CF | ▲1.6 | ▲9.4 | ▲5.5 | ▲5.8 | ▲6.5 | 1.7 | ▲5.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
227.60
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
18.0%
自己資本利益率
ROA
5.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
403人
平均年齢
45.4歳
平均勤続
21.7年
単体 平均年収
620万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円+3
配当性向
10.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
15
FY21
12
FY22
12
FY23
14
FY24
17
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。