株
株式会社ジャノメ
カブシキガイシャジャノメ上場機械6445EDINET: E01595JANOME Corporation
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
363億円
0.37%営業利益 (FY25)
22.2億円
29.60%経常利益 (FY25)
22.6億円
28.25%純利益 (FY25)
17.9億円
58.62%総資産
496億円
2.35%自己資本比率
71.4%
—ROE
5.2%
1.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ジャノメは、家庭用ミシンを中核事業とし、産業機器(直交型ロボット・サーボプレス・ダイカスト)およびIT関連サービスを手掛ける複合メーカーである。売上高の約79%を占める家庭用機器事業が収益の柱であり、北米・欧州・アジアを中心に海外売上高比率が70%前後に達するグローバルビジネスを展開している。FY2025の売上高は363億円と前期比ほぼ横ばいにとどまったが、製造原価低減や販売機種構成の見直しにより営業利益は22億円(前期比+29.6%)と大幅改善し、純利益も18億円(+58.7%)と収益構造の転換が進んでいる。一方、産業機器事業は世界的な設備投資計画の遅延やダイカスト需要の低迷により営業損失42億円が継続しており、事業ポートフォリオの収益ばらつきが課題である。2025年5月に発表した新中期経営計画「Move! 2027」では売上高435億円・営業利益率9.2%・ROE8.1%を掲げ、インド・中国での産業機器販路拡大と家庭用高付加価値製品の強化で成長を狙う。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 家庭用機器事業が売上の約79%を占め、産業機器11%・IT関連7%が補完する3セグメント構造である。
- 2顧客: 個人向けミシンを北米・欧州・アジアなど世界各国の販売網で販売し、海外売上比率は70%前後で推移している。
- 3価値提案: 創業来の「品質・信用」を軸に高付加価値ミシンと産業用自動化機器を提供し、エシカル消費需要も取り込む。
- 4生産体制: 日本・台湾・タイに生産拠点を持ち、生産管理本部が一元統括することでコスト競争力と品質を両立する。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 海外売上比率70%前後で外貨建て取引が多く、円高進行が業績を直撃する構造的リスクを抱えている。
- 2産業機器事業の赤字継続: ダイカスト・ロボット事業の営業損失は42億円(FY2025)に拡大しており、早期黒字化が中計達成の鍵である。
- 3地政学・通商リスク: ロシア向け販売停止、中東情勢の緊迫化、米国の通商政策変動が売上・稼働率に影響を与え続けている。
- 4原材料・仕入コスト上昇: 鉄・アルミ・銅・樹脂の価格高騰が製造原価を押し上げ、コスト吸収できない場合に利益を圧迫するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1ミシン国内最大手のブランド力: 家庭用ミシン市場で長年培ったブランド認知と販売網を持ち、北米・欧州での高価格帯モデル販売が収益に直結する。
- 2多拠点グローバル生産: 日本・台湾・タイの3国生産体制により為替・地政学リスクを分散しつつ、コスト最適化を実現している。
- 3IT関連事業の安定収益: IT関連事業は営業利益率約15%超で安定推移しており、本業変動時の収益バッファー機能を担っている。
- 4インド市場への早期参入: FY2025にインド販社を設立し、軽合金ミシン・産業機器の両面で成長市場の先行獲得を進めている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計「Move! 2027」の数値目標: 2028年3月期に売上高435億円・営業利益率9.2%・ROE8.1%の達成を目指し、収益構造の抜本改善を推進する。
- 2家庭用機器のブランド強化: 北米・欧州での高付加価値モデル拡販とインド等成長市場でのシェア拡大を同時並行で進める。
- 3産業機器の黒字化: インド販社の本格稼働と中国ローカル自動車メーカー向け拡販を軸に、赤字継続のロボット・ダイカスト事業の早期黒字化を目指す。
- 4資本効率改善と株主還元: 自己株式取得(FY2025に6億9,500万円)・増配を継続し、資本コストを意識したROE8%以上の経営を実現する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高363億円(前期比-0.4%)ながら、営業利益22億円(+29.6%)・純利益18億円(+58.7%)と収益性が大幅改善した。
産業機器事業の悪化: ロボット販売台数が前期比346台減の1,295台、ダイカスト売上が6億円減の20億円となり、セグメント営業損失は42億円に拡大した。
新中計「Move! 2027」発表: 2025年5月9日に発表し、FY2026通期予想を売上高400億円・営業利益25億円と前期比で増収増益を見込む。
インド販社設立: FY2025にインド産業機器販売子会社を設立し、技術サポート体制を構築して本格稼働へ移行している。
02
業績推移
売上高
363億円▼0.4%FY25
営業利益
22.2億円▲29.6%FY25
純利益
17.9億円▲58.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 382 | 355 | 438 | 429 | 386 | 365 | 363 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 36.6 | 21.2 | 17.2 | 22.2 |
| 経常利益 | 13.6 | 10.5 | 50.3 | 38.2 | 24.0 | 17.6 | 22.6 |
| 純利益 | 8.8 | 4.2 | 39.4 | 25.5 | -3.9 | 11.3 | 17.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 507 | 494 | 537 | 546 | 511 | 508 | 496 |
| 純資産 (自己資本) | 259 | 254 | 303 | 334 | 334 | 350 | 354 |
| 自己資本比率 (%) | 51.1 | 51.4 | 56.5 | 61.3 | 65.3 | 68.9 | 71.4 |
| 現金及び預金 | 60.9 | 64.9 | 99.9 | 70.4 | 72.6 | 74.6 | 70.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 20.7 | 15.1 | 64.8 | 2.2 | 33.6 | 20.7 | 26.3 |
| 投資CF | ▲11.1 | ▲6.8 | ▲6.5 | 1.5 | ▲5.2 | 2.3 | ▲3.7 |
| 財務CF | ▲9.4 | ▲3.0 | ▲31.6 | ▲33.7 | ▲24.6 | ▲24.3 | ▲29.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
98.86
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.2%
自己資本利益率
ROA
3.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
HouseholdMachine0.0兆79.2%0.00兆7.5%
IndustrialMachine0.0兆13.3%▲0.00兆-8.7%
InformationTechnology0.0兆7.0%0.00兆15.9%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.5%0.00兆45.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
416人
平均年齢
40.9歳
平均勤続
14.1年
単体 平均年収
633万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
55.00円+30
配当性向
51.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
15
FY21
25
FY22
55
FY23
25
FY24
25
FY25
55
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。