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ブラザー工業株式会社
ブラザーコウギョウカブシキガイシャ上場電気機器6448EDINET: E01594BROTHER INDUSTRIES LTD.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
8766億円
6.52%営業利益 (FY25)
699億円
40.36%経常利益 (FY25)
747億円
42.21%純利益 (FY25)
548億円
73.10%総資産
9327億円
4.08%自己資本比率
74.1%
—ROE
8.1%
3.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ブラザー工業は1908年創業、プリンティング機器から産業用機械まで手掛けるグローバル複合事業企業である。FY2025連結売上高は前期比6.5%増の8,766億円、営業利益は前期比40.4%増の699億円と大幅改善を遂げた。収益の柱はP&S事業(売上5,448億円、全体の約62%)で、インクジェット・レーザープリンターと消耗品のサブスクリプション型「つながるビジネス」が安定収益を生む。産業用領域ではドミノ事業(マーキング・コーディング機器)、マシナリー事業(産業機器・工業用ミシン)、ニッセイ事業(精密減速機)を展開し、収益多様化を推進している。2025年に始動した中期戦略「CS B2027」では、3年間で2,000億円規模のM&A・成長投資を実行し産業用領域の売上比率40%到達を目指す一方、株主還元も3年合計1,400億円(うち自社株買い600億円)と大幅強化する方針を掲げる。ROEは現状8.1%にとどまり目標10%との乖離が課題であるが、プリンティング市場縮小への対応と産業用領域の拡大によるポートフォリオ変革が中長期の投資テーマとなる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: P&S事業が売上の約62%を占め、消耗品・サブスクリプションの継続収益がキャッシュ創出の主軸である。
- 2顧客: オフィス・SOHO向けプリンター利用者から食品・医薬品製造業向け産業印刷まで、幅広い法人・個人顧客を持つ。
- 3価値提案: ハードウェア販売にとどまらず、消耗品自動配送や契約サービスで顧客のLTV最大化を図るモノ+コト戦略である。
- 4地域構成: 日本・米州・欧州・アジアでバランスよく売上を分散し、特定地域の景気変動リスクを抑制する構造を持つ。
Risks · リスク要因
- 1プリンティング市場縮小: デジタル化加速でオフィス印刷需要は長期低迷が続き、売上・利益の過半を占めるP&S事業の収益基盤が侵食されるリスクがある。
- 2米国関税・地政学リスク: 米中摩擦による追加関税拡大や中国・ベトナム・フィリピン生産拠点への規制強化が、コスト急騰とサプライチェーン混乱を招く恐れがある。
- 3M&A実行・のれん減損リスク: 3年2,000億円の大型成長投資計画を掲げるが、前期ドミノ事業でのれん減損損失240億円を計上した経緯があり、統合失敗リスクは大きい。
- 4為替変動リスク: FY2025は円安(米ドル平均152.48円)が業績をかさ上げしており、円高反転局面では売上収益・利益ともに大幅な下振れ圧力が生じやすい。
Strengths · 強み
- 1消耗品収益モデル: プリンターと消耗品の組み合わせで景気変動に強い安定的な継続収益を確保しており、P&S事業利益は600億円規模を維持している。
- 2多様な産業技術基盤: ミシン・工作機械・精密減速機・産業印刷など異なる領域で独自技術を保有し、事業間シナジーと応用展開が可能である。
- 3グローバル販売網: 40以上の国と地域に生産・販売・サービス拠点を持ち、ローカル対応力と迅速なサプライチェーン運営を実現している。
- 4ドミノ事業の消耗品優位: 産業用マーキング機器メーカーとして消耗品ビジネスが底堅く、FY2025売上1,194億円・前期比8.9%増を達成している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上1兆円・営業利益1,000億円: 中期戦略「CS B2027」(2025〜2027年度)で売上収益1兆円・営業利益1,000億円・ROE10%を最終目標とする。
- 2産業用領域シェア拡大: マシナリー・FA・インダストリアル・プリンティング・業務用ラベリングをターゲットに3年で2,000億円規模のM&Aを積極実行する。
- 3プリンティングのビジネスモデル変容: 契約型サービス・サブスクリプション拡大とLTV向上で市場縮小下でも安定利益を維持し、産業用ラベリングを新たな成長柱に育てる。
- 4株主還元大幅強化: 3年間で総額1,400億円の還元(自社株買い600億円含む)を実施し、1株当たり年間100円配当を下限に配当性向40%を基準とする。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益40.4%増: 前期ドミノ事業の240億円規模ののれん減損消滅が主因で699億円に急回復し、純利益も前期比73.1%増の548億円を達成した。
P&S事業は増収も利益減: 売上5,448億円(+5.8%)と伸長する一方、人件費中心の販管費急増で事業セグメント利益は609億円(-2.5%)と減益が続いている。
P&H事業が大幅改善: パーソナル&ホーム事業の事業利益は73億円と前期比190.7%増で、工場操業度正常化と新製品投入による粗利率改善が奏功した。
「CS B2027」始動と大型還元表明: 2025年度より新中期戦略をスタートし、3年600億円の自社株買いを含む積極還元と2,000億円成長投資の同時実行を宣言した。
02
業績推移
売上高
8,766億円▲6.5%FY25
営業利益
699億円▲40.4%FY25
純利益
548億円▲73.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6840 | 6373 | 6318 | 7109 | 8153 | 8229 | 8766 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 855 | 554 | 498 | 699 |
| 経常利益 | 723 | 670 | 429 | 864 | 570 | 525 | 747 |
| 純利益 | 539 | 496 | 245 | 610 | 391 | 316 | 548 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 7086 | 7315 | 7439 | 8111 | 8505 | 8961 | 9327 |
| 純資産 (自己資本) | 4248 | 4285 | 4831 | 5611 | 5966 | 6680 | 6914 |
| 自己資本比率 (%) | 59.9 | 58.6 | 64.9 | 69.2 | 70.2 | 74.5 | 74.1 |
| 現金及び預金 | 1312 | 1684 | 1910 | 1679 | 1190 | 1661 | 1728 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 733 | 877 | 1093 | 723 | 144 | 1410 | 900 |
| 投資CF | ▲226 | ▲280 | ▲251 | ▲408 | ▲322 | ▲421 | ▲482 |
| 財務CF | ▲390 | ▲149 | ▲740 | ▲652 | ▲366 | ▲616 | ▲346 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
214.27
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.1%
自己資本利益率
ROA
5.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,903人
平均年齢
43.6歳
平均勤続
14.2年
単体 平均年収
804万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
150.00円+32
配当性向
33.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
90
FY21
87
FY22
94
FY23
102
FY24
118
FY25
150
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。