新
新晃工業株式会社
シンコウコウギョウカブシキガイシャ上場機械6458EDINET: E01669SINKO INDUSTRIES LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
570億円
9.75%営業利益 (FY25)
99.9億円
15.75%経常利益 (FY25)
106億円
16.39%純利益 (FY25)
78.3億円
18.98%総資産
850億円
3.45%自己資本比率
75.6%
—ROE
12.8%
1.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
新晃工業は「快適環境の創造」を事業領域とし、セントラル空調向けエアハンドリングユニット(AHU)とファンコイルユニット(FCU)を中核とする業務用空調機器メーカーである。売上の約86%を国内が占め、残り14%を中国・アジアが担う。フロンガスを使わず冷温水で熱交換するAHUはカーボンニュートラル潮流に合致しており、データセンター投資拡大・製造拠点の国内回帰・大型再開発案件の活況を追い風に、FY2025売上高は570億円(前期比+9.7%)、営業利益100億円(同+15.8%)、ROE12.8%を達成した。売上高は2021年の392億円を底に5期連続増収を果たし、収益性も急改善している。中期経営計画「move.2027」ではROE10%以上・PBR1倍以上を指標に据え、デジタル製販一体システム「SINKO Scalable Architecture(SSA)」による生産効率化、自己株取得(年47億円超)や株式分割など積極的な資本政策でPBRを1.4倍まで引き上げた。一方、中国事業は景況悪化により営業損失に転落し、国内依存度の高さや原材料価格変動も残存リスクである。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: AHU・FCUなどの業務用空調機器製造・販売が主軸で、国内売上が全体の約86%・海外約14%を占める。
- 2顧客: サブコン(空調設備工事会社)経由でビル・工場・データセンター・病院などの施主へ製品を納入する。
- 3価値提案: 一品一様の受注設計対応力と高い省エネ性・環境性で、大規模建物の空調インフラを支える。
- 4コスト構造: 銅・アルミ等の原材料費が主要コストで、先物取引による価格変動ヘッジとSSA活用の生産効率化で管理する。
Risks · リスク要因
- 1国内建設投資依存リスク: 売上の約86%が国内民間建設投資に連動しており、景気後退時の需要急減が業績に直結する。
- 2原材料価格変動リスク: 主要原材料の銅・アルミは国際市況に左右され、先物ヘッジが不十分な場合は収益性を圧迫する。
- 3中国事業の悪化リスク: 不動産市場の停滞と価格競争激化でFY2025のアジアセグメントは営業損失283百万円に転落し、回復見通しが不透明である。
- 4労働力不足・人件費上昇リスク: 国内生産年齢人口の減少が製造現場の人件費上昇と技術継承難を招き、SSA対応が遅れると収益を圧迫する。
Strengths · 強み
- 1AHU特化の設計・製造ノウハウ: 国内代表的建物への納入実績を重ねた一品一様対応力は競合が容易に模倣できない参入障壁である。
- 2環境規制追い風のセントラル空調: フロンガス不使用のAHUはカーボンニュートラル規制強化で競合の個別空調より優位に立つ。
- 3デジタル製販システムSSA: 3D-CAD・AI生産計画・SINKOダイレクト等で設計から出荷までを一気通貫でデジタル化し生産性を高めている。
- 4強固な財務基盤: 自己資本比率71.7%・ICR200倍超の無借金同然の財務体質が、大型設備投資や資本政策を柔軟に実行する余力を与える。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計「move.2027」の数値目標: 2027年3月期に連結売上高600億円・営業利益100億円・ROE10%以上・PBR1倍以上の達成を目指す。
- 25大ターゲット市場の深耕: データセンター・ヒートポンプ空調・更新案件・大型ビル・産業空調を重点領域として付加価値販売を強化する。
- 3SSAによる製販デジタル革新: 3D-CAD・AI・BOM連携で設計から生産まで一気通貫デジタル化し、個別受注品の生産リードタイム短縮と省力化を推進する。
- 4資本コスト経営と株主還元強化: 自己株取得・新株予約権付社債発行など負債活用で資本効率を高め、ROE向上と継続的な株主還元を両立させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は過去最高水準: 売上高570億円(前期比+9.7%)・営業利益100億円(+15.8%)・純利益78億円(+19.0%)でROE12.8%を達成した。
データセンター需要が牽引: AIクラウド投資拡大を背景にデータセンター向け空調の需要取り込みが国内セグメント利益率の押し上げに貢献した。
積極的な資本政策を実行: FY2025に自己株式47億円超を取得、2024年12月に1株→3株の株式分割を実施しPBRを1.4倍に改善した。
中国事業が営業損失に転落: 不動産市況悪化と価格競争の激化でアジアセグメントは売上73億円(前期比-3.2%)・営業損失3億円となった。
02
業績推移
売上高
570億円▲9.7%FY25
営業利益
99.9億円▲15.8%FY25
純利益
78.3億円▲19.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 410 | 443 | 392 | 420 | 448 | 519 | 570 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 57.1 | 60.0 | 86.3 | 99.9 |
| 経常利益 | 57.8 | 95.3 | 70.0 | 60.5 | 65.4 | 91.2 | 106 |
| 純利益 | 41.5 | 60.0 | 50.2 | 41.0 | 45.1 | 65.8 | 78.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 622 | 651 | 690 | 720 | 775 | 880 | 850 |
| 純資産 (自己資本) | 423 | 463 | 510 | 540 | 577 | 639 | 643 |
| 自己資本比率 (%) | 68.1 | 71.0 | 73.9 | 74.9 | 74.4 | 72.6 | 75.6 |
| 現金及び預金 | 152 | 173 | 140 | 141 | 143 | 177 | 156 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 35.7 | 72.4 | 56.2 | 36.4 | 40.9 | 89.1 | 57.4 |
| 投資CF | ▲10.5 | ▲36.3 | ▲92.5 | ▲12.2 | ▲16.5 | ▲22.3 | 2.6 |
| 財務CF | ▲9.6 | ▲14.8 | 3.1 | ▲23.0 | ▲22.9 | ▲33.5 | ▲81.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
107.68
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.8%
自己資本利益率
ROA
9.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Asia0.0兆12.7%▲0.00兆-3.9%
Japan0.0兆87.3%0.01兆20.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
727人
平均年齢
41.0歳
平均勤続
15.0年
単体 平均年収
685万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
140.00円
配当性向
54.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
78
FY21
70
FY22
70
FY23
77
FY24
140
FY25
140
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。