株
株式会社ジェイテクト
カブシキガイシャジェイテクト上場機械6473EDINET: E01602JTEKT Corporation
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
1.88兆円
0.38%営業利益 (FY25)
0.04兆円
38.18%経常利益 (FY25)
0.03兆円
57.42%純利益 (FY25)
0.01兆円
65.94%総資産
1.57兆円
3.88%自己資本比率
47.6%
—ROE
1.8%
3.74%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ジェイテクトは、電動パワーステアリング(EPS)・ベアリング・工作機械を三本柱とする総合自動車部品・機械メーカーである。トヨタ自動車を筆頭株主(売上比20.3%)に持ち、売上の約8割を自動車産業に依存する構造上、自動車生産台数の変動を直接受けやすい。FY2025(2025年3月期)の売上収益は1兆8,844億円(前期比-0.4%)、事業利益は649億円(同-10.9%)、親会社帰属純利益は137億円(同-65.9%)と大幅減益となった。欧州・中国での需要低迷、北米拠点での熟練技能者離職による生産性悪化が主因であり、ROEは1.8%と資本効率面での課題が鮮明である。中期経営計画(2024〜2026年度)では「既存事業の成長と新規事業の育成」をテーマに掲げ、コアコンピタンスをプラットフォーム化する「ソリセン」開設や、インド新工場設立、欧州構造改革(油圧ポンプ・ニードルベアリング事業売却)を並行推進している。株主還元では中計期間中1,000億円を計画し、初の自己株式取得(280億円超)と増配を実施済みである。2030年に「ソリューションプロバイダー」への変革を目指すが、収益力回復と事業構造転換の両立が当面の最大の焦点となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自動車向けEPS・ベアリングが売上の約8割を占め、工作機械事業(売上比約10.6%)が利益を補完する。
- 2顧客: トヨタ自動車(売上比20.3%)を筆頭に国内外の完成車メーカーおよび産業機械ユーザーへ供給する。
- 3価値提案: EPSや軸受の高付加価値化とソリューション共創センターを通じた課題解決型ビジネスへの転換を図る。
- 4地域構成: 日本・北米・欧州・中国・インドにグローバル生産拠点を展開し、成長市場インドへの新工場投資を進める。
Risks · リスク要因
- 1自動車市場依存: 売上の約8割が自動車向けで、欧州・中国の需要低迷や生産台数減少が業績に直撃しやすい構造的リスクである。
- 2中国BEVメーカーの価格攻勢: 低コスト中国車の世界展開が部品調達先変更や単価下落圧力を一段と強め、市場シェア喪失につながる可能性がある。
- 3北米生産性悪化: Covid19後の熟練技能者離職増により北米拠点で不要コストが増大しており、収益改善には時間を要するリスクがある。
- 4サイバー攻撃・品質不正: IT基盤へのサイバー攻撃によるライン停止やGDPR制裁、品質データ改ざんによるリコール費用・信頼失墜リスクが最重点リスクに指定されている。
Strengths · 強み
- 1EPS市場での技術蓄積: 電動パワーステアリングの開発で培ったモーター制御・安全設計技術は次世代ステアバイワイヤにも応用可能である。
- 2製品ポートフォリオの多様性: EPS・ベアリング・工作機械の3事業を持ち、自動車以外の産機・アフターマーケット向け収益源も保有する。
- 3トヨタとの資本・取引関係: 筆頭株主トヨタとの安定取引(売上比20.3%)により、量産受注の基盤と技術情報へのアクセスが確保されている。
- 4SBT認定とCDP気候変動Aランク: 2035年カーボンニュートラル目標にSBT認定を取得し、ESG評価での優位性が顧客・投資家吸引力となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ソリューションプロバイダー化: 2030年までにコアコンピタンスプラットフォーム「ソリセン」を通じて受動型から課題解決型ビジネスへ全面転換する。
- 2欧州構造改革とインド成長投資: 欧州の油圧ポンプ・ニードルベアリング事業を売却し早期黒字化を図る一方、2024年10月にインド新工場設立を決定した。
- 3株主還元1,000億円: 第二期中計(2024〜2026年度)期間中に配当(DOE2〜3%目安)と自己株式取得280億円超を含む1,000億円規模の還元を実施する。
- 4カーボンニュートラル2035年: SBT認定目標のもと刈谷工場CNラボを開設し、水素生成・再エネ活用を含むグループ全体のCN達成を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は減収減益: 売上1兆8,844億円(-0.4%)、事業利益649億円(-10.9%)、純利益137億円(-65.9%)と大幅に悪化した。
ソリセン開設と100件超の相談: 2025年1月にソリューション共創センターを開設し、既に100件超の課題相談を受付、初期の成果事例が創出されている。
初の自己株式取得280億円超を実施: 中計株主還元計画に基づき、ジェイテクト初となる自己株式買付けを実行し増配とあわせて資本効率改善を図った。
欧州事業売却と北米タスクフォース派遣: 欧州で油圧ポンプおよびニードルローラーベアリング事業を売却するとともに、北米生産性回復へタスクフォースを現地派遣した。
02
業績推移
売上高
1.88兆円▼0.4%FY25
営業利益
0.04兆円▼38.2%FY25
純利益
0.01兆円▼65.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.52 | 1.42 | 1.25 | 1.43 | 1.68 | 1.89 | 1.88 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.04 | 0.05 | 0.06 | 0.04 |
| 経常利益 | 0.07 | 0.02 | 0.02 | 0.04 | 0.06 | 0.07 | 0.03 |
| 純利益 | 0.03 | -0.00 | 0.00 | 0.02 | 0.03 | 0.04 | 0.01 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.30 | 1.24 | 1.29 | 1.39 | 1.44 | 1.63 | 1.57 |
| 純資産 (自己資本) | 0.55 | 0.50 | 0.55 | 0.62 | 0.67 | 0.79 | 0.75 |
| 自己資本比率 (%) | 42.4 | 40.1 | 42.7 | 45.0 | 46.3 | 48.4 | 47.6 |
| 現金及び預金 | 0.13 | 0.13 | 0.12 | 0.12 | 0.12 | 0.17 | 0.12 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.10 | 0.06 | 0.09 | 0.07 | 0.08 | 0.15 | 0.08 |
| 投資CF | ▲0.08 | ▲0.09 | ▲0.05 | ▲0.03 | ▲0.05 | ▲0.07 | ▲0.08 |
| 財務CF | ▲0.03 | 0.03 | ▲0.06 | ▲0.04 | ▲0.03 | ▲0.05 | ▲0.05 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
40.36
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.8%
自己資本利益率
ROA
0.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
45,018人
単体
11,153人
平均年齢
41.3歳
平均勤続
17.3年
単体 平均年収
753万円
連結従業員数 推移
FY21
48,332
FY22
47,167
FY23
46,053
FY24
45,717
FY25
45,018
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
75.00円+23
配当性向
32.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
24
FY22
26
FY23
41
FY24
52
FY25
75
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。