日
日本トムソン株式会社
ニッポントムソンカブシキガイシャ上場機械6480EDINET: E01631NIPPON THOMPSON CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
544億円
1.21%営業利益 (FY25)
15.9億円
49.68%経常利益 (FY25)
18.4億円
59.31%純利益 (FY25)
9.8億円
63.43%総資産
1207億円
1.24%自己資本比率
62.7%
—ROE
1.3%
2.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本トムソンは「IKO」ブランドを冠した針状ころ軸受および直動案内機器(リニアガイド等)の製造販売を主力とする精密機械要素メーカーである。売上の88%超を軸受等が占め、半導体製造装置・工作機械・ロボット・電子部品実装機など幅広い産業向けに国内外50%超の海外売上比率でグローバル展開している。国内生産(岐阜県集中)を軸にベトナム・中国の海外拠点を補完的に活用する体制を持つ。 FY2025(2025年3月期)の売上高は544億円(前期比1.2%減)と微減にとどまったものの、減収・減産に伴う固定費負担増と販管費拡大が重なり、営業利益は16億円(前期比49.7%減)、純利益は10億円(同63.4%減)と利益面では大幅な落ち込みとなった。ROEは1.3%と極めて低水準にある。一方、受注高は558億円(前期比24.4%増)と回復基調にあり、欧州・中国の低迷が和らげば業績反転の素地はある。2024年4月始動の中期経営計画「IKO中期経営計画2026 Connect for Growth」では強い領域への集中とグローバル体制の再構築を掲げており、収益性改善と次の成長局面への布石が問われる局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 売上544億円の88%を軸受等(針状ころ軸受・直動案内機器)が占め、残り12%を諸機械部品が補完する単一事業構造である。
- 2顧客: 半導体製造装置・工作機械・ロボット・実装機など幅広い産業向けに、海外売上比率50.5%でグローバルに供給している。
- 3価値提案: 高精度・小型・省潤滑など「IKO」ブランドの技術力と提案型営業により、顧客装置の高性能化・省エネ化に貢献している。
- 4生産体制: 岐阜県内の国内主力工場にベトナム・中国の海外子会社を組み合わせ、最適地生産と地産地消を推進している。
Risks · リスク要因
- 1特定産業集中リスク: 半導体製造装置・工作機械向けの売上比率が高く、これら業種の需要サイクル悪化が業績に直撃しやすい構造である。
- 2為替変動リスク: 海外売上比率50.5%、海外連結子会社も保有するため、円高進行や急激な為替変動が売上・利益を押し下げる可能性がある。
- 3生産拠点の地理的集中: 主力工場が岐阜県に集中しており、大規模地震・水害発生時に生産機能が広範に停止するリスクを内包している。
- 4廉価競合品による価格圧力: 中国等からの低価格類似品が普及した場合、付加価値に見合った販売価格の維持が困難になるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1ニッチ高精度軸受での技術蓄積: 針状ころ軸受分野で長年培った設計・加工ノウハウにより、競合が追随しにくい精密製品群を保有している。
- 2グローバルブランド「IKO」の認知度: 北米・欧州・アジアに販売拠点を持ち、世界主要市場で直販体制による顧客密着営業を展開している。
- 3財務健全性: 自己資本比率62.6%、現金及び現金同等物約227億円と無借金に近い強固なバランスシートを維持しており、投資余力がある。
- 4メカトロ製品への拡張力: リニアモータテーブルや「パラレルドライブステージ」など軸受周辺の高付加価値ユニット製品への展開で差別化を図っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画2026の推進: 2024年4月から3年間の「Connect for Growth」計画で「強い領域」への集中強化とグローバル体制の再構築を実行する。
- 2戦略製品の拡販: IKOメカユニットや「パラレルドライブステージ」などメカトロ高付加価値製品の案件発掘を強化し収益性改善を図る。
- 3生産改革と自動化: 国内外拠点での合理化・省人化投資を継続し、生産コスト削減と短納期対応力の強化を並行して推進する。
- 4ESG・非財務開示の強化: TCFD賛同(2023年1月)・TNFD早期採用(2024年1月登録)を軸に温室効果ガス削減目標を掲げ、企業価値向上につなげる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の大幅減益: 売上544億円(前期比1.2%減)に対し、営業利益は16億円(前期比49.7%減)、純利益は10億円(同63.4%減)と利益が急減した。
受注高は回復傾向: FY2025の受注高は558億円(前期比24.4%増)と大幅増加しており、今後の売上回復への先行指標として注目される。
中期経営計画2026始動: 2024年4月に「IKO中期経営計画2026 Connect for Growth」を発足させ、収益力強化とグローバル再構築を本格化した。
財務基盤の維持: 現金及び現金同等物が前期比37億円増の約227億円に積み上がり、自己資本比率62.6%・1株当たり純資産1,092円64銭と財務安定性を保っている。
02
業績推移
売上高
544億円▼1.2%FY25
営業利益
15.9億円▼49.7%FY25
純利益
9.8億円▼63.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 576 | 475 | 443 | 623 | 683 | 550 | 544 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 59.0 | 94.6 | 31.6 | 15.9 |
| 経常利益 | 53.3 | 12.7 | 2.3 | 74.9 | 105 | 45.3 | 18.4 |
| 純利益 | 37.2 | -1.8 | 2.1 | 41.3 | 74.7 | 26.7 | 9.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1015 | 981 | 1009 | 1071 | 1143 | 1192 | 1207 |
| 純資産 (自己資本) | 602 | 574 | 594 | 640 | 717 | 762 | 756 |
| 自己資本比率 (%) | 59.3 | 58.5 | 58.9 | 59.7 | 62.7 | 63.9 | 62.7 |
| 現金及び預金 | 170 | 128 | 153 | 178 | 186 | 190 | 227 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 51.6 | ▲25.0 | 56.6 | 103 | 64.0 | ▲24.9 | 64.5 |
| 投資CF | ▲50.6 | ▲61.9 | ▲30.1 | ▲21.0 | ▲27.0 | ▲53.0 | ▲34.4 |
| 財務CF | ▲10.5 | 46.2 | ▲4.1 | ▲64.4 | ▲33.5 | 75.7 | 9.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
14.18
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.3%
自己資本利益率
ROA
0.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,024人
平均年齢
39.7歳
平均勤続
16.1年
単体 平均年収
665万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
28.50円
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
20
FY21
12
FY22
19
FY23
28
FY24
29
FY25
29
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。