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岡野バルブ製造株式会社

オカノバルブセイゾウカブシキガイシャ上場機械6492EDINET: E01609
okano valve mfg.co.ltd.
決算期: 09月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
70.1億円
14.24%
営業利益 (FY25)
8.6億円
27.09%
経常利益 (FY25)
9.8億円
23.69%
純利益 (FY25)
8.3億円
25.14%
総資産
145億円
2.37%
自己資本比率
82.5%
ROE
7.1%
3.30%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

岡野バルブ製造は、高温高圧環境下で使用される特殊バルブの製造・販売・保守を主力事業とし、原子力発電所および火力発電所を主要エンドユーザーとする専門メーカーである。東海第二・柏崎刈羽・女川・島根など複数の原子力発電所向け案件を抱え、福島第一の廃炉関連工事も受注するなど、原子力再稼働・廃炉の双方から収益機会を得ている。FY2025は決算期変更による10カ月変則決算のため売上高70億円(年換算では84億円水準)と見かけ上は前年比減だが、営業利益864百万円・経常利益979百万円と収益性は維持されており、受注残高103億円と手元キャッシュ48億円で財務基盤は安定している。一方で、関連会社の岡野商事への売上依存度が39.7%と高く、また新規事業(ドローン・ロボット・IoT活用の設備診断ソリューション)は計画未達と課題が残る。中期的には原子力政策の追い風を活かしつつ、新事業の早期収益化と顧客分散を進められるかが株価の鍵となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: バルブ製造とメンテナンスの2部門で売上高70億円を構成し、原子力・火力発電所向けが中核である。
  • 2顧客: 東京電力HDや電力会社を主要顧客とし、関連会社の岡野商事経由の販売が売上の39.7%を占めている。
  • 3価値提案: 高温高圧対応の特殊バルブと現地メンテナンス一体提供により、発電設備の安全・継続稼働を支援する。
  • 4コスト構造: レアメタル等特殊部材の調達コストと現場技術者の人件費が主要コストで、変則受注型の工事原価が大半を占める。
Risks · リスク要因
  • 1原子力政策依存リスク: 売上の過半が原子力関連で、政策後退や検査サイクル延長が発生した場合に業績が急激に悪化する可能性がある。
  • 2岡野商事への売上集中: 単一関連当事者への依存度が39.7%と高く、同社との関係変化が経営成績に直結するリスクがある。
  • 3原材料価格高騰リスク: レアメタル等の特殊部材を使用しており、産出国の動向や価格急騰が製品原価を押し上げる可能性がある。
  • 4新事業の収益化遅延リスク: ドローン・ロボット活用のソリューション事業が計画未達で、投資回収の長期化が収益性を圧迫する懸念がある。
Strengths · 強み
  • 1原子力実績の参入障壁: 東海第二・柏崎刈羽・女川など主要原子力発電所向けの納入実績が高い信頼と技術認証の壁を形成している。
  • 2受注残高103億円の可視性: 10カ月決算期間の受注高78億円・受注残高103億円で、向こう1年超の売上が既に確保されている。
  • 3廃炉・再稼働の両面受益: 福島第一廃炉工事と再稼働6基以上の点検工事を同時並行で受注し、原子力政策変化への耐性がある。
  • 4財務健全性: 自己資本比率82.5%・流動比率506.2%・手元キャッシュ48億円で無借金経営に近く、投資余力が高い。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1コア事業の深化: 原子力再稼働・廃炉・火力発電向け特殊バルブとメンテナンスの受注拡大を最優先課題として継続推進する。
  • 2新事業の早期収益化: ドローン・ロボット・IoTを活用した設備点検・診断ソリューションの事業モデル確立と収益化を急ぐ方針である。
  • 3海外販売の拡大: ベトナム・シンガポール向け鋳鋼弁・鋳鋼部品の販売を拡大し、国内原子力依存からの分散を図っている。
  • 4CO2削減目標: 2022年基準で2026年度までに6%削減を目標に掲げ、エコアクション21認証のもと環境経営を推進する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
10カ月変則決算: 決算期変更により2024年12月から2025年9月の10カ月決算で売上高70億円・営業利益8.6億円を計上した。
メンテナンス部門が計画大幅超過: 福島第一廃炉工事と女川・島根など5基以上の原子力点検工事が集中し、部門売上は計画を大幅に上回った。
財務指標の改善: 時価ベース自己資本比率が62.0%から93.9%へ+31.9pt上昇し、政策保有株式売却益も計上して純利益8.2億円を確保した。
閉鎖工場の解体撤去: 旧工場の解体撤去に伴う特別損失を計上し、資産スリム化と収益構造の整理を同時に実施した。
02

業績推移

売上高
70.1億円14.2%FY25
0255075100FY20FY22FY24
営業利益
8.6億円27.1%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
純利益
8.3億円25.1%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0200400600800FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高66.663.658.568.974.181.770.1
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益4.98.111.98.6
経常利益-7.92.54.55.69.112.89.8
純利益-9.83.83.04.87.011.08.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産128126121124127142145
純資産 (自己資本)84.988.290.094.6100112120
自己資本比率 (%)66.170.074.476.378.878.782.5
現金及び預金27.833.837.641.534.042.747.9
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF8.310.88.610.04.722.77.0
投資CF▲1.5▲0.7▲0.8▲1.8▲7.0▲10.32.0
財務CF▲1.3▲4.1▲4.0▲4.3▲5.2▲3.7▲3.9
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
514.99
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
7.1%
自己資本利益率
ROA
5.7%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
179
平均年齢
43.2
平均勤続
19.4
単体 平均年収
723万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1岡野商事株式会社0.4百万株24.43%
#2岡野正敏0.1百万株8.37%
#3清原達郎0.1百万株5.52%
#4光通信KK投資事業有限責任組合0.1百万株4.99%
#5岡野バルブ取引先持株会0.1百万株4.44%
#6株式会社日本カストディ銀行0.1百万株3.38%
#7株式会社福岡銀行0.0百万株2.99%
#8株式会社北九州銀行0.0百万株2.99%
#9岡野バルブ社員持株会0.0百万株2.90%
#10岡野正紀0.0百万株2.87%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
80.00-10
配当性向
12.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
20
FY21
20
FY22
20
FY23
30
FY24
90
FY25
80
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

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ニュース

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