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株式会社NITTAN

カブシキガイシャニッタン上場輸送用機器6493EDINET: E02189
NITTAN Corporation
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
514億円
3.98%
営業利益 (FY25)
15.1億円
25.46%
経常利益 (FY25)
19.0億円
23.64%
純利益 (FY25)
6.3億円
4.83%
総資産
666億円
5.77%
自己資本比率
57.1%
ROE
2.2%
0.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

NITTANは、四輪・二輪・舶用向けエンジンバルブを中核とする自動車部品専業メーカーである。国内外15拠点を擁し、北米・欧州・アジアで地産地消体制を構築している。FY2025の売上高は514億円(前期比+4.0%)と増収を達成したが、舶用部品工場の火災復旧コストや新規製品立ち上げ費用が重なり、営業利益は15億円(前期比-25.5%)と大幅減益となった。ROEは2.2%にとどまり、収益性の改善が急務である。 中長期経営ビジョン「NITTAN Challenge 10(NC10)」では2030年に売上高1,000億円以上・営業利益率10%以上を掲げ、既存ICE向け製品の付加価値向上(VISION I)と電動化・異業種への新規事業挑戦(VISION II)を二本柱とする。2024年10月には恵那金属製作所を完全子会社化し、切削・表面処理技術を取り込んで競争力強化を図っている。BEV販売が一服しHEV・PHEVへのシフトが進む中、2040年まで内燃機関需要の継続が見込まれ、既存事業基盤の安定性は相応に保たれている。一方でIT化・DX推進の遅れや人材確保の困難が課題であり、2025年度には基幹システム刷新を通じた製造現場の「見える化」を進める計画である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 小型エンジンバルブが売上高446億円(全体の87%)を占め、舶用部品38億円・歯車23億円が補完する構造である。
  • 2顧客: 四輪・二輪・船舶・発電機メーカーに内燃機関部品を供給し、国内外の自動車メーカーを主要顧客とする。
  • 3価値提案: 中空エンジンバルブ等の燃費改善部品で付加価値を高め、販売価格改定によりコスト上昇分を転嫁する戦略をとる。
  • 4地域構成: 国内生産を基盤としつつ北米・欧州・アセアン・中国の15海外拠点で地産地消体制を構築し為替リスクを低減する。
Risks · リスク要因
  • 1電動化進展による市場縮小リスク: EV化が予測を上回るペースで加速した場合、ICE部品が売上の90%超を占める事業構造が根本から揺らぐ恐れがある。
  • 2為替変動リスク: 海外売上比率が高く、円高に転じた場合には為替換算の恩恵が剥落し、売上高・利益が直接的に下振れするリスクがある。
  • 3工場火災・災害リスク: 2023年12月の堀山下工場火災が示すように、単一工場依存が生産停止・追加コストを招き、収益を直撃する可能性がある。
  • 4収益性の慢性的低さとNC10達成難度: ROE2.2%・営業利益率3%に留まる現状から、2030年に売上高1,000億円・利益率10%を実現するには抜本的な改善が必要である。
Strengths · 強み
  • 1エンジンバルブ専業の高い技術蓄積: 中空エンジンバルブ等の高付加価値品で北米・欧州からの受注を拡大しており、製品差別化が進んでいる。
  • 2地産地消の海外生産ネットワーク: 15海外拠点を活用した現地生産体制により、関税リスクを回避しつつ顧客の調達ニーズに即応できる。
  • 3ICE需要の長期継続による安定収益基盤: BEV普及鈍化とHEV・PHEVシフトにより、2040年まで内燃機関需要が持続するとの業界予測が追い風となる。
  • 4M&Aによる技術・ケイパビリティの拡充: 2024年10月に恵那金属製作所を子会社化し、切削・表面処理技術を内製化して生産性とシナジーを強化する。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1NC10 VISION Iで2030年売上高1,000億円達成へ: 四輪・二輪・舶用・汎用エンジン向け燃費改善部品の拡販と販売価格改定で既存事業の収益力を高める方針である。
  • 2NC10 VISION IIで電動化・異業種領域に新規参入: EV向け部品やSDV対応製品の開発・商品化を本格化させ、すでに一部で受注を獲得している段階にある。
  • 3M&A継続と恵那金属のPMI推進: 切削・表面処理技術の統合シナジーを早期に実現しつつ、さらなるM&Aで事業領域と競争力を拡充する計画である。
  • 4DX推進と基幹システム刷新: 2025年度に基幹システムを刷新し、製造工程の「見える化」・トレーサビリティ強化・業務効率向上を図るとしている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高514億円で前期比+4.0%増収、ただし営業利益は15億円と前期比-25.5%の大幅減益となった。
堀山下工場の火災(2023年12月発生)が2024年5月に稼働再開、復旧費用・外注費増加が舶用部品セグメントで4.5億円の営業損失を引き起こした。
2024年10月に株式会社恵那金属製作所を完全子会社化(現・NITTAN恵那金属)し、FY2025期末時点で連結貸借対照表に反映済みである。
歯車セグメントは売上高23億円(前期比-7.9%)・営業損失2.2億円と不振が続き、固定資産の減損損失を特別損失に計上した。
02

業績推移

売上高
514億円4.0%FY25
0150300450600FY20FY22FY24
営業利益
15.1億円25.5%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
純利益
6.3億円4.8%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
07.51522.530FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高460425347387419495514
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益19.614.420.215.1
経常利益28.716.13.821.117.624.819.0
純利益8.14.36.76.43.96.06.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産573562541548569630666
純資産 (自己資本)305295296314330370380
自己資本比率 (%)53.252.554.757.457.958.857.1
現金及び預金49.351.460.063.168.390.792.7
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF58.541.854.468.848.069.643.0
投資CF▲58.3▲56.6▲25.8▲35.4▲25.3▲33.4▲37.7
財務CF▲8.017.0▲18.6▲33.1▲22.0▲19.1▲8.7
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
21.91
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
2.2%
自己資本利益率
ROA
0.9%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

Cogwheel0.04.5%▲0.00兆-9.5%
MiniatureEngineValves0.086.8%0.00兆5.3%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.01.4%▲0.00兆-32.3%
VesselParts0.07.3%▲0.00兆-12.0%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
683
平均年齢
45.5
平均勤続
19.9
単体 平均年収
660万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1イートンコーポレーション(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)4.9百万株17.19%
#2KSD-KB(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.4百万株4.78%
#3株式会社横浜銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.3百万株4.53%
#4岩谷産業株式会社1.3百万株4.52%
#5本田技研工業株式会社1.2百万株4.29%
#6日本パーカライジング株式会社1.1百万株3.82%
#7PHILLIP SECURITIES CLIENTS(RETAIL)(常任代理人 フィリップ証券株式会社) 1.1百万株3.68%
#8INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.6百万株2.13%
#9株式会社シンニッタン0.5百万株1.80%
#10明治安田生命保険相互会社0.4百万株1.56%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
12.00
配当性向
26.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
7
FY22
11
FY23
9
FY24
12
FY25
12
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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