デ
デンヨー株式会社
デンヨーカブシキガイシャ上場電気機器6517EDINET: E01758Denyo Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
708億円
3.26%営業利益 (FY25)
73.9億円
4.29%経常利益 (FY25)
80.0億円
8.46%純利益 (FY25)
56.5億円
10.83%総資産
1031億円
2.55%自己資本比率
78.2%
—ROE
7.5%
0.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
デンヨーは、エンジン発電機・溶接機・コンプレッサを中核とするパワーソース専業メーカーで、国内の可搬形発電機および溶接機市場でトップシェアを誇る。製品は建設関連市場向けが中心で、国内リース・レンタル会社や商社・販売店経由で販売するほか、防災・BCP需要を取り込む非常用発電機も成長ドライバーとして育成中である。海外では北米(売上の約23%)を筆頭にアジア・中近東へ展開しており、FY2025は米国市場での在庫調整により売上が前年比3.3%減の708億円となったものの、価格改定効果と高収益製品の構成改善により営業利益は+4.3%の74億円、純利益は+10.8%の56億円と増益を達成した。2024年度からの中期経営計画「Denyo2026」では、国内非常用発電機のシェア拡大・海外販売網強化・水素関連の新機軸製品開発を三本柱とし、ROE7%以上・売上高経常利益率10%以上を当面の数値目標に掲げている。長期的には2035年度ビジョンとしてROE8%以上・経常利益率12%以上を目指す。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 発電機関連が売上の約83%を占め、溶接機・コンプレッサ・メンテナンス収益が残余を補完する構造である。
- 2顧客: 商社・販売店・建機レンタル会社経由で国内外の建設・防災・産業用途向けユーザーに供給している。
- 3価値提案: 高品質電力供給・低騒音・低排出ガスの専業メーカー品を全国サービス網と組み合わせて提供している。
- 4地域構成: 日本70%・北米23%・アジア6%の3極構造で、アジア・中近東が次の成長ドライバーに位置付けられている。
Risks · リスク要因
- 1建設関連市場への集中: 売上の大半が建設需要連動であり、公共投資削減や景気悪化時に可搬形発電機の需要が急減するリスクがある。
- 2北米市場の関税・在庫調整リスク: 米国向けがFY2025に17.6%減、米国の相互関税政策により輸出製品・現地調達コストへのさらなる影響が懸念される。
- 3為替変動リスク: 海外売上比率が約30%あり、円高局面では輸出採算悪化と海外子会社の円換算利益の目減りが生じやすい構造である。
- 4脱炭素規制による製品需要変化: 化石燃料エンジン搭載製品が主力のため、各国排出ガス規制強化や化石燃料制限政策により中長期的に市場縮小リスクがある。
Strengths · 強み
- 1国内専業トップシェア: 可搬形発電機と溶接機で国内首位を維持し、「Denyo」ブランドがレンタル市場で標準品として定着している。
- 2全国サービス網: 国内に指定サービス工場(正規修理特約店)を擁し、購入後のアフターサービスが競合との差別化要因になっている。
- 3高収益体質: FY2025の売上高経常利益率は約11.3%で、中計目標の10%を既に超過達成しており、価格転嫁力の高さを示している。
- 4財務健全性: 自己資本比率は約78%、現金244億円を保有する無借金同然の強固なバランスシートで投資余力が大きい。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計「Denyo2026」数値目標: 2026年度までにROE7%以上・売上高経常利益率10%以上を維持し、長期では2035年度にROE8%以上・経常利益率12%以上を目指す。
- 2非常用発電機の国内シェア拡大: 2025年1月稼働のニシハツ新本社工場を活用し、防災用・BCP用定置形発電機の販売およびメンテナンス収益を拡大する。
- 3海外販売網の深耕・拡大: アジア・中近東の販売店網・サービス網を充実させ、未開拓のグローバルサウス市場へはM&Aも視野に進出を模索する。
- 4新機軸製品の研究開発: 水素燃料発電機をはじめとする脱炭素対応製品の開発を継続し、2035年度までの社会実装と量産体制構築を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上708億円(前年比-3.3%)ながら、価格改定と高収益製品構成改善により営業利益74億円(+4.3%)・純利益56億円(+10.8%)と増益を達成した。
北米市場の大幅減速: 主要販売先マルチクイップ社向け売上が前期197億円から162億円へ約17.6%減少し、在庫調整と先行き不透明感が継続している。
ニシハツ新本社工場稼働: 2025年1月に防災用発電機を製造するニシハツの新本社工場が稼働し、定置形発電機の生産能力増強と固定資産57億円超の設備投資が完了した。
アジア・溶接機が好調: アジアセグメント売上が+14.2%の44億円、中近東向け溶接機が+4.7%の46億円と増収し、北米依存からの収益分散が進んでいる。
02
業績推移
売上高
708億円▼3.3%FY25
営業利益
73.9億円▲4.3%FY25
純利益
56.5億円▲10.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 556 | 629 | 550 | 552 | 643 | 731 | 708 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 36.5 | 48.7 | 70.9 | 73.9 |
| 経常利益 | 45.9 | 62.0 | 56.4 | 40.3 | 51.8 | 73.8 | 80.0 |
| 純利益 | 31.7 | 40.7 | 38.6 | 27.5 | 36.3 | 50.9 | 56.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 741 | 756 | 791 | 808 | 897 | 1005 | 1031 |
| 純資産 (自己資本) | 563 | 584 | 616 | 638 | 687 | 758 | 807 |
| 自己資本比率 (%) | 76.0 | 77.2 | 77.9 | 78.9 | 76.5 | 75.4 | 78.2 |
| 現金及び預金 | 162 | 211 | 229 | 234 | 223 | 240 | 245 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 40.9 | 72.7 | 49.4 | 26.9 | 20.3 | 41.8 | 73.2 |
| 投資CF | ▲1.6 | ▲8.7 | ▲17.5 | ▲8.2 | ▲41.2 | ▲18.4 | ▲55.5 |
| 財務CF | ▲13.2 | ▲15.3 | ▲10.9 | ▲16.4 | 9.4 | ▲8.2 | ▲17.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
274.02
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.5%
自己資本利益率
ROA
5.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
America0.0兆23.0%0.00兆10.3%
Asia0.0兆6.3%0.00兆14.4%
Europe0.0兆0.5%▲0.00兆-0.8%
Japan0.0兆70.2%0.00兆9.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
611人
平均年齢
38.4歳
平均勤続
12.6年
単体 平均年収
652万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
105.00円+17
配当性向
39.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
68
FY21
69
FY22
69
FY23
73
FY24
88
FY25
105
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。