三
三相電機株式会社
サンソウデンキカブシキガイシャ上場電気機器6518EDINET: E02012SANSO ELECTRIC CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
160億円
9.27%営業利益 (FY25)
0.7億円
89.68%経常利益 (FY25)
1.4億円
82.91%純利益 (FY25)
1.2億円
76.06%総資産
185億円
5.25%自己資本比率
64.3%
—ROE
1.0%
3.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
三相電機はモータとポンプを基幹事業とする単一セグメントの中堅電機メーカーで、設計から製造・販売まで一貫した生産体制を持つ。売上高は2023年3月期の186億円をピークに2期連続で減少し、FY2025は160億円(前期比-9.3%)となった。最大の要因は半導体製造装置向けポンプの受注低迷で、顧客の部品在庫調整が長期化したことが響いた。モータ部門は前期比+4.3%と底堅かったが、ポンプ部門が同-18.1%と大幅減となり、営業利益は69百万円(前期比-89.7%)まで落ち込んだ。コスト面では電磁鋼鈑・銅線・アルミニウムなど主要原材料の価格高止まりが続き、売上減少幅(9.3%)に対して売上原価の削減が6.8%にとどまったことが収益を圧迫した。一方、建設仮勘定が14億37百万円増加するなど設備投資は継続しており、半導体市場の中長期回復を見据えた生産能力の準備を進めている。財務面では自己資本比率64%超と安定しており、借入金返済も進んでいるが、営業CFが3億円に急減した点は注視が必要だ。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: モータ部門(売上72.7億円)とポンプ部門(同87.6億円)の2部門が売上をほぼ二分する構造である。
- 2顧客: 半導体製造装置メーカーや産業設備・医療機器メーカーへカスタム品を中心に供給している。
- 3価値提案: 設計から製造まで一貫生産体制を持ち、顧客仕様に応じたカスタム対応力とユニット製品化で差別化を図っている。
- 4生産体制: 国内工場に加え中国子会社を活用した最適地生産を行い、トータルコスト削減を目指している。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客依存: 荏原製作所が売上高の10.5%を占め、同社の発注変動が業績に直結するリスクが存在する。
- 2原材料価格変動: 電磁鋼鈑・銅線・アルミニウムの市況高止まりが続き、販売価格への転嫁が遅れると利益を直撃する。
- 3半導体市場の回復遅延: ポンプ部門売上が前期比-18.1%と急減しており、回復時期の見通しが立たない状態が継続している。
- 4中国オペレーションリスク: 中国で生産・販売活動を行っており、地政学リスクや経済停滞が調達コストと売上に影響する。
Strengths · 強み
- 1一貫生産体制: モータとポンプ双方の設計・製造ノウハウを社内に保有し、高いカスタム対応力を実現している。
- 2半導体市場への浸透: 半導体製造装置用ポンプで主要サプライヤーとなっており、同市場回復時の受注増加が期待される。
- 3財務健全性: 純資産118億98百万円・自己資本比率64%超で、無借金に近い財務基盤が投資余力を支えている。
- 4環境認証と人材: ISO14001取得・えるぼし3段階認定を持ち、ESG対応と人材多様性で優良企業評価を得ている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1半導体市場回復への備え: 受注回復に合わせ即応できるよう生産体制の準備を進め、半導体製造装置向けポンプの競争力を維持する。
- 2ユニット製品の拡販: モータ・ポンプの応用技術を活用したユニット製品の開発・販売に注力し、新規顧客と新市場を開拓する。
- 3コスト構造改善: 多能工化推進とグループ間の負荷バランス最適化により固定費を圧縮し、売上高営業利益率の向上を目指す。
- 4グローバル調達強化: 複数社・地域分散購買により電磁鋼鈑等の原材料を安定調達し、価格変動リスクを低減する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急悪化: 売上高160億円(前期比-9.3%)、営業利益69百万円(同-89.7%)と収益が大幅に落ち込んだ。
半導体向けポンプが主因: ポンプ部門の販売実績が前期比-18.1%となり、半導体製造装置メーカーの在庫調整が長期化した。
設備投資を積極継続: 有形固定資産取得に20億5百万円を投じ、建設仮勘定が14億37百万円増加し将来の生産能力を整備した。
キャッシュ急減: 営業CFが3億2百万円(前期20億40百万円)に急減し、期末の現金及び現金同等物は25億6百万円(前期比-24億22百万円)となった。
02
業績推移
売上高
160億円▼9.3%FY25
営業利益
0.7億円▼89.7%FY25
純利益
1.2億円▼76.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 158 | 137 | 129 | 171 | 186 | 177 | 160 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 8.1 | 9.0 | 6.8 | 0.7 |
| 経常利益 | 8.9 | 2.8 | 5.8 | 9.4 | 10.5 | 8.0 | 1.4 |
| 純利益 | 6.6 | 1.7 | 4.0 | 8.8 | 8.2 | 4.9 | 1.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 166 | 154 | 158 | 177 | 204 | 195 | 185 |
| 純資産 (自己資本) | 89.3 | 88.3 | 93.6 | 104 | 111 | 117 | 119 |
| 自己資本比率 (%) | 53.8 | 57.3 | 59.4 | 58.6 | 54.4 | 60.0 | 64.3 |
| 現金及び預金 | 26.2 | 24.9 | 29.2 | 25.3 | 42.5 | 49.3 | 25.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 12.7 | 15.2 | 12.4 | 5.7 | 11.6 | 20.4 | 3.0 |
| 投資CF | ▲12.2 | ▲9.8 | ▲2.4 | ▲6.2 | ▲7.2 | ▲3.4 | ▲18.7 |
| 財務CF | ▲0.6 | ▲6.4 | ▲5.7 | ▲4.1 | 12.6 | ▲10.6 | ▲9.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
25.98
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.0%
自己資本利益率
ROA
0.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
299人
平均年齢
43.4歳
平均勤続
16.6年
単体 平均年収
569万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
25.00円-2
配当性向
132.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
22
FY21
22
FY22
25
FY23
27
FY24
27
FY25
25
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。