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株式会社アスタリスク

カブシキガイシャアスタリスク上場電気機器6522EDINET: E36860
決算期: 08月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
16.7億円
5.58%
営業利益 (FY25)
-1.3億円
44.00%
経常利益 (FY25)
-1.3億円
27.12%
純利益 (FY25)
-1.8億円
53.33%
総資産
27.8億円
4.67%
自己資本比率
62.2%
ROE
0.0%
0.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社アスタリスクは、iPhoneやAndroid端末に装着して使用するバーコードリーダー・RFIDリーダー「AsReaderシリーズ」を中核に、製造・物流・医療・小売など幅広い業界向けにDXソリューションを提供するB2B特化型の小型上場企業である。売上高は2022年の24億円をピークに縮小し、FY2025は17億円(前年比+5.6%)と微回復したが、営業損失1.3億円・純損失1.8億円と赤字体質が継続しており、収益性の改善が喫緊の課題となっている。主力のAsReader事業はセグメント利益0.6億円を確保した一方、システムインテグレーション事業は不採算案件の受注損失引当金積み増しでセグメント損失を計上した。製品の約49%を韓国SPS Inc.のMFi認証工場に依存するサプライチェーン集中リスク、為替変動による調達コスト変動、海外子会社での減損損失計上(AsReader,Inc.・自動レジ研究所)など複合的なリスクを抱える。ソフトバンクへの売上依存度が21.7%に拡大しており、大口顧客への集中リスクも顕在化しつつある。新株予約権行使による資金調達(約3.5億円)で手元流動性は改善したが、持続的な黒字化に向けた営業体制の再構築と新製品拡販が中長期の成長鍵となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: AsReader事業が売上の83%(13.8億円)を占め、SI事業16%、賃貸事業1%が補完する構造である。
  • 2顧客: 製造・物流・小売・医療・自動販売機業界の法人向けにB2Bで製品とシステムを提供している。
  • 3価値提案: 汎用スマートフォンに装着するバーコード・RFIDリーダーで、専用ハンディ端末をスマートフォンへ置き換えるDXを実現している。
  • 4コスト構造: ハードウェア製造を海外EMS(韓国SPS Inc.等)に全面委託し、自社は企画・開発・販売に経営資源を集中している。
Risks · リスク要因
  • 1特定製造委託先への集中: 売上の約49%が韓国SPS Inc.1社のEMS生産に依存しており、同社の経営・生産トラブルが直撃するリスクがある。
  • 2継続的な営業赤字と繰越欠損: 3期連続の営業赤字で繰越欠損金が累積し、資金調達を新株予約権行使に頼る財務的脆弱性が続いている。
  • 3為替リスク: 調達は米ドル建てEMSで海外収益も外貨建てのため、円安局面で製造原価と連結業績の双方が悪化するリスクがある。
  • 4大口顧客集中リスク: ソフトバンク1社への売上依存度が21.7%に達しており、同社の方針転換や発注減少が業績に大きく影響しうる。
Strengths · 強み
  • 1MFi認証取得済み製品ラインアップ: Apple公認のLightning接続リーダーを国内外で展開でき、競合参入の障壁となっている。
  • 2キャリア協業による販路: ソフトバンク等の国内携帯キャリアと法人営業で協業し、FY2025のソフトバンク向け売上は3.6億円(21.7%)に拡大した。
  • 3マルチ業界対応の製品群: 製造・物流・小売・医療など多業界に導入実績があり、特定業界依存を分散させている。
  • 4自社ビル(AsTech Osaka Building)を保有: 7〜9階を賃貸し入居率100%を維持、安定キャッシュフローで固定費を一部カバーしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1既存AsReader事業の拡大: 受注高(件数×単価)を主要KPIに据え、自動販売機・医療・物流業界への深耕と国内キャリア協業による販路拡大を推進する。
  • 2新製品拡販(顔認証・セミセルフレジ・賞味期限管理): 「AsReaderOne」「SdcO」等を軸にモノ認識×自動化ソリューションへ製品ポートフォリオを拡充する。
  • 3海外事業の立て直し: 米国法人(AsReader,Inc.)の減損を経て、病院・物流等の大型案件獲得を足がかりに海外売上の回復と黒字化を目指す。
  • 4営業体制のプロダクト別再編: 組織をプロダクト別に再編し、新規販売チャネル開拓と効率的な営業活動により2桁成長の回復を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は16.7億円(+5.6%)と微回復、営業損失は1.3億円に縮小(前期2.2億円の赤字)し、損失改善傾向が見られた。
ソフトバンクへの売上が前期1.7億円から3.6億円へ倍増し、全売上の21.7%を占める最大顧客として急浮上した。
AsReader,Inc.(米国子会社)と株式会社自動レジ研究所で減損損失3,220万円を計上し、固定資産評価リスクが顕在化した。
新株予約権行使により約3.5億円を調達、期末現金は9.3億円(前期4.7億円)に増加し、当面の運転資金は確保された。
02

業績推移

売上高
16.7億円5.6%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
営業利益
-1.3億円44.0%FY25
01234FY20FY22FY24
純利益
-1.8億円53.3%FY25
01234FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.05.010.015.020.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
012.52537.550FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高11.414.017.924.117.615.816.7
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益4.0-1.9-2.3-1.3
経常利益0.61.02.44.7-1.8-1.8-1.3
純利益0.70.71.73.2-1.7-3.9-1.8
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産7.410.614.825.227.226.627.8
純資産 (自己資本)2.33.04.720.719.415.417.3
自己資本比率 (%)30.928.132.082.271.257.962.2
現金及び預金1.82.53.59.42.54.79.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF0.20.13.83.0▲6.9▲0.71.8
投資CF▲0.4▲0.6▲3.0▲5.2▲4.9▲0.3▲0.3
財務CF0.41.20.27.84.93.03.2
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

AsReaderBusiness0.083.1%0.00兆4.6%
Leasing0.00.8%0.00兆15.4%
SystemIntegrationBusiness0.016.1%▲0.00兆-5.2%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
50
平均年齢
43.4
平均勤続
6.0
単体 平均年収
568万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1トリプルウィン株式会社3.2百万株41.04%
#2株式会社SBI証券0.2百万株2.14%
#3鈴木 規之0.2百万株2.07%
#4熊本 尚樹0.1百万株1.34%
#5薛 文宝0.1百万株1.06%
#6楽天証券株式会社0.1百万株0.79%
#7松島 裕一郎0.1百万株0.65%
#8村松 翔0.0百万株0.61%
#9アスタリスク従業員持株会0.0百万株0.61%
#10BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.0百万株0.60%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。