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PHCホールディングス株式会社

ピーエイチシーホールディングスカブシキカイシャ上場電気機器6523EDINET: E36976
PHC Holdings Corporation
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
3616億円
2.17%
営業利益 (FY25)
226億円
1341.89%
経常利益 (FY25)
188億円
242.07%
純利益 (FY25)
105億円
181.32%
総資産
5325億円
5.64%
自己資本比率
26.6%
ROE
7.5%
16.80%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

PHCホールディングスは、パナソニックからカーブアウトし2021年に東証プライム上場した精密医療機器・ヘルスケアサービス企業である。事業は「糖尿病マネジメント」(血糖値測定システムBGMおよびCGM)、「ヘルスケアソリューション」(臨床検査・電子カルテ・CRO)、「診断・ライフサイエンス」(病理・バイオメディカ機器・診断薬)の3ドメインで構成され、世界125以上の国と地域に展開する。2016年のバイエル糖尿病ケア事業買収、2019年のサーモフィッシャーからの病理事業買収など積極的なM&Aで規模を拡大してきた結果、売上高は2019年の1,865億円から2025年には3,616億円へと倍増近くに成長した。 FY2025(2025年3月期)は売上高3,616億円(前年比+2.2%)、営業利益226億円(前年の16億円から大幅回復)を計上した。前期に計上した大型減損損失(LSIM事業の127億円等)の消滅が利益回復の主因であり、実力ベースの収益力を示す調整後EBITDAは501億円(+0.8%)と安定推移している。財務面では過去のM&Aに起因する有利子負債が依然として総資産の過半を占めるが、年間約390億円の財務CF(主に借入返済)を通じ財務体質の改善を継続中であり、親会社所有者帰属持分比率は26.6%(前期比+1.9ポイント)に改善している。2024年11月策定の「中期経営計画2027」では診断・ライフサイエンス領域への集中投資と構造改革を軸に、2030年ビジョン実現に向けたPhase1を推進している。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 糖尿病マネジメント273億円・ヘルスケアソリューション1,283億円・診断ライフサイエンス1,309億円の3事業が収益を分散して支えている。
  • 2顧客: 病院・診療所・研究機関・糖尿病患者を世界125以上の国と地域の販売網を通じてカバーしている。
  • 3価値提案: 精密センシング・デジタルソリューション・受託検査を組み合わせ、医療従事者と患者双方のワークフロー改善を提供している。
  • 4コスト構造: 年間減価償却279億円・リース返済68億円が重く、M&A由来の無形資産償却が利益水準を押し下げる構造となっている。
Risks · リスク要因
  • 1BGM市場は先進国で年平均4〜5%縮小が見込まれ、CGMへの主力シフトが遅れると糖尿病マネジメント事業の減収が加速するリスクがある。
  • 2M&A由来の有利子負債が総資産の過半を占め、金利上昇や業績悪化時に財務柔軟性が大きく制約される財務リスクがある。
  • 3日米欧の医療費抑制政策による診療報酬・保険償還価格の定期的引き下げが主要製品の販売単価を押し下げる価格変動リスクがある。
  • 4米中貿易摩擦・関税政策・為替変動など地政学リスクが売上の約60%を占める海外事業の収益性に直接影響を与えるリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1CGM・病理・バイオメディカ機器で培った精密製造技術が参入障壁となり、大手競合との差別化基盤を形成している。
  • 2バイエル・サーモフィッシャーから承継した既存顧客基盤と世界125以上の国での販路を保有し、営業効率が高い。
  • 3臨床検査・電子カルテ・CROを一体提供できるヘルスケアソリューション事業が医療機関の囲い込みに寄与している。
  • 4調整後EBITDA501億円を安定創出し、年間約270億円の借入返済と設備投資を並行できるキャッシュ創出力を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1中期経営計画2027のPhase1として「収益基盤強化のための構造改革」「ポートフォリオ管理強化」「診断・ライフサイエンス領域への注力」の3施策を2027年までに実行する。
  • 22030年ビジョン「精緻な技術でヘルスケアの未来を切り拓くリーダー」に向けPhase2では診断・ライフサイエンス領域を核とした持続的成長を実現する計画である。
  • 3クラウド型電子カルテや電子処方箋管理システムの普及・医療DX需要を取り込み、ヘルスケアITソリューション事業の売上拡大を推進する。
  • 4フリーキャッシュフローを活用した有利子負債の早期返済を継続し、親会社所有者帰属持分比率の段階的改善と財務体質強化を優先する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益は226億円となり、前期のLSIM事業127億円・診断薬事業12億円の減損損失消滅を主因に前年比1,342%増と大幅回復した。
FY2025調整後EBITDAは501億円(前年比+0.8%)と実力収益は安定しており、親会社帰属当期利益も105億円と黒字転換を達成した。
2024年11月に「中期経営計画2027」を策定し、診断・ライフサイエンス領域への集中とポートフォリオ管理強化を新たな重点施策として公表した。
FY2025に借入金を298億円純返済し、財務キャッシュアウト390億円を実施、有利子負債削減と財務体質改善を着実に進めた。
02

業績推移

売上高
3,616億円2.2%FY25
01,0002,0003,0004,000FY20FY22FY24
営業利益
226億円1341.9%FY25
062.5125188250FY20FY22FY24
純利益
105億円181.3%FY25
050100150200FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037.575112.5150FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高1865272630613405356435393616
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益22713217681.720015.7226
経常利益20756.122830.01.8-132188
純利益15552.8169-84.6-32.2-129105
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産3252529856935913561656435325
純資産 (自己資本)65370310701354138013951416
自己資本比率 (%)20.113.318.822.924.624.726.6
現金及び預金501454608952609470396
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF338369478511214413419
投資CF▲74.1▲1355▲163▲125▲175▲211▲84.7
財務CF▲199956▲204▲70.2▲408▲391▲391
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
83.13
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
7.5%
自己資本利益率
ROA
2.0%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
176
平均年齢
48.8
平均勤続
18.8
単体 平均年収
918万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1KKR PHC INVESTMENT L.P.(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)48.0百万株38.03%
#2三井物産株式会社21.9百万株17.33%
#3株式会社生命科学インスティテュート12.3百万株9.74%
#4パナソニックホールディングス株式会社9.8百万株7.74%
#5LCA 3 MOONSHOT LP(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)5.7百万株4.53%
#6日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4.7百万株3.73%
#7岡 秀朋0.9百万株0.72%
#8PHCホールディングス従業員持株会0.9百万株0.67%
#9株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.8百万株0.60%
#10BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.6百万株0.46%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
63.00-27
配当性向
67.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY22
38
FY23
108
FY24
90
FY25
63
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

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10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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