株
株式会社KOKUSAI ELECTRIC
カブシキガイシャコクサイエレクトリック上場電気機器6525EDINET: E37488KOKUSAI ELECTRIC CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
2389億円
32.13%営業利益 (FY25)
513億円
66.92%経常利益 (FY25)
508億円
70.68%純利益 (FY25)
360億円
60.92%総資産
3415億円
9.04%自己資本比率
57.4%
—ROE
18.8%
6.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社KOKUSAI ELECTRICは、半導体前工程の「成膜」工程に特化したバッチ成膜装置およびトリートメント(膜質改善)装置を主力とする専業メーカーである。25〜50枚の少数枚数バッチ処理による高生産性と、原子層レベルで膜厚を制御するバッチALD技術を組み合わせた製品群は世界トップクラスのシェアを誇り、Samsung Electronics・CXMT・TSMCといったグローバル大手顧客に供給している。FY2025(2025年3月期)は、生成AI普及を背景とした先端DRAM需要の急増とLogic/Foundry向け先端ノード投資の加速が追い風となり、DRAM・Logic/Foundry・NANDの全アプリケーションで装置販売が伸長。売上収益2,389億円(前期比+32.1%)、営業利益513億円(同+66.9%)、ROE18.8%と収益性も大幅に改善した。中期目標ではWFE市場1,200億ドル到達時に売上3,300億円以上を掲げており、NANDの回復や新市場(パワーデバイス・成熟ノード)への展開、2026年竣工予定の米国デモセンター新設など成長投資も継続している。一方、主要顧客上位3社で売上の約47%を占める顧客集中リスクや、米中輸出規制・関税政策の影響、半導体サイクルの周期的下振れなど、注視すべきリスク要因も多い。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 装置販売が売上の68.8%(1,643億円)を占め、部品・メンテナンス等サービスが31.2%(746億円)を補完する。
- 2顧客: Samsung・CXMT・TSMCなどグローバル大手半導体メーカーに集中し、上位3社で売上の約47%を占める。
- 3価値提案: バッチALD成膜技術と高生産性を両立し、3次元化・微細化対応の高付加価値装置を提供する。
- 4コスト構造: 富山新工場・韓国拠点・横浜テクノロジーセンタに分散した生産・開発体制でR&D費を継続投下する。
Risks · リスク要因
- 1半導体サイクルの急激な下振れ時には売上が大幅変動する(FY2024は前期比-26%の1,808億円に急落した実績がある)。
- 2米中輸出規制強化により中国向け売上が制約され、CXMT向け売上20.4%依存の構造が規制次第で急変するリスクがある。
- 3上位3顧客で売上の約47%を占める顧客集中リスクがあり、1社の投資計画変更が業績に直結する脆弱性を持つ。
- 4調達・生産リスクが「高・中期」と社内評価され、特定部品の供給途絶が生産計画に重大な影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
- 1バッチ成膜・トリートメント装置で世界トップクラスのシェアを持ち、顧客が装置メーカーを変更しにくい高い固着性がある。
- 2バッチALD技術により枚葉装置比でスループット優位を維持し、3次元NAND・先端DRAMの難易度高い成膜に対応できる。
- 3装置販売に加えサービス売上746億円(前期比+19.4%)を確保し、景気変動に対する収益の安定性を高めている。
- 4NAND分野で培ったALD・トリートメント技術をLogic/FoundryおよびDRAMへ横展開できる技術的多様性を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1WFE市場1,200億ドル到達時に売上3,300億円以上を目指す中期目標を設定し、ROE・ROICの継続的向上を図る。
- 22026年9月竣工予定の米国デモセンター新設および韓国拠点拡張で先端顧客への提案力と開発スピードを強化する。
- 3NAND向けバッチALD・トリートメント技術をLogic/Foundry・DRAMへ展開し、パワーデバイス・成熟ノードにも進出する。
- 4サービスビジネス拡大と生産管理・顧客管理システム統合によるDX推進で、高効率経営と持続的収益成長を追求する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上2,389億円(+32.1%)・営業利益513億円(+66.9%)を達成し、ROE18.8%と過去水準と比較しても高収益を記録した。
受注高は2,249億円(前期比+51.8%)と大幅に拡大し、生成AI需要を背景とした先端DRAM・Logic向け投資加速を反映した。
CXMT Corporation向け売上が488億円(構成比20.4%)に急増し、中国DRAM向けが最大顧客となる構造変化が生じた。
借入金の期限前返済915億円と自己株式取得185億円を実施し、期末現金が926億円から448億円へ減少した。
02
業績推移
売上高
2,389億円▲32.1%FY25
営業利益
513億円▲66.9%FY25
純利益
360億円▲60.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1258 | 676 | 1780 | 2454 | 2457 | 1808 | 2389 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | — | 561 | 307 | 513 |
| 経常利益 | -43.4 | 120 | 505 | 693 | 559 | 298 | 508 |
| 純利益 | -24.1 | 78.7 | 330 | 513 | 403 | 224 | 360 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2761 | 2600 | 2738 | 3565 | 3735 | 3754 | 3415 |
| 純資産 (自己資本) | 629 | 698 | 649 | 1195 | 1609 | 1874 | 1962 |
| 自己資本比率 (%) | 22.8 | 26.9 | 23.7 | 33.5 | 43.1 | 49.9 | 57.4 |
| 現金及び預金 | 340 | 380 | 400 | 1084 | 1061 | 926 | 448 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 235 | 53.9 | 511 | 736 | 300 | 29.4 | 385 |
| 投資CF | ▲24.1 | 246 | ▲33.1 | ▲33.5 | ▲78.3 | ▲120 | ▲277 |
| 財務CF | ▲53.7 | ▲261 | ▲483 | ▲35.1 | ▲251 | ▲63.1 | ▲581 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
154.60
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
18.8%
自己資本利益率
ROA
10.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,148人
平均年齢
44.5歳
平均勤続
19.7年
単体 平均年収
863万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
55.00円+44
配当性向
28.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
513
FY24
11
FY25
55
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。