株
株式会社ジーニー
カブシキガイシャジーニー上場情報・通信業6562EDINET: E33615決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
113億円
41.30%営業利益 (FY25)
25.2億円
63.81%経常利益 (FY25)
22.7億円
77.53%純利益 (FY25)
19.5億円
89.34%総資産
239億円
24.42%自己資本比率
33.0%
—ROE
25.8%
8.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ジーニーは、インターネットメディア向け広告収益最大化プラットフォーム「GENIEE SSP」を祖業とするアドテクノロジー企業である。創業来の広告プラットフォーム事業に加え、SFA/CRM・MAなどのマーケティングSaaS事業、JAPAN AIを通じたAI事業、2024年7月に子会社化したソーシャルワイヤーを軸とするデジタルPR事業の4セグメントで展開している。売上高は2022年以前の約140~150億円規模から、2023年にソフトバンクとの資本関係再編等で一時65億円へ縮小したが、その後急回復し、FY2025は113億円・営業利益25億円・ROE25.8%と収益性が大幅に改善した。 セグメント別ではマーケティングSaaS事業が売上+39.4%・セグメント利益+210%と最も高い成長率を示し、海外事業もグローバルサプライ統合効果でセグメント利益が前年比+100.4%と倍増した。中期経営計画「First Magic 2025 Towards 2030 Vision」の最終年度にあたるFY2025は米国景気動向を踏まえ計画を下方修正したものの、営業利益・純利益は計画達成。2030年ビジョン実現に向けたPhase2以降では、国内外のアドテク再グロースとエンタープライズ向けSaaSシェア拡大が焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 広告プラットフォーム(売上の約42%)・マーケティングSaaS(約33%)・デジタルPR(約19%)・海外(約12%)の4事業で構成される。
- 2顧客: 国内外のインターネットメディア・広告主・代理店・法人企業に対し、B2B特化型のプラットフォームサービスを提供している。
- 3価値提案: 広告配信データ・AI技術・SaaSプロダクト群を一体化した「マーケティングクラウド」で顧客のDXを支援している。
- 4コスト構造: 人件費・エンジニア採用育成コストが中心で、M&Aと営業キャッシュフロー(FY2025で22億円)を成長投資に充当している。
Risks · リスク要因
- 1広告プラットフォーム事業は景気動向・広告予算削減の影響を受けやすく、GENIEE SSPへの収益依存が依然高いため、単一事業リスクが残存している。
- 2インターネット広告市場では生成AIによるビジネスモデル変革やクッキーレス化が進み、既存アドテク事業の競争環境が急速に変化するリスクがある。
- 3積極的なM&A戦略に伴い、被買収企業の業績未達・偶発債務・内部統制不備等が発生した場合、財政状態に悪影響を与えるリスクがある。
- 4優秀なエンジニア・営業人材の確保競争が激化しており、人材流出や採用難が事業拡大スピードを制約するリスクが高いと認識されている。
Strengths · 強み
- 1GENIEE SSPで蓄積した大量の広告配信データと顧客基盤を、DSP・DMP・SaaS等の上位サービスへのクロスセルに活用できる点が参入障壁となっている。
- 2マーケティングSaaS事業のMRRが堅調に積み上がり、FY2025セグメント利益が前年比+210%と急拡大し、収益の安定性と成長性が両立している。
- 3JAPAN AIを通じた生成AI・LLM実装力とグループ内エンジニア集積により、プロダクトへのAI機能の迅速な内製開発が可能な体制を持つ。
- 4シンガポール・ベトナム・インドネシア・インド・北米の5拠点とZelto社統合により、グローバルサプライ統合でクロスセルを拡大できる海外展開基盤がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画「First Magic 2025 Towards 2030 Vision」のPhase1として、2025年度までにアドテク事業を再グロースさせ、次フェーズの土台を構築する。
- 2マーケティングSaaS事業でエンタープライズ領域のシェア拡大を加速し、強力な販売パートナーを開拓することで2027年度2兆990億円のSaaS市場を取り込む。
- 3JAPAN AIを中心に生成AI・AI AGENT機能を各プロダクトへ実装し、顧客のDX支援と自社業務効率化を両輪で推進することをAI戦略の柱とする。
- 4主に営業キャッシュフローを原資にオーガニック成長を優先しつつ、事業シナジーが見込める領域でのM&Aにより、デジタルPR等の新事業領域をさらに拡大する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上113億円(前年比+41.3%)・営業利益25億円(+63.8%)・純利益20億円(+89.4%)と過去最高水準の業績を達成し、ROEは25.8%に達した。
2024年7月にソーシャルワイヤーを子会社化し「デジタルPR事業」を新設、インフルエンサーPR「Find Model」等が寄与しセグメント売上21億5,000万円を計上した。
2024年9月に国内外サプライサイド事業を統合しグローバル一体運営へ移行、海外事業のセグメント利益が前年比+100.4%と倍増した。
ソフトバンクから自己株式を全量取得し単独経営体制へ移行、バックオフィス負担増等の課題を踏まえFY2025中期計画を下方修正した。
02
業績推移
売上高
113億円▲41.3%FY25
営業利益
25.2億円▲63.8%FY25
純利益
19.5億円▲89.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 150 | 143 | 141 | 144 | 64.5 | 80.1 | 113 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 5.9 | 24.6 | 15.4 | 25.2 |
| 経常利益 | -3.3 | -1.4 | 1.5 | 7.2 | 22.8 | 12.8 | 22.7 |
| 純利益 | -5.5 | -1.8 | 1.0 | 5.0 | 21.2 | 10.3 | 19.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 46.4 | 42.7 | 58.8 | 76.6 | 178 | 192 | 239 |
| 純資産 (自己資本) | 27.1 | 25.5 | 26.1 | 28.4 | 50.0 | 72.5 | 78.9 |
| 自己資本比率 (%) | 58.6 | 59.7 | 44.3 | 37.1 | 28.1 | 37.8 | 33.0 |
| 現金及び預金 | 16.2 | 12.0 | 10.9 | 14.8 | 28.8 | 24.9 | 28.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.0 | 0.7 | 4.3 | 12.4 | 13.9 | 11.4 | 22.3 |
| 投資CF | ▲10.0 | ▲4.2 | ▲14.6 | ▲12.0 | ▲59.7 | ▲8.3 | ▲11.5 |
| 財務CF | ▲1.4 | ▲0.8 | 9.1 | 3.2 | 59.3 | ▲8.4 | ▲7.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
136.30
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
25.8%
自己資本利益率
ROA
8.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
489人
平均年齢
32.0歳
平均勤続
2.6年
単体 平均年収
649万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。