ホーム/企業/サービス業/神戸天然物化学株式会社
神

神戸天然物化学株式会社

コウベテンネンブツカガクカブシキガイシャ上場サービス業6568EDINET: E33794
KNC Laboratories Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
81.8億円
10.66%
営業利益 (FY25)
7.7億円
62.90%
経常利益 (FY25)
9.3億円
55.61%
純利益 (FY25)
7.4億円
50.64%
総資産
202億円
8.22%
自己資本比率
67.1%
—
ROE
5.5%
6.50%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

神戸天然物化学は、医薬・機能材料・バイオ分野の有機化学品を研究から量産まで一貫受託するCDMO(医薬品等製造受託)企業である。顧客の開発品がステージアップするごとに取引を深化させる「ステージアップ・グロースモデル」を核とし、量産ステージ売上比率は安定して60%超を維持している。FY2025(2025年3月期)は売上82億円と前期比10.7%減に転落した。機能材料事業は+10.6%と好調だったが、医薬事業が既存製品の需要減で-23.9%と大幅に落ち込み、バイオ事業も開発案件の取込み遅延で-8.9%となった。売上減に加え、バイオ新棟稼働前の先行人員増による人件費増と研究開発費の大幅増が重なり、売上総利益率は36.0%から28.4%へ低下、営業利益は8億円(同-62.9%)、当期純利益は7億円(同-50.6%)と収益性が大きく悪化した。一方で受注高は前年比+21.0%の約84億円に達し、受注残高も53億円超と積み上がっており、次期以降の回復に向けた布石は打たれている。設備投資は33億円超と高水準が続き、量産能力拡張を続けているが、フリーCFはマイナスで財務的負担も増している。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 医薬・機能材料・バイオ向け有機化学品の研究・開発・量産受託が全売上82億円を構成する。
  • 2顧客: 国内の医薬品会社・化学品会社が主顧客で、上位10社で売上の64%を占める高集中構造である。
  • 3価値提案: 研究から量産まで一貫支援する「ステージアップ・グロースモデル」で顧客の開発品を継続的に受託する。
  • 4コスト構造: 設備投資主導の固定費型で、FY2025の有形固定資産取得支出は33億円と売上高の約40%に達している。
Risks · リスク要因
  • 1医薬事業の量産ステージが既存製品の需要減で売上-23.9%となったように、少数顧客の計画変更が業績を直撃するリスクがある。
  • 2上位10社で売上64%を占める顧客集中度の高さから、鳥居薬品1社だけで売上全体の13%を占めており、取引条件変更の影響が大きい。
  • 3有形固定資産取得支出33億円に対し営業CFは15億円にとどまり、借入依存の設備投資が続くことで財務レバレッジが上昇している。
  • 4第4四半期への売上偏重という構造的課題が残り、業績見通しの蓋然性が低く投資家の評価を押し下げるリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1研究から量産まで一貫対応できる体制を持ち、量産ステージ売上比率60%超を安定維持している点が差別化要因である。
  • 2医薬・機能材料・バイオの3分野に対応する広い技術ポートフォリオで、1顧客への依存リスクを分散できている。
  • 3薬機法上の医薬品製造業認可や向精神薬製造免許など多数の許認可を保有し、参入障壁が高い領域を事業領域とする。
  • 4FY2025受注高は前年比+21.0%の約84億円に拡大しており、機能材料・医薬両部門で大型受注を獲得している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1ステージアップ・グロースモデルの拡大を継続し、量産ステージビジネスのさらなる拡大と既存設備稼働率向上を推進する。
  • 2バイオ新棟を含む大型設備投資を順次竣工させ、生産能力を高めて受注残高53億円超の消化加速と新規受注獲得につなげる。
  • 3研究開発費を大幅増額し、ベンチャー・アカデミアとの共同研究によるパイプライン拡充で次世代の量産品を開拓する。
  • 4第4四半期偏重の解消を明示課題とし、通年での売上平準化により業績見通しの蓋然性を高めて企業価値向上を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上82億円(-10.7%)、営業利益8億円(-62.9%)と2期ぶりの大幅減益となり、ROEは5.5%に低下した。
医薬事業売上が35億円(-23.9%)に急落した一方、機能材料事業は30億円(+10.6%)とディスプレイ材料回復などで堅調だった。
FY2025の受注高は前年比+21.0%の約84億円、受注残高は+3.4%の約53億円と積み上がり、次期の業績回復期待を支えている。
有形固定資産取得支出33億円を計上しつつ長期借入19.8億円を実行、建設仮勘定が23億円増加し量産能力拡張投資が本格化している。
02

業績推移

売上高
81.8億円▼10.7%FY25
0255075100FY20FY22FY24
営業利益
7.7億円▼62.9%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
純利益
7.4億円▼50.6%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.07.515.022.530.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高62.963.560.374.486.391.581.8
売上原価———————
売上総利益———————
販管費———————
営業利益———11.021.620.87.7
経常利益12.86.46.811.022.020.99.3
純利益9.45.24.06.415.414.97.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産120128128140154186202
純資産 (自己資本)94.598.3101106117131135
自己資本比率 (%)78.876.979.275.876.270.367.1
現金及び預金30.414.819.619.723.033.123.9
有利子負債———————
ネット有利子負債———————
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF12.50.413.35.919.932.014.9
投資CF▲21.1▲18.6▲6.6▲6.1▲11.5▲23.7▲33.2
財務CF▲14.82.6▲1.80.4▲5.21.89.1
FCF———————
設備投資 (CapEx)———————
減価償却費———————
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
95.42
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.5%
自己資本利益率
ROA
3.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
—人
単体
321人
平均年齢
41.5歳
平均勤続
11.9年
単体 平均年収
659万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1KNC興産(株)1.5百万株19.56%
#2広瀬 克利 1.4百万株18.41%
#3宮内 仁志0.8百万株10.74%
#4純正化學(株)0.2百万株3.10%
#5池谷 誠一0.2百万株2.97%
#6岩見 好爲0.2百万株1.95%
#7廣瀬 正幸0.1百万株1.58%
#8吉田 忠嗣0.1百万株1.24%
#9松長 祐史0.1百万株1.13%
#10乾 由月0.1百万株1.10%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
49.00円+4
配当性向
34.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
25
FY21
25
FY22
25
FY23
38
FY24
45
FY25
49
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

📄 資料DL💬 無料相談