株
株式会社マキタ
カブシキガイシャマキタ上場機械6586EDINET: E01920Makita Corporation
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
7531億円
1.58%営業利益 (FY25)
1070億円
61.76%経常利益 (FY25)
1085億円
69.45%純利益 (FY25)
793億円
81.59%総資産
11065億円
4.80%自己資本比率
83.7%
—ROE
8.8%
3.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
マキタはプロユーザー向け電動工具・園芸用機器を製造販売する世界有数のグローバルサプライヤーである。売上高7,531億円のうち海外比率は83.1%に達し、欧州・北米・アジアを中心に自社の販売・サービス拠点を直接展開することで、他社には模倣困難なブランドと顧客信頼を構築している。主力製品は電動工具等(売上比率53.9%)、園芸用機器・家庭用機器(24.0%)、部品・修理・アクセサリー(22.1%)の3本柱で構成され、特に部品・修理分野は前期比6.6%増と安定成長を続けている。FY2025の業績は販売台数が実質1.5%減少したものの、輸送コスト低減と円安による原価率改善が利益を押し上げ、営業利益は前期比61.8%増の1,070億円(営業利益率14.2%)と目標水準の10%を大きく上回る水準に達した。中長期戦略として、バッテリ・モータ技術を核とした「40Vmax XGT」シリーズの拡充、充電式園芸用機器の第2の事業柱化、多極的な生産・調達体制の強化を推進している。北米での需要低迷や中国生産拠点への集中リスクなど課題は残るが、財務基盤は強固であり、営業利益率10%以上の安定維持を経営目標に掲げている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電動工具等53.9%、園芸用機器24.0%、部品・修理22.1%の3本柱で合計7,531億円の売上を構成している。
- 2顧客: プロユーザーを主要ターゲットとし、世界100カ国超に自社販売・サービス拠点を持ち直接供給している。
- 3価値提案: 40Vmaxリチウムイオンバッテリ「XGT」シリーズで高性能・コードレス化を実現し、迅速修理を含むアフターサービスで差別化している。
- 4コスト構造: 中国・江蘇省昆山市の大規模工場が生産の主軸を担い、高品質と低コストの両立を世界多拠点展開で実現している。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 海外売上比率83.1%に加え中国工場依存もあり、円高進行時や人民元高は売上と原価の双方向から収益を圧迫する可能性がある。
- 2経済・住宅市況への依存: 金利高止まりで北米売上が前期比10.4%減となったように、住宅着工件数と建設投資の低迷が業績に直結する構造リスクがある。
- 3中国生産拠点への集中: 江蘇省昆山市への大規模依存が続き、自然災害・地政学変化・関税引き上げが発生した場合の生産停止リスクが高い。
- 4中国系競合メーカーの台頭: 主要顧客が中国製工具をプロ向け自社ブランドで採用する動きが進めば、マキタのシェアと価格競争力に重大な打撃を与えうる。
Strengths · 強み
- 1自社販売網の直接展開: 世界各地に自社拠点を持ち、部品在庫と迅速修理サービスを提供する体制は他社が短期間では複製できない競争優位である。
- 2バッテリ・モータ技術の蓄積: 40Vmaxプラットフォームで230種超の充電式製品を展開し、プラットフォーム共通化による開発効率と顧客の囲い込みを実現している。
- 3ブランドと信頼のプレミアム: プロユーザーから高い支持を得るマキタブランドにより、価格競争を回避しつつ世界市場でトップシェアを維持している。
- 4部品・修理事業の安定収益: 前期比6.6%増の1,668億円規模のアフターサービス事業が景気変動の影響を緩和するストック性収益として機能している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1XGTシリーズ拡充: 40Vmaxリチウムイオンバッテリプラットフォームの製品ラインを継続拡大し、コードレス化市場でのトップシェア維持・獲得を目指している。
- 2第2事業柱の育成: 充電式園芸用機器・清掃関連機器を次世代の収益柱と位置付け、製品開発と市場開拓への経営資源を集中投下している。
- 3多極的生産・調達体制の構築: 特定国・サプライヤーへの過度な依存を排除するため、生産拠点と調達先の分散化を継続的に推進している。
- 4GHG実質ゼロ目標: 2040年度までに自社事業活動のGHG排出量を実質ゼロにする目標を掲げ、充電式製品拡販と再エネ設備投資を両輪で進めている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前期比61.8%増の1,070億円、営業利益率14.2%へ大幅回復し、輸送コスト低減と3.8%円安が主な改善要因となった。
実質ベース(為替除き)の売上は1.5%減、販売台数も1.5%減と需要は弱含みで、北米は金利高と競争激化により前期比10.4%の大幅減収となった。
欧州は在庫調整後の受注回復と円安効果により前期比4.3%増の3,718億円と堅調で、全社業績を下支えする地域となった。
世界最大刃径415mmの充電式マルノコや充電式インパクトレンチなど高性能新製品を投入し、XGTシリーズのラインアップを継続的に拡充した。
02
業績推移
売上高
7,531億円▲1.6%FY25
営業利益
1,070億円▲61.8%FY25
純利益
793億円▲81.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4906 | 4926 | 6083 | 7393 | 7647 | 7414 | 7531 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 917 | 282 | 662 | 1070 |
| 経常利益 | 799 | 660 | 872 | 925 | 239 | 640 | 1085 |
| 純利益 | 558 | 477 | 620 | 648 | 117 | 437 | 793 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 6803 | 6746 | 8129 | 10075 | 10994 | 10558 | 11065 |
| 純資産 (自己資本) | 5727 | 5713 | 6579 | 7463 | 7692 | 8682 | 9260 |
| 自己資本比率 (%) | 84.2 | 84.7 | 80.9 | 74.1 | 70.0 | 82.2 | 83.7 |
| 現金及び預金 | 1465 | 1434 | 1486 | 711 | 1627 | 1966 | 2533 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 232 | 573 | 645 | ▲1037 | 444 | 2371 | 1299 |
| 投資CF | ▲153 | ▲305 | ▲429 | ▲279 | ▲377 | ▲256 | ▲379 |
| 財務CF | ▲82.3 | ▲229 | ▲230 | 526 | 810 | ▲1913 | ▲335 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
294.90
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.8%
自己資本利益率
ROA
7.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
17,641人
単体
3,431人
平均年齢
39.9歳
平均勤続
16.5年
単体 平均年収
695万円
連結従業員数 推移
FY21
18,624
FY22
20,233
FY23
18,804
FY24
17,669
FY25
17,641
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
130.00円+63
配当性向
79.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
63
FY21
79
FY22
82
FY23
31
FY24
67
FY25
130
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。